神よ憐れみたまえ(小池真理子)★★★☆☆ 5/18読了

わたしの人生は何度も塗り変えられた。いくつもの死と性とともに──。
昭和38年11月、三井三池炭鉱の爆発と国鉄の事故が同じ日に発生し、「魔の土曜日」と言われた夜、12歳の黒沢百々子は何者かに両親を惨殺された。
母ゆずりの美貌で、音楽家をめざしていたが、事件が行く手に重く立ちはだかる。
黒く歪んだ悪夢、移ろいゆく歳月のなかで運命の歯車が交錯し、動き出す……。
著者畢生の書下ろし長篇小説。

もしかすると小池真理子を読むのは初めてかもしれない。ミステリータッチで始まるが、犯人が誰かは読者は分かっているので、ミステリーという訳ではない。結局は主人公である百々子の一生を描いたものだった。文章はきれいだし、物語的にも読ませるんだけど、ちょっと長いかな。

レストラン アルティザン(ランチ)

妻の誕生日のお祝いにこちらのお店へ。3,4回目くらいかと思ったら、まだ2度目だった。前回は2018年なので4年振り。ロティスリーの方は結構行ってるんだけどね。
最初はロゼのスパークリング。そして突き出し3種。これがどれも美味しかった。

メニューはプリフィクスで前菜とメインを選ぶ。まず前菜は私が鮮魚のカルパッチョ、娘が男のオニオングラタンスープ、妻がホワイトアスパラガスと生ハムのパイ包み、オランデーズソース。カルパッチョはチーズが結構効いている。オニオングラタンスープはオーソドックスな感じ。ホワイトアスパラガスがなかなかのインパクトだった。以前よりも選べる料理が増えているのが嬉しかった(プラス料金の料理も多いけど)。

メインは私が魚のパイ包みショロンソース(+550円)、娘がマグレ鴨と季節フルーツのロースト オレンジのソース、妻がステックアッシュ(フランス風ハンバーグとフレンチフライ)。魚のパイ包みは結構ボリュームがあったね。前菜もメインもみんなの料理を食べたけど、全部美味しかった。

そして妻には誕生日プレート。男気プリン、サンマルク、マドレーヌにメロンが乗っている豪華版。結構な量だが、妻はほぼ1人で食べてしまった。

私と娘のデザートは季節のフルーツのクレープフランベ。これはテーブルの近くにワゴンを持ってきて、目の前でフランベしてくれる。娘とだったのでラム酒は控えめにしたが、本当はたっぷり入れてほしかった。

最後はコーヒー。ワインは前菜のときにグラスの白ワインを1杯。メインのときに赤ワインを2杯飲んだ。割と広いお店は満席になっていた。人気がありますね。美味しかったし、お腹いっぱいになった。また家族で行きたいね。

マリー・チボー ペティアン・ラ・ルー・キ・トゥルヌ 2019

「時の流れは早い」というキュヴェ名で自社ブドウとAOCアゼルリドーの買いブドウをステンレスタンクで2ヶ月発酵、糖が残った状態で瓶詰め、10ヶ月瓶内発酵・熟成し翌年9月にデゴルジュマンしました。活力あるプチプチとした細かい泡、グレープフルーツや黄キウイ、イースト香、シャープな酸にピールのほろ苦さ、喉越し良くバランスのよいシャープな辛口でアフターも切れ味が良い印象です。 (インポーター資料より)

夕飯はそら豆のフリット、ピーマンのフリット、それとちくわの磯辺揚げ。たこ焼きのときの青のりが残っているのでやってみた。初めて作ったけど、ちくわって揚げるとボワーって膨らむんだね。そら豆のフリットのタネはペコリーノチーズと小麦粉と水。このタネが余ったのでピーマンも揚げてみた。
ワインはFikaで購入したこちら。決まったお店で買っているとワインがマンネリになるので、新しいお店を開拓した。ちょっとお値段高めだけど、ここは割と個性的なワインが揃っている。このワインは苦味が心地よかったね。


VOTANO WINE 洗馬 メルロー 2019

坪田満博さんは50歳を過ぎてから脱サラして・・・ココ・ファームに飛び込みブルースさん(10Rワイナリー)やタカヒコさん(ドメーヌ・タカヒコ)の元でブドウ作り&ワイン造りを学び、2007年から委託醸造で自ブランドのVOTANO VINEYARDワインを作り始め、2012年から自社設備でVOTANO WINEの醸造を開始しました。

紫がかったガーネット色、甘いカラメル&スミレ香と完熟した味が広がります。酸とやや強いタンニン、後から果実の甘さが追いかけてきます。さらに瓶熟でまろやかさと力強さが時間の経過とともに期待十分です。

夕飯は、にんにくサイコロステーキ、すりおろし玉ねぎ入りのサニーレタスのゴマサラダ、それと残った油淋鶏用のネギだれを再利用したトマトサラダ。サイコロステーキは翌日を気にせずに、にんにくがっつりで食べたら美味しかった。
ワインはAlcoholic Armadilloで購入した日本のメルロー。しっかりタンニンもあって美味しかったんだけど、もうちょっと香りがあればよかったな。


カ マイオル キアレット 2018

バルベーラ、サンジョヴェーゼ、マルツェミーノ、グロッペッロ。ステンレスタンクにて熟成。数あるイタリア産ロゼワインの中でもキアレット・デル・ガルダのフルーツ感とデリケートなアロマは突出しています。昔の文献に”One Night Wine”と書かれているように、4品種のスキンコンタクトは1昼夜のみ行われます。ガルダ湖周辺の豊かな土壌から来るエレガントで白いアーモンドを伴う円熟味のあるニュアンス。イチゴや春の花々を思わせるリッチな香り。優れたストラクチャーを持ちうま味豊か。淡水魚、マッシュルームや鶏肉の料理、またピッツァにも相性が良い。

夕飯は油淋鶏と常備菜として作っておいた鶏ひき肉の野菜そぼろの残り、それとCiseのパン。油淋鶏は以前に作って、カラッと揚がらずに失敗したことがあったので、今回はしっかり揚げた。「鶏ひき肉の野菜そぼろ」はインスタで知ったレシピで、ここ2ヶ月くらい、具材を微妙に変えてしつこく何回も作っている。妻の弁当の具にちょうどいいんだよな。
ワインはトスカニーで購入したロゼ。まずまず美味しかった。


米澤屋書店(米澤穂信)★★★☆☆ 5/5読了

米澤さんが20年にわたって、様々な媒体に書きためてきた書評やお勧め本、対談を一冊にまとめました。
「思うさまに大好きなミステリをお勧めしたい」という米澤さんの強い思いから、特別書き下ろし読書エッセイ「私の好きなミステリ」(120枚!)&オリジナルコメンタリー(180枚!)収録。
米澤穂信ファン、ミステリファン、これからミステリ作家を目指す未来の書き手必携の一冊。

著者のミステリ愛が溢れている本でした。紹介の仕方が上手いのでどの本も読みたくなってしまって困った。何とかいくつかに絞ってピックアップしたので、それらをいつか読むのが楽しみだ。

アルフォンス・メロ サンセール・ブラン レゼルス 2017

「サンセール」で最も古い歴史のあるドメーヌ。サンセール中心の丘に葡萄畑を所有し、土壌別に個性の異なるキュ ヴェをリリースしている。主要ワイン評価誌からは「DRC」や「イケム」と並ぶ最高評価を獲得。
サンセールでは通常 65hl/ha まで収穫が可能だが、 彼等は 20hl/ha にまで削減。一方で植樹率は 1ha あたり 8000ー12,000 本に増やした。多い区画では 20,000 本まで密植している。 また 1999 年からはビオディナミ農法を導入。現在畑 では化学肥料等は一切使わずに銅と硫黄のみで対応している。
サンセールの丘にある南東向き区画で冷涼な区画。ワインは繊細さが特徴的。平均樹齢45年。シレックス土壌。トロンコニック型木樽及び600L木樽で発酵。10ヶ月澱引きせずに木樽で熟成。その後ステンレスタンクにて6ヶ月熟成。
輝きのあるイエロー。グレープフルーツ、リンゴ、洋ナシ、メロン、若草、ミント などの豊かな香り。円やかな酸と豊富なミネラル感。 骨格がしっかりとあり川魚のローストやサーモンのムニエル、シェーブルチーズとよくあいます。

夕飯は、そら豆と海老のキッシュ風グラタン。まあまあ上手くできた。それとヴァーネルのパン。クラストがパリパリどころではなく、バリバリに固い。でも中はもっちりしている。レーズンパンの方もレーズンがびっしりで美味しかった。
ワインはワイン見聞録で購入したちょっといいやつ。これはいいですね。実に上品で美味しかった。