2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧
グレイスワインの人のブログで知ったお店。店内は広くてゴージャスな感じ。客は3分の1くらいの入りで一段上がった一角に集められている。 ランチメニューは色々あるのだが、せっかくなので料理長おすすめコース(サラダ、黒毛和牛ステーキ、ご飯・味噌汁、…
どうして「世界」は向き合ってくれないの? 俺達は悪党だと言っておるではないか! うぶではないし、迷ってなんかおりません! 作・演出:土田英生 出演:水沼 健 奥村泰彦 尾方宣久 金替康博 土田英生 会場:赤坂RED/THEATER 他 前回の『少しはみ出て殴られ…
【リアルワインガイド33号】89〜90点 今はほんの少し還元的で香りもやや閉じ気味の状態。ただし美しい果実香は分かる。口に含むと果実味は豊かだが決して09年的な甘すぎさはなく、酸がビシッと液体と味わいを引き締めている。またここにきてワインに複…
白ワインの醸造コンサルタントとして名高いボルドー大学のドゥニ・デュブルデュー氏の協力の元で造られたプレステージキュヴェ、南仏を代表するシュール・ダルクのクレマン・トック・エ・クロシェ・リミテッド・エディションが入荷してきました。 このスパー…
妻と娘が実家に帰っていたので一人ディナー。最初は桜木町のIに行こうとしたのだが予約でいっぱいで入れず。まあ、そういうこともあるよなと思いながら、Cに行くと何と貸し切り。これは想定外だった。というわけで結局浮内へ。 生ビールとおでんの盛り合わ…
ラミー賞にもノミネート経験を持ち、デビューから一貫して変わらないポップ性と、底抜けにハッピーでギャグ満載の世界観にアメリカだけではなく世界中で不動の人気を誇るバンドとなったボウリング・フォー・スープ。過去のパーティー・アンセムやヒット曲が…
漫画から絵本そして純文学―時代と世代、性別をこえてつながる新しい読書のかたち。 書評を読ませるのも芸のうちだと思うが、その点では長嶋有は芸達者だったな。自分のことに引きつけて書くのが上手いね。個人的には『ぎゅわんぶらあ自己中心派』(片山まさ…
北鎌倉で降りて、途中のお寺の桜を見ながら鶴ヶ岡八幡宮へ。横入りして、本殿から参道へ逆コースを歩きながら桜を愛でる。その後小町通りをひやかしてからマンナへ。といっても、時間があったので、鎌倉駅から結局歩いてしまった。 一番乗りで入店して、奥の…
“S”のブレンドのほとんどはシャルドネ2010が占め、そのほかはヴィオニエ2011が少しブレンドされています。 この選別にいたるまで1996年から長い年月をかけ、素晴らしい品質だけでなく、とりわけ生産地のアイデンティティーを感じることが出来るワインを生産…
2012年4月兵庫県立ピッコロ劇団オフシアターに書き下ろした作品を早船自身の演出で上演します!! 作・演出:早船聡 キャスト:佐野陽一、佐藤銀平、伊藤総、野々村のん、ともさと衣、山下真琴、一色凉太 会場:駅前劇場 日程:2013年4月26日(金)〜5月3日…
1890 年創業以来、代々家族で経営を行なっている生産者。ロンバルディア州の南にあるオルトレポ パヴェーゼのサン ダミアーノ アル コッレに位置します。この地は標高300〜400mほどの東西に延びた小高い丘陵地帯にあります。十分な日照量と昼夜の寒暖差が大…
『中国嫁日記』の月(ゆえ)さんが通う日本語学校にはユニークなキャラがいっぱい。そんな彼らがぶち当たる日本語にまつわるおかしな体験。 意外とネットで見たものが載っていたのが残念だった。もっと単行本オリジナルなものが読みたかった。ただ、娘は面白が…
今日は娘の小学校の卒業式だった。「楽しかった運動会」「運動会!」みたいにみんなで6年間を振り返るというのは我々の頃もあったが、今はその合間に歌を挟むのが新しい。しかも、もちろん「仰げば尊し」などは歌わず、もう少し違う歌を歌っていた。 ちょっ…
近年脚光を浴びはじめ、一部のワイン通の間で密かに人気が出てきた家族経営のドメーヌ「トロ・ボー」。 ショレ・レ・ボーヌに本拠地を置き、アロース・コルトンやボーヌに多く畑を持ち、グランクリュにおいては100ケース前後のコルトン・シャルルマーニュな…
このワインを造るのは、Laugel(ロージェル)。 1889年にミシェル・ロージェル氏により設立されたアルザスのネゴシアンです。 現在は、同じくアルザスのネゴシアンであるアーサー・メッツと統合し、安定したワインを供給。 設立時からアルザス・グランクリュ…
警察職員二十六万人、それぞれに持ち場があります。刑事など一握り。大半は光の当たらない縁の下の仕事です。神の手は持っていない。それでも誇りは持っている。一人ひとりが日々矜持をもって職務を果たさねば、こんなにも巨大な組織が回っていくはずがない…
三軒茶屋での観劇の際に一度行ってみたいと思っていた店。以前予約せずに行ったら予約で満席だったので、今回は予約した。12時ちょい過ぎの入店で一番乗り。こぢんまりとしたお洒落なお店だった。窓際の席で、ネコヤナギが活けてあった。 注文したのは2,800…
前回公演『Turning Point –分岐点-』から約1年、本公演『ひとよ』からは約1年半ぶりとなる、桑原裕子書き下ろしの長編最新作。 シアタートラムでは7回目の公演となります。 1年間様々な分野で活動し、力を蓄えてきたKAKUTAメンバーに加え、強力なベテランゲ…
もっともシンプルな伝統的ワインです。全く異なる栽培条件の畑のブレンドによって生まれ、安定した高いレベルのワインを造り続けることができます。滑らかさ、バランス、穏やかな酸と抑えたアルコールによって伝わる美しい甘みを表現しています。 トスカニー…
繊細な泡をもつ、フレッシュかつ繊細な状態で貯蔵、瓶内熟成18ヶ月。 「アトモスフェール」とは気圧の単位。気圧の高めのこのキュヴェの特徴をそのまま名前に。 その名のとおり、 繊細でしっかりとした泡と、小柄なシャンパーニュのような香り。 フレッシュ…
「ぼくは覚えている」というフレーズで始まる短い回想、1950年代アメリカ大衆文化の記憶、詩的で鮮烈なイメージが横溢する。美術家としても名高い異才の傑作メモワール。 恵文社一乗寺店・店長のブログで知った本。「私がこれまでに読んだすべての作品のなか…
社会に対して芸術のできる“働き”とは何か?現代演劇の旗手、チェルフィッチュの岡田利規が書き下ろす、演劇の根源的な幹を抱きながら、新しい場所に辿り着くための方法。 「よく分からない」とか「微妙だなあ」とか思いながらもチェルフィッチュの芝居は結構…
去年の12/8以来のダニエラ。12時半頃の入店で先客は二組。注文したのは今回も2,100円のメニューA。前回は前菜の盛り合わせにしたので、今回は鮮魚のカルパッチョ(ベニアコウダイ)。フォカッチャも付く。グラスの白も注文。 このベニアコウダイが身がプリプ…
ある毒婦の裁判に関わった、検事と弁護士と告訴人の男達。 彼らの記憶を通して、ふたたび浮かび上がる女の像。 男は女に迫ることができるのか。 そんな物語をノゾエ征爾哲学によって演出。 開演前には、三人芝居へのエールもこめて、 佐藤真弓、村上航、いけ…
色合いはご存じのとおり明るく、ロゼ?と思ってしまうほど。 ところがところが、ピノ・ノワールらしい骨格をはっきりと感じることができる優れもの。 まだベリー系まではいってません。ザクロです!!! 2杯目から酸味もグンと穏やかになり、果実味と絡み合い優…
ピュリニー・モンラッシェの畑のブドウを使用。清々しいレモンや洋ナシ、厚みのある南国系果実の香り。柔らかな完熟果実には樽のニュアンスがよく溶け込み、しっかりとした酸と豊富なミネラルが爽やかさを与えている。旨みも十分で、ACブルゴーニュを超えた…