2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧
アロマティックな香りと、美しいピンクの色調が、バラを思わせる華やかなロゼ。繊細なアタックから、フレッシュな酸と果実味を感じ、ほどよい渋みへと続く。この華やかさはパーティーの盛り上げ役にうってつけ。 キタザワにて購入。もう何度か飲んでいるが、…
老舗映画会社に新卒入社した“平成元年組"六人の男女が、とある地方の映画館で再会する。今はそれぞれの道を歩む同期の彼らが、思い出の映画を鑑賞しながら二十五年前に起きた“フィルムリレー"に思いを馳せる。フィルムはデジタルに、劇場はシネコンに……四半…
「ガルガンゴ」はアンジョリーノの長男フランチェスコが、何年か前から実験的に造っていたのですが、ようやく商品としてリリースされました。ガルガーネガのフリッザンテ。その名も「ガルガンゴ」。 湘南ワインセラーにて購入。微発砲のワイン。コルクではな…
「夜は短し歩けよ乙女」などで知られる作家・森見登美彦の小説を映画化したアニメーション。小学生の少年が、海のない街に突如現れたペンギンの謎を解こうと奮闘する。主人公の声をドラマシリーズ「バイプレイヤーズ」などの北香那、彼が慕う女性を蒼井優が…
「ペンギン・ハイウェイ」を観た後に家族で訪問。 私は最初は生ビール。妻は紹興酒のソーダ割り。ちょっと飲ませてもらったが、微妙な感じだった。料理の最初は鮮魚のカルパッチョ。カルパッチョというよりは、刺身の盛り合わせのようだった。ボリュームがあ…
翻訳家の日常、翻訳の裏側。迫りくる締切地獄で七転八倒しながらも、言葉とパチンコと競馬に真摯に向き合い、200冊を超える訳書を生んだ翻訳の巨人。知られざる生態と翻訳哲学が明かされる、おもしろうてやがていとしきエッセイ集。 EQに掲載されたものもあ…
わたしたちの「ち」ハイバイ主宰の岩井秀人の家族をモデルにした自伝的作品。 祖母の認知症をきっかけに再集合した家族が、過去の関係を清算しきれず、さらに大爆発する様子をハイバイらしい「ちょっとウンチついたくらいの『人間くささ』」で描ききったスー…
観劇後に神保町をブラブラしてからこちらのお店へ。存在を知って以来、いつか行きたいと思っていた。場所は神田なのだが、繁華街からは随分離れたところにポツンとある(しかも地下)。 18時入店で、カウンターの右端に案内された。カウンターは広めで、中央…
キタザワにて購入。本当はもっと暑いときに飲む用だったのだが、急に涼しくなってしまった。それでも、キリキリッとした酸の中にほのかに甘みも感じられて、さすがジョセフ・ロティという感じだった。
グリューバーは、1814年より農業を営み、1950年代 に本格的にブドウ栽培とワイン醸造をスタートさせた家族経営のワイナリーで、2001年より長男エワルドがワイン醸造責任者として引き継いだ後、妹マリアと弟クリスチャンが参画し、現在は3人の力を集結させ、…
「世界を代表する5人の自由人のための賞…?」胡散臭いものだが、パリへの旅費と一週間の滞在費を支給してくれるらしい。飛行機が嫌いで、外国人が怖い海馬五郎も、一週間は妻とのセックスを休めるというので、その誘いにのった。これが悪夢の旅になったのであ…
ダ・フォース 上(ドン・ウィンズロウ)8/9読了 麻薬や銃による犯罪を取り締まるマンハッタン・ノース特捜部、通称“ダ・フォース”。ニューヨーク市警3万8千人の中でも最もタフで最も優秀で最も悪辣な警官たちを率いるデニー・マローンは市民のヒーローであり…
ワイン用としては不適とされるアメリカ系葡萄「ラブルスカ」種ですが、敢えてその常識に挑戦。lit! lit!! lit up!!!(軽やかな飲み口!で夜明けまで!!飲んじゃえ!!!)そんな気持ちで醸された自然な喉の乾きを癒す(vin de soif)ワイン。 華やかな香りをもつキ…
アルザス南部の雄ユベール・アルトマン。ブランド名にもなっている「シャトー・ドルシュヴィール」は、11世紀にローマ法王も滞在した歴史的なシャトーで、1854年よりアルトマン家が所有しています。 1986年にワイン造りを継承したユベールは、除草剤や殺虫剤…
ぼく、おしっこちょっぴりもれたろう。おしっこをするまえかしたあとに、ちょっぴりもれちゃうから、いつもお母さんにおこられる。でも、いいじゃないか。ちょっぴりなんだから。 さすがヨシタケシンスケ。目の付けどころが素晴らしい。最後のお母さんの表情…
SO2無添加、澱がビン底に沈殿していて、ナチュラルな味わいが見るからに想像できます! 熟したリンゴの蜜っぽさと、フレッシュなミネラル感たっぷりな凝縮した果実味。ほんのりナッツのニュアンスもあります。鶏肉など白いお肉の前菜、卵を使った料理に良く…
鮮やかな色と果実味、上品さを兼ね備えたカタルーニャ地方の在来の注目品種から造る、キリッとした酸味を持つ心地よいスペインの『カヴァ』! ドザージュは8.5g/l。トレパットは、フィロキセラ禍以降消滅し始めたカタルーニャ地方の在来品種で、鮮やかな色と…
パリ十区のこぢんまりしたアパルトマンで悲劇が起きた。子守りと家事を任された“ヌヌ”であるルイーズが、若き夫婦、ミリアムとポールの幼い長女と長男を殺したのだ。そしてルイーズも後を追うように自殺を図り―。子どもたちになつかれ、料理も掃除も手を抜か…