2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

楽園のカンヴァス(原田マハ)★★★☆☆ 4/27読了

ニューヨーク近代美術館の学芸員ティム・ブラウンは、スイスの大邸宅でありえない絵を目にしていた。MoMAが所蔵する、素朴派の巨匠アンリ・ルソーの大作『夢』。その名作とほぼ同じ構図、同じタッチの作が目の前にある。持ち主の大富豪は、真贋を正しく判定…

イ ジュスティ エ ザンツァ ベルコーレ 2010

果実やバラなどの凝縮された香り、ボディーがあってたくましさを感じるけども、とても飲みやすくてバランスの取れた味わいです。8ヶ月間オーク樽で熟成後、 ボトルで6ヶ月寝かせて造られます。印象的なラベルはイタリアの偉大な建築家、空間デザイナーであ…

バールアリメンターリ ダニエラ(ランチ)

小田急線のホームが地下になってから初めての下北沢。ホームが狭いところがあって、警備員が何人も立っている。新しいホームなんだから、最初からホームドアを付ければいいのにな。地上に出るまでも大分遠くなった。 芝居の開演時間が遅めなので、13時頃にダ…

サスペンデッズ第13回公演『エレノア』@駅前劇場

2012年4月兵庫県立ピッコロ劇団オフシアターに書き下ろした作品を早船自身の演出で上演します!! 作・演出:早船聡 キャスト:佐野陽一、佐藤銀平、伊藤総、野々村のん、ともさと衣、山下真琴、一色凉太 会場:駅前劇場 日程:2013年4月26日(金)〜5月3日…

レ・ヴィニュロン・ド・オート・ブルゴーニュ・クレマン・ド・ブルゴーニュ・キュヴェ・シャルドネ

シャンパーニュのAOCに境界を接するブルゴーニュ・シャンテオン地区で、組合員36人により、36haの葡萄畑を所有する超小規模な協同組合「レ・ヴィニュロン・ド・オート・ブルゴーニュ」!! この組合はまだ歴史は浅いのですが、品質において最高レベルのクレ…

ドメーヌ・ギィ・ヴァック・アルザス・リースリング・トラディション 2009

0.42ha、粘度砂岩質土壌の樹齢約40年のヴィエイユ・ヴィーニュ。 フードル(大樽)で9ヶ月間熟成。残糖3.3g/Lの本格辛口リースリング。 透明感のあるレモンイエロー!熟したオレンジや白い花、リンゴ、洋梨などの柑橘系の香りと、しなやかな果実味に融合した引…

チェルフィッチュ新作『地面と床』公開リハーサル

KAATでは「つくる劇場」として国内外の劇場・カンパニーと共に同時代性のある作品の創造・紹介を行っています。中でも、国内外で高く評価される演劇カンパニー・チェルフィッチュとは、オープニングシリーズ以来、共同制作を通じ演劇の新たな地平を切り開く…

A&Pヴィレーヌ・ブルゴーニュ・コート・シャロネーズ・ルージュ・フォーチュン 2010

ワイン・ファンであれば一度は飲んでみたい憧れのワイン 「ロマネ・コンティ」。わずかな生産量、そしてとてつもない 価格なので、なかなか口にする事ができないワインです。 そんな時にはこのワインです。ロマネ・コンティを生み出す ドメーヌ・ド・ラ・ロ…

ロータリ・タレント ブリュット リゼルヴァ 2005

黄金に輝く麦藁色。ホワイトチョコレート、フルーツの砂糖漬の香り。酵母由来の胡桃やドライフルーツのニュアンス。複雑な味わいが口に広がり、バランス良い。きめ細やかな泡が持続。 トスカニーにて購入。本間チョースケの本からのチョイス。香りは甘いんだ…

ガット張り替え

日曜日の練習の時にガットが切れた。少し前から切れそうだなと思っていたので、まあ、予想通りである。前回の張り替えが去年の5月なので、約1年もったのか。というわけで、ウエムブレーで前回と全く同じ条件(「BG66マキシマ」22ポンド)で張り替えた。つ…

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年(村上春樹)★★★★☆ 4/17読了

良いニュースと悪いニュースがある。多崎つくるにとって駅をつくることは、心を世界につなぎとめておくための営みだった。あるポイントまでは…。 他の作品に比べてそれほど長い訳ではないのだが、今までの村上作品のエッセンスがかなり詰まった内容となって…

チェルフィッチュ新作『地面と床』公開リハーサル

KAATでは「つくる劇場」として国内外の劇場・カンパニーと共に同時代性のある作品の創造・紹介を行っています。中でも、国内外で高く評価される演劇カンパニー・チェルフィッチュとは、オープニングシリーズ以来、共同制作を通じ演劇の新たな地平を切り開く…

deco(ランチ)

東横線の渋谷駅が地下に潜ってから初めての渋谷。異様に分かりにくいし、パルコ方面がかなり遠くなってしまった。 開店直後に一番乗りで入店。カウンターに普通に座れたが、テーブル席はほとんど予約だったようだ。 ランチは通常、前菜(2種類から選択)、…

パルコ劇場40周年記念公演「趣味の部屋」

名優・中井貴一と4人の曲者俳優たちががっぷり組んで、サスペンスコメディに挑戦! この5人を迎え撃つのは、映像界において『相棒』『リーガル・ハイ』など次々と良作を生み出し、押しも押されぬヒットメーカーとして活躍、また舞台でも白井晃と組んで『幻蝶…

シュヴロ・ブルゴーニュ・ルージュ 2010

マランジュに本拠地を置く家族経営の小さなドメーヌ「シュヴロ」。現在3代目のパブロと、弟のヴァンサンが率いており、 ブルゴーニュ自然派若手の筆頭株として注目されている 造り手です。 パブロの奥さんが日本人と言う事もあり、日本人ならではの細やかな…

マルゲーヌ・ブリュット・プルミエ

シャンパンの旨さのキーポイントとして熟成感が挙げられて おりますが、その熟成感の基となるリザーブワインを50%も 使用し、しかも7つものヴィンテージがブレンドされているとい うこだわりの逸品、マルゲーヌのブリュット・プルミエ・クリュが楽天最安値…

青山円劇カウンシル♯6 〜breath〜 『いやむしろわすれて草』

忘れな草という草があって、 私を忘れないでほしいという草だときいた、 だけど忘れてもいいよと思うときもあって、 むしろ忘れてくれた方が気が楽だ、と思っているときもある。 私のことなんか忘れてくれた方が気が楽だと、そう思いながら。 涙も出ない人た…

『村上春樹を知りたい。』

4月12日に待望の新刊『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』が発売される村上春樹。 世代や国境を超え読まれる氏の作品を、初学者向けに読み解く入門ムックの決定版が本書です。 インタビューには氏の研究書を数多く発表している評論家・加藤典洋氏や…

うづまき管だより(光森裕樹)★★★☆☆ 4/6読了

歌人 光森裕樹の2010年〜2012年の短歌を128首収めた第二歌集。 短歌総合誌や文芸誌などに発表した連作12篇と、新たに書き下ろした連作2篇を収録。 『鈴を産むひばり』に比べると、さらに意欲的な作品が増えたね。電子書籍としてのみ発売されているのも特徴だ…

入学式

今日は娘の中学の入学式だった。最近荒れた天気が多かったが、晴れて良かった。 入学祝いは横浜にオープンしたばかりのピエール・マルコリーニのチョコ。高いけど、さすがに美味しかった。

クリスチャン・ヴニエ・シュヴェルニー・ブラン“レ・ペリエール” 2011

◇ムニュ・ピノのすっきり感と旨みが魅力の“レ・ペリエール”。 柑橘系の香りが爽やかで、キリットした酸味がベースを支えます。 少し時間が経つとレモンからリンゴに似た甘い風味を感じて頂けます。 きめ細やかなミネラルが口いっぱいになって、より一層の旨…

七つの会議(池井戸潤)★★★☆☆ 4/4読了

トップセールスマンだったエリート課長・坂戸を“パワハラ”で社内委員会に訴えたのは、歳上の万年係長・八角だった―。いったい、坂戸と八角の間に何があったのか?パワハラ委員会での裁定、そして役員会が下した不可解な人事。急転する事態収束のため、役員会…

清須会議(三谷幸喜)★★★☆☆ 3/30読了

信長亡きあとの清須城を舞台に、柴田勝家、羽紫秀吉、丹羽長秀、池田恒興ら武将たちと、お市、寧、松姫ら女たちの、歴史を動かす心理戦が始まった…。 三谷幸喜が好みそうな題材で、これを小説にしたかったのもよく分かる。 思っていたよりも面白かった。清須…

残り全部バケーション(伊坂幸太郎)★★★☆☆ 3/28読了

人生、まだ、続いていくから。裏稼業コンビ「溝口」と「岡田」をめぐる全五章。 伊坂幸太郎があまり好きではない私にしてはまずまず楽しめた。 中でも、父親から虐待されている小学生男子を救う「ターミネーター作戦」(本当は「タキオン作戦」)が良かった…