2023-01-01から1年間の記事一覧

ラディコン RS 2018

SasaサシャのRossoロッソ(赤)ということでRSと名付けられたこのワイン。メルローを主体として、ピニョーロを混醸して造られている。2014年(ファーストヴィンテージ)は痩せたブドウの年であったため、メルローのマセレーションを短めにして、渋みの強いピニョ…

鈍色幻視行(恩田陸)★★☆☆☆ 10/10読了

謎と秘密を乗せて、今、長い航海が始まる。 撮影中の事故により三たび映像化が頓挫した“呪われた”小説『夜果つるところ』と、その著者・飯合梓の謎を追う小説家の蕗谷梢は、関係者が一堂に会するクルーズ旅行に夫・雅春とともに参加した。船上では、映画監督…

うどん陣営の受難(津村記久子)★★★☆☆ 10/9読了

四年ごとに開かれる会社の代表選挙。一回目の投票は票が散らばったため、上位二名による決選投票が行われることになった。現体制は手堅い保守層から支持を集め、二番手につく候補は吸収合併した会社のプロパー社員のリストラ等過激なスローガンを掲げる。接…

パナソニック スリム冷凍冷蔵庫 NR-C374C(右開き)

今の冷蔵庫も随分長く使っており(15年以上?)、妻からは買い替えたほうがいいんじゃないかと言われていた。ただ、駄目になっているわけではないので、そのままズルズル使っていた。 そんな折での横浜エコ家電応援キャンペーンとかながわペイである。ダブル…

ヴィッラ パピアーノ ストラーダ コルニオーロ トレッビアーノ

ストラーダ コルニオーロは、海抜480mの粘土質の砂岩土壌で栽培されたトレッビアーノのブドウから造られる白ワインです。1960年に植えられ、2010年に改装された畑の面積は約6.6ヘクタールです。ワインの発酵はセメントタンクで細粕の上で8ヶ月間行われます。…

カミッロ ドナーティ ピッコロ リベッレ フリッツァンテ 2018

”反抗的な”、”逆らった”を意味するリベッレという名のロゼフリッツァンテ。酷暑の年の割合が数十年前に比べて異様に高く、ただでさえ糖分の上がりやすいバルベーラは潜在アルコール度数で15%(場合によってはほぼ17%まで…)を超えることもざら。酵母は活動を…

バドミントン合宿(2日目)

朝は早く目が覚めてしまったので、港の周りを散歩。釣りをしている人が結構いた。朝食を食べて(鯵の干物が美味しかった)、宿を辞してから、また体育館へ行って練習。この日は真鶴中学校のグラウンドで地域の運動会が行われていた コーチが帰ってしまい、日…

シャトー ド トゥーレット 17 デ モワンヌ ブラン NV

南仏リュベロンのシャトー周辺の自社畑100%。各品種を別々に醸造し、1つのタンクに入れてアッサンブラージュ。2017ヴィンテージを中心に周辺の複数ヴィンテージを加えていったソレラシステムなので、この価格でも非常に複雑な味わいになっている。 透明感の…

バドミントン合宿(1日目)

去年は日曜日のみ日帰りで参加したが、今年は土曜日から泊まりで参加した。去年は有志が参加する非公式の合宿だったが、今年は正式な合宿として開催した。その割には参加人数が少なく、泊まりで参加が7人、土曜日のみの参加がコーチだけだった。Mさんは今…

レヴァンヴィヴァン ベリー A 発光体 2022

22年のベリーAもデラウェア同様納品数が少なく、品質のグレードが少し下がるものを多めに購入しました。想像していた以上に色付きや糖度が難しいブドウだった為、今回は少し淡い色の発光体に仕上げようと仕込み始めました。見た目は淡い仕上がりになりました…

ルンバ j7+

もちろんルンバのことは前から知っていたが、ずっと懐疑的に思っていた(高いし)。ところが、たまたま比較的安価で1ヶ月レンタルできることを知り、とりあえずレンタルしてみた。 和室のところに少し段差があるのだが、それは乗り越えてくれたし、割と小刻…

小日向でお茶を(中島京子)★★★☆☆ 10/3読了

人気直木賞作家 中島京子初・グルメ、旅、自身の身の回りや体調の変化などについて、ユーモラスに語ったエッセイ集。 雑誌「ゆうゆう」に5年にわたり、2018年から連載された「羊のところへはもどれない」に加筆し、時系列に1冊にまとめた。 今年発売されたエ…

ヴァル ドッカ プロセッコ エクストラ ドライ ブルー ミレジマート

ブルーボトルの洗練されたデザインで世界中で愛されている「ヴァルドッカ」のDOCプロセッコです。生き生きとした豊かな泡立ちと、林檎や梨のアロマ、白いフローラルなブケが楽しめます。口当たりのよさと、アフターの穏やかな酸味は、ワイン入門者からエキス…

ドメーヌ・ラゴ ジヴリ プルミエ・クリュ ラ・グラン・ベルジュ 2017

栽培・醸造 標高255~290m、東向きの畑。除草剤不使用、栽培は低農薬(リュット・レゾネ)。15~18日間、32°Cで発酵。醸しは5~6日間。228ℓのフランス製樫樽(新樽比率40%)で12か月間熟成後、更に3ヶ月間タンクで熟成。無清澄、軽くろ過後に瓶詰め。香り、…

もっと悪い妻(桐野夏生)★★☆☆☆ 9/23読了

男たちの身勝手さを、一行で打ち砕く桐野文学の極北! 夫公認のもと、元恋人と自由な時間を過ごす妻を描いた表題作「もっと悪い妻」など、計六作の短編を収録。 すごい勢いで書いてるなと思ったら、これは大分力を抜いて書いてますね。図書館本なので、文句は…

Attivo

ブルータスのグルマン温故知新で知って以来、いつか行きたいと思っていた。 平日の方が賑わっているのかなと思われる界隈で、土曜日の18時だと周りにほとんど人がいない。 シェフの坂川光平さんは、装丁家の坂川栄治さんのご子息である。その話を少ししたら…

falo+(ピュウファロ)

来年、虎ノ門ヒルズステーションタワー内にfaloが新店舗「falo+(ピュウファロ)」をオープンするに際して、ビジネスタワー内の虎ノ門横丁で5日間限定のポップアップストアを開いた。当初行くつもりはなかったのだが、ディナーに虎ノ門のレストランを予約し…

シス・カンパニー公演『いつぞやは』@シアタートラム

かつて一緒に活動していた劇団仲間のところに、一人の男が訪ねてきた。 故郷に帰る前に顔を見にやって来たというのだが、淡々と語り出した彼の近況は……。 第67回岸田國士戯曲賞受賞で注目度が高まる加藤拓也が紡ぐ緻密な会話劇。 新世代をリードする劇作家・…

シャトー・ド・トゥーレット 17デ・モワンヌ・ブラン

南仏リュベロンのシャトー周辺の自社畑100%。各品種を別々に醸造し、1つのタンクに入れてアッサンブラージュ。2017ヴィンテージを中心に周辺の複数ヴィンテージを加えていったソレラシステムなので、この価格でも非常に複雑な味わいになっている。 透明感の…

墨のゆらめき(三浦しをん)★★★☆☆ 9/22読了

本作は新潮社(書籍)とAmazonのオーディブル(朗読)の共同企画で、全篇の朗読が先行して配信された後、書籍が刊行される、というものです。 数多くの作品が映画化、アニメ化、舞台化されている三浦しをんさんがこの共同企画のために書下ろした長篇小説とな…

講談放浪記(神田伯山)★★★☆☆ 9/16読了

伯山が名作講談の舞台となった場所を訪ねて、 講談の持つ物語としての魅力を紹介します。 また、他芸能・他ジャンルの城ともいうべき場所を訪ねて、 講談という芸能の未来について再考しています。 現場に行っての論考だからこその臨場感が迫ってきます。 落…

ベッレンダ フラテッリ コスモ プロセッコ ロゼ エクストラ ドライ

輝くような淡いピンク色で泡はシルキー。チェリーやラズベリー、野イチゴなどの豊かな果実味にさわやかな酸が感じられます。しっかりとした骨格があり、調和のとれたエレガントなワインです。プレス後、短時間のスキンコンタクト、18~20度でアルコール発酵…

ヴァルテル マットーニ コセ コセ 2019

ほんのりガス感を感じる自然な口当たりの素朴な赤ワインです。 まるで濃いめのぶどうジュースです。 夕飯は、出掛けた妻に買ってきてもらったブルディガラのパンとハム。 ワインはワイン見聞録で購入。サンジョベーゼなんだけど、アルコール度数15%でしっか…

ストラーダ コルニオーロ トレッビアーノ ヴィッラ パピアーノ 2018

ストラーダ コルニオーロは、海抜480mの粘土質の砂岩土壌で栽培されたトレッビアーノのブドウから造られる白ワインです。1960年に植えられ、2010年に改装された畑の面積は約6.6ヘクタールです。ワインの発酵はセメントタンクで細粕の上で8ヶ月間行われます。…

冬のUFO・夏の怪獣【新版】(クリハラタカシ)★★★★☆ 9/4読了

もしボクが神サマなら、この本を持っている人を先に救う。 ヨシタケシンスケ NHK「あさイチ」で絵本作家のヨシタケシンスケさんが、 大好きなおすすめの本として紹介したマンガが、 装いもあらたに【新版】となり新発売! 2015年に刊行した『冬のUFO・夏の怪…

ファビュラス ファッラ モンテプルチアーノ ダブルッツォ 2019

フランス軍の前に突如現れた年配の紳士が、樫の木を火柱に変え兵士を蹴散らしたという物語の一幕をラベルに起用しました。モンテプルチアーノを主体にフードルで発酵後、アンフォラと木樽で熟成しました。カシス色の外観、プルーンの香り、冷涼感と優しいタ…

本屋で待つ(佐藤友則・島田潤一郎)★★★☆☆ 9/2読了

町の人たちがなんでも相談にくる広島の山間の本屋「ウィー東城店」。地域の小売店の可能性と、そこで成長する若者たちの姿を描く。 広島の本屋「ウィー東城店」の佐藤友則さんの話を夏葉社の島田潤一郎さんがまとめたもの。赤字だった本屋を立て直そうとする…

東京芸術劇場 Presents 木ノ下歌舞伎『勧進帳』 @シアターイースト

キノカブ版『勧進帳』、満を持して、初の東京公演! 2010年初演、2016年に再創作され、フランス・パリ公演でも好評を博した、キノカブ版『勧進帳』。 義経一行の関所越えを描いた忠義の物語を大胆に再構築し、既成概念を打ち破った快作が、2023年、ついに初…

Sail the Ship Vineyard Mr. Feelgood 2021

全品種混醸。ホールバンチプレス(全房圧搾)。大樽(450L)を含む古樽にて発酵、熟成。現段階では、抜栓直後はやや閉じていますが、20分ほど経つと香りが開きます。熟したみかんやカリン、パイナップル、ライム、パッションフルーツなど、奥行きのある香…

アステロイド・シティ ★★★☆☆ ブルク13

時は1955年、アメリカ南西部に位置する砂漠の街、アステロイド・シティ。隕石が落下してできた巨大なクレーターが最大の観光名所であるこの街に、科学賞の栄誉に輝いた5人の天才的な子供たちとその家族が招待される。子供たちに母親が亡くなったことを伝えら…