2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧
省エネをモットーとする折木奉太郎は“古典部”部員・千反田えるの頼みで、地元の祭事「生き雛まつり」へ参加する。十二単をまとった「生き雛」が町を練り歩くという祭りだが、連絡の手違いで開催が危ぶまれる事態に。千反田の機転で祭事は無事に執り行われた…
図書館的人生、第四巻は意識の中の魔物、「感情、衝動、思い出」についての短篇集。 誰かの何気ない一言で湧き上がってきた感情。 突然、心の中に火花のように現れては消えていく衝動。 見知らぬ人の芳香や懐かしい音楽が、否応なしに引きずり出す思い出。 …
葡萄酒蔵ゆはらにて購入。もう何度か飲んでいるが、最初は自然派のひねこびた香りと味が気になるのだが、結局飲み進めると気にならなくなる。こういうワインも美味しいんだよな。
「素直に楽しめるワインだと思います。熟れたリンゴや洋ナシが豊かに香ります。酸味がしっかりとあって、果実のバランスがとてもいい」とテイスターのソムリエ陣も高評価。ワインジャーナリストの宮嶋氏は「ローマ時代に栽培されていたベッローネから造るワ…
ヘッドハンターとして実績を積む小穂の下に、かつて自分を追い出した父の会社が経営危機との情報が入る。小穂が打った起死回生の一手とは? ストーリーがご都合主義的なところがあるんだけど、総じて楽しく読みました。ラストは、人物表に載っていない人が犯…
真夜中、解体されゆく家へ入りこんだわたしに、女たちの失われた時がやってくる。三月の死、愛おしい生のきらめき、ほんとうの名前、めぐりあう記憶。人生のエピファニーを鮮やかに掬いあげる著者の最高傑作。 4編の短編集で、うち2編は既読だった。最初の…
今度のこうの史代は 4コマ漫画×現代版「鳥獣人物戯画」! うさぎの家族と周囲の動物たちの日常風景を、ユーモアをたっぷり交えて描いた4コマ漫画。 個性豊かな動物たちは、いつまでも眺めていたいほどチャーミングです。 このキャラクターは、国宝「鳥獣人物…
あらすじ 年老いた母親の見舞いから帰って来た中年の男兄弟。病室にいた老紳士は母の恋人なのだろうか。一方、つくらない約束だった赤ん坊を授かってしまったかもしれない夫婦。命は誰のものか。時間だけは平等に、粛々と進んでいく。オリジナルキャストによ…
芝居が11時からだったので、珍しく観劇後にランチ。faloは2周年でディアログは5周年である。周年コースをランチで頂けないかと訊いてみたのだが、残念ながらダメだった。というわけで、通常のランチコースの前菜2品コース。 まずはグラスのクレマン。前菜…
旨安の帝王、ジャン・クロード・マスが手掛ける泡モノです。 このワインはRWGが誇る大人気企画、「旨安ワイン大特集」の2016年スパークリングワイン編で旨安大賞を獲得したもの! 南のワインですが、酸がきちんと効いているので全体的にキリッとしています。…
ワイン・ファンであれば一度は飲んでみたい憧れのワイン 「ロマネ・コンティ」。わずかな生産量、そしてとてつもない 価格なので、なかなか口にする事ができないワインです。 そんな時にはこのワインです。ロマネ・コンティを生み出す ドメーヌ・ド・ラ・ロ…
忘れかけていた子どもの頃の思い出を、あざやかに甦らせる傑作短篇集。小学校の帰りに毎日行っていた赤い樽のある喫茶店。わたしはそこでお客の老小説家から「タタン」と名付けられた。「それはほんとう? それとも噓?」常連客の大人たちとの、おかしくてあた…
去年に引き続き、今年も周年ディナーにお邪魔した。3回転するようで、私は19時〜19時半入店の第2陣。席につくと、右隣の人たちは第1陣のようで、何皿目かの料理を食べていた。左隣の人たちは私と同じ第2陣のようで、まだ何も食べていない。 グラスのスプ…
会社を潰すのはヘッドハンターか!? 父が創業したアウトドア用品メーカーに勤める鹿子小穂(かのこ・さほ)は、創業者一族ということもあり、若くして本部長、取締役となった。しかし父がヘッドハンターを介して招聘した大槻(おおつき)と意見が合わず、取締役会…
従来の重くて窮屈なゴム引きの雨具とは一線を画す、シンプルながらも機能性と優れた質感の素材、そして落ち着いた色合いで様々なファッションとコーディネイトしやすいコレクションで揃えたこと。雨のに日つきまとう憂鬱なイメージを一新してくれるファッシ…
発酵の前のブドウからもスモーキーなニュアンスがあるというシャンボールミジニーの1erクリュ、レ・シャルム。 まだややクローズ気味。グルゼイユやカシスなど赤黒織り交じった果実の香りが上がります。アタックは男性的でほんのりとスパイシーながら中盤か…
なぜ日本に俳句が誕生したのか。言葉以前の心の思いをどう言葉にのせるのか。芭蕉、子規、谷川俊太郎、大岡信、楸邨。俳句論の決定版 主体の転換の話や、俳句は気持ちを集中させて作るものではなく、ぽーっとした状態、放心状態でこそ生まれるものなのだ、な…
劇団から松井周の一人ユニットへと「変態」したサンプル、再始動 現代の「家族」「死」のあり方を問う現代版“楢山節考” 現代〜近未来版楢山節考。 生演奏により、語られていく物語。 閉ざされた地域に暮らす一つの家族。貧困家庭の六十五歳を過ぎた人間は、…
ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』刊行150周年記念出版! 高山宏の新訳と佐々木マキの描き下ろしイラストで贈る、日本語版『不思議の国のアリス』の金字塔! オール2色刷り! 今まできちんと読んだことがなくて、ちゃんと読んでみたいと思っていたところ…
ジロ・デ・イタリアを見たくて、DAZNに加入した(無料期間だけのつもりだが)。今年のジロは何とイスラエルスタート。砂漠の中を走っている。サイクルロードレースの映像で初めてラクダを見た。Apple TVがあるので、テレビでも見られるのはいいね。
アルベレッロ仕立ての古樹と、新しく植樹した若いプリミティーヴォから造られます。畑は粘土質の石灰質土壌。手摘みで収穫、約2週間マセラシオン。ステンレスタンクで12ヶ月間以上熟成後、6ヶ月の瓶熟成。プラムやチェリー、スモモなどの成熟した果実やタイ…
フリウリ=ヴェネツィア・ジュリアを代表する白葡萄品種3種をブレンドした贅沢な味わいです。 ソーヴィニヨン60%,ヴィトフスカ20%,マルヴァジア20% 葡萄酒蔵ゆはらにて購入。買ってから1年くらい大事にとっておいたジダリッヒ。ラディコンに似ているが、ラデ…
キタザワにて購入。グロフィエはどんどん高くなっちゃって、パスグラとかACブルくらいしか飲めなくなってしまった。パスグラでもグロフィエらしいエレガントさはあるのだが、もうちょっと上のも飲んでみたくなっちゃったなあ。
彼の師匠の名前、オヴィーディオを冠しております。 ボナルダとクロアティーナ、同一品種でただ単に呼び名が違うだけなのですが、パルマのあたりでは、ボナルダと呼ぶ時は甘口の微発泡を、クロアティーナと呼ぶ時は辛口のワインを指すのだそうですつい最近カ…