2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

麦ソーダの東京絵日記(久住昌之)★★★☆☆ 9/29読了

『孤独のグルメ』原作者・久住昌之による最新食エッセイが発売! 吉祥寺、下北沢、渋谷、新宿etc.さまざまな街で、ドラマのミニコーナー「ふらっとQUSUMI」でもおなじみの麦ソーダ (ビール)を飲み、飯を食い、人生に思いを馳せる。東京の街と食と酒を綴った大…

ヒトコブラクダ層ぜっと(上・下)(万城目学)★★★☆☆ 9/28読了

貴金属泥棒で大金を手にした三つ子の前に、ライオンを連れた謎の女が現れたとき、彼らの運命は急転する。わけもわからず向かわされた砂漠の地で、三つ子が目撃する驚愕の超展開とは!? 稀代のストーリーテラー・万城目学が挑む、面白さ全部載せの物語。アクシ…

falo(ディナー)

出会いがあれば別れもある。ソムリエールの鶴間さんが9月28日でfaloを卒業するということで、私が鶴間さんにfaloでワインを注いでもらうのはこの日が最後になる。16:30の入店で、先客も結構多かった。 突き出しは海老のピュレとレンコン。海老のピュレが…

ダウ90000 第2回本公演「旅館じゃないんだからさ」@ユーロライブ

ダウ90000になってから9月でちょうど1年が経とうとしています。演劇公演は2回目で、まさかユーロライブでできると思っていなかったので本当に嬉しいです。演劇公演を2回やるまでにコントライブを7回もやってしまいました。尺以外の違いをあんまりわかってい…

ドメーヌ・サンランヌ コート・ド・ガスコーニュ・オーバス 2018

このワインを造っているのは、ボルドー地方から南東へ 120キロほど下ったガスコーニュ地区にある、[ドメーヌ・サン・ランヌ]という家族経営のワイナリー。 ガスコーニュ地区特有のブドウ品種であるコロンバールを主体に、肉感的な果実味が魅力のグロ・マンサ…

カンティーナ・デルシニョーレ ラ・グラツィア・コスタ・デッラ・セージア 2019

約3億年前に噴出したマグマにより形成されたスーパーボルカーノ火山性土壌。そこから生まれる個性豊かなロゼワイン。 やや濃いめのオレンジがかったピンク色。メロンの様な粘性のあるほんのり甘やかな香りに、鉱物のニュアンスと潮のミネラルが融合。杏や野…

シャトー ラ バロンヌ・コルビエール レ シュマン ド トラヴェルス 2015

カリニャン(樹齢50年)、サンソー、ムールヴェードル。開放型木樽で全房発酵。足で踏んで破砕野生酵母のみ。酸化防止剤完全無添加。シャトー・ラ・バロンヌ」の畑は森に囲まれた荒地で 自然と共存している。 地中海式気候と大西洋式気候の2つの影響を受ける…

ラガスカ・ヴィオニエ 2019

ラ・マンチャで代々ブドウ農家だったフェルナンデス家。4代目として誕生した兄ヘススと妹ルス。 実家のブドウでワインを造る夢を実現する為、兄は経営学を、妹は醸造学とブドウ栽培を徹底的に学び、自然派ワイン造りへの情熱を膨らます。そんな兄妹のワイン…

ヴァンサン・トリコ レ・ミラン 2018

ガメィにピノ・ノワールをブレンド。淡いピンクパープル色から、ホワイトペッパーや梅紫蘇が香ります。瑞々しいアタック、細かなタンニンと綺麗な酸が余韻で調和する素晴らしい仕上がり。 夕飯は久しぶりにスコップメンチカツ。まずまず美味しくできました。…

白鳥とコウモリ(東野圭吾)★★★☆☆ 9/16読了

遺体で発見された善良な弁護士。 一人の男が殺害を自供し事件は解決――のはずだった。 「すべて、私がやりました。すべての事件の犯人は私です」 2017年東京、1984年愛知を繋ぐ、ある男の"告白"、その絶望――そして希望。 「罪と罰の問題はとても難しくて、簡…

わたしの好きな季語(川上弘美)★★★★☆ 9/13読了

96の季語から広がる、懐かしくて不思議で、ときに切ない俳句的日常。 俳人でもある著者による初めての「季語」にまつわるエッセー集。散歩道で出会った椿事、庭木に集う鳥や虫の生態、旬の食材でやる晩酌の楽しみ、ほろ苦い人づきあいの思い出、ちょっとホラ…

カーブドッチ ファンピー 2020

【ワイナリーからのコメント】 食用ぶどうの可能性を探求すること、そして楽しくてハッピーな味わいを目指しているのがファンピーです。東北地方のデラウェアをベースに少量のナイアガラとソーヴィニョンブランをブレンドして造りました。2019ファンピー白が…

福鼓樓(ランチ)

上大岡での映画だったのでランチはこちらへ。FBで、限定の海鮮あんかけ炒飯セットを最近始めたのを知っていたので、残っていればいいなと思っていたところ、運良く残っていた。 大海老、モンゴウイカ、牡蠣、鮑、ムール貝、魚を、シラス、青のりの塩味スープ…

ドライブ・マイ・カー ★★★☆☆ TOHOシネマズ上大岡

村上春樹の短編小説を原作に描くヒューマンドラマ。妻を失い喪失感を抱えながら生きる主人公が、ある女性との出会いをきっかけに新たな一歩を踏み出す。『寝ても覚めても』などの濱口竜介が監督と脚本を手掛け、『きのう何食べた?』シリーズなどの西島秀俊が…

カミッロ・ドナーティ マルヴァジーア・ローザ 2018

現当主カミッロの祖父であるオルランドが、1930年に植えたブドウによる自家消費用から始まったワイン生産をカミッロが商業化。畑においては有機農法を実践。 ワイナリーでも伝統的な手法にこだわり、全てのブドウに対してマセレーションを行い、一切の温度管…

藝人春秋3 死ぬのは奴らだ(水道橋博士)★★★☆☆ 9/9読了

武井壮と寺門ジモンの芸能界最強の座を賭けた激闘、大阪の猛獣・やしきたかじんの思い出、生放送降板事件の原因となった黒幕の正体、石原慎太郎と三浦雄一郎をめぐるミステリーの謎解き、岡村靖幸との幸福な山登り、そして感涙必至のエピローグ。濃厚な人々…

ボルトルッソ・マルヴァジーア 2019

Bortolussoの土壌はMaranoの干潟のカルシウムを豊富に含み、海に近いため年間を通じてぶどうの樹は塩分を含んだ潮風(Scirocco)にさらされ続けます。熟練者により選別しながら手摘みで収穫、発酵・熟成は、厳密に温度管理されたステンレスタンクで行われます…

クロ・デ・グリヨン プリモ・サンソ 2019

ドメーヌの新酒的位置づけ。グルナッシュ、ブールブラン,サンソーの3品種をブレンド。深いオレンジルビーの外観からチャーミングなフランボワーズや紫蘇の香り 夕飯はミラノ風カツレツ。自分で夕飯を作るようになってからは色々な媒体からレシピを集めるよ…

俳句世がたり(小沢信男)★★★☆☆ 9/2読了

祭りに相撲、友人の死、敗戦の記憶、大震災──。浮き世に出逢うさまざまな出来事を、武玉川から虚子、子規、万太郎、あるいは漱石や荷風など、古今の俳句をつうじて描く。笑いを織り込み権力を撃つ練達の筆に、私たちの生きる近年の世相が鮮やかに浮かぶ。俳…