2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

フェヴレ・ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2016

キタザワにて購入。何だか赤ワインを飲むのが久しぶりな気がする。暑いからと言って、泡だの白だのロゼだのばかり飲んでいたが、さすがに赤ワインも飲みたくなる。やっぱりブルゴーニュはしみじみ美味いね。フェヴレ ブルゴーニュ ピノ ノワール 2016 750ml …

福鼓樓(ディナー)

娘が合宿でいないので、妻と2人で福鼓樓へ。食べたいと思っていた北京ダックが入っている8月のコースを予約しておいた。 19時前の入店で我々が一番乗りだった。最初は生ビールで乾杯。 料理は、まず「前菜五種盛り合わせ」、そして「福鼓樓特製カルパッチ…

化物蝋燭(木内昇)★★★☆☆ 8/24読了

なにかが、近づいてくる。気配が次第に濃くなっていく。名手が江戸の市井を舞台に描く、切なくはかない七つの奇譚。 怪談なのかと思ったら、そういうわけでもなかった。幽霊は出てくるんだけど、幽霊は別に怖くない。この世の生身の人間の方がよほど恐ろしい…

バドミントン納涼会@串揚げ居酒屋 維心

恒例のバドミントン納涼会。今年は戸塚のこちらのお店へ。テーブル席は我々のみで、カウンターには他のお客さんが入っていた。S山さんは忙しくてなかなか練習には来られないのだが、飲み会幹事ということで納涼会にはやってきた。 例によって席はクジで決め…

カーサ・コステ・ピアーネ・プロセッコ・シュール・リー 2016

カーサ・コステ・ピアーネはヴァルドッビアーデネでフォッラドール家によって営まれるワイナリー。粘土質の急斜面の畑で栽培されているグレーラの樹齢は80年を超えています。圧倒的にシャルマー方式が多いプロセッコにあって、瓶内2次発酵を行い、澱の旨みを…

新聞記者 ★★★☆☆ シネマジャック&ベティ

「怪しい彼女」などで知られる韓国の演技派女優シム・ウンギョンと松坂桃李がダブル主演を務める社会派サスペンス。東京新聞記者・望月衣塑子の同名ベストセラーを原案に、若き新聞記者とエリート官僚の対峙と葛藤をオリジナルストーリーで描き出す。東都新…

私たち異者は(スティーヴン・ミルハウザー)★★★☆☆ 8/20読了

通りすがりの男がいきなり平手打ちを食わせてくる事件が続発する「平手打ち」。いつのまにか町に現われ、急速に拡大していく大型店舗をめぐる「The Next Thing」。空から謎の物体が到来する「大気圏外空間からの侵入」。“異者”となった私と二人の女性との奇…

mondo(ランチ)

妻と娘は妻の実家に帰り、私は久しぶりのmondoへ。大テーブルになってから1人で行くのは初めてだな。暑かったので最初はビール。生ではなく瓶ビールだった。それはいいのだが、500ml瓶は1人にはちょっと多かった。 突き出しは例によって「お野菜のスープと…

シャトー・レ・ヴァロンティーン ル・カプリース・ド・クレモンティーヌ・ロゼ 2018

フランスではスーパーマーケットのワイン売場でも白ワインよりロゼワインの棚がはるかに広くなるほど、誰もが日常的にロゼワインのある生活を楽しんでいます。しっかりとしたボリュームがありながらフレッシュ&フルーティな要素も兼ね備えたロゼは、肉料理…

むらさきのスカートの女(今村夏子)★★★☆☆ 8/13読了

近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性のことが、気になって仕方のない〈わたし〉は、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で働きだすように誘導し……。 前作の『父と私の桜尾通り商店街』はイマイチだったが、これは面白かった。芥…

ころべばいいのに(ヨシタケシンスケ)★★★☆☆ 8/12読了

発想えほん第4弾。きらいな人がいてもいいんじゃない!ヨシタケシンスケ流こころの処方箋。イヤな気持ちって、自分ではどうしようもないどしゃぶりの雨のようなもの。そんなときはね・・・! ネガティブ系な発想からスタートしている絵本。『思わず考えちゃう…

アバニコ・セレクション エテルヌム・ヴィティ・ロス・コルミリョス 2016

通常古樹と呼ばれる樹齢(40-50年以上)の約3倍を生き抜いた、1870年代に植樹されたプレ・フィロキセラの単一畑により、トロの真髄そのものを体現したトップキュヴェ。黒果実、アジア系スパイス、ミネラルがぎっしり詰まった香り。凝縮感の塊のような果実は…

ドメーヌ フィリップ・ジャノ・マランジェ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2017

樹齢80年。赤&黒ベリーにバラやブラックペッパーのニュアンスが感じられる。フルボディーのリッチなフレーバーとしっかりとした酸のバランスが良く、若いうちから楽しめるフィネスを重視してつくられたマランジェ。 これもFiradisでの試飲会で持ち帰ったワ…

クヴェアバッハ・エディション リースリング 2008

ヴィンケル村周辺のブドウを使用。海抜120mで南向き、土壌は粘土&黄土。熟成に由来するリースリングのエレガントな香りがありながらも、生き生きとした柑橘系果実のニュアンスも感じられる。口に含むと香り同様に上品な熟成感があり、一方でリンゴを思わせる…

ノースライト(横山秀夫)★★★★☆ 8/10読了

一級建築士の青瀬は、信濃追分へ車を走らせていた。望まれて設計した新築の家。施主の一家も、新しい自宅を前に、あんなに喜んでいたのに…。Y邸は無人だった。そこに越してきたはずの家族の姿はなく、電話機以外に家具もない。ただ一つ、浅間山を望むように…

サバルテス・カバ・ブリュット・レゼルバ

CAVAのレコルタン・マニュピュラン!通常のカバが9ヶ月以上熟成のところ、シャンパーニュと同じく15ヶ月以上熟成されるのがレゼルバです。サバルテスでは更に熟成期間が長いため細かな泡と複雑味がもたらされます。 通常のドサージュが8g/Lのところ特注で5.5…

思わず考えちゃう(ヨシタケシンスケ)★★☆☆☆ 8/9読了

電車で、カフェで、自分の家で。「ついつい考えすぎちゃう」ヨシタケ氏がスケッチと共に書きとめた、まじめーな事から、世にも下らぬ事まで。たとえば―。「仕事のピンチを乗り切るには?」「いわゆる男女の仲って、何?」「他人のストローの袋が気になる」「孤…

みらいめがね それでは息がつまるので(荻上チキ、ヨシタケシンスケ)★★★☆☆ 8/6読了

みらいめがねは世界の見方を広げるツールです。日常と、世の中から、呪いを解いていこうじゃないか。至極の二人がお届けする、新感覚エッセイ。 荻上チキの文章を読んだのは初めて。なんかあんまり印象に残らないな。ヨシタケシンスケのイラストは良かった。…

我らが少女A(高村薫)★★★★☆ 8/3読了

一人の少女がいた―合田雄一郎、痛恨の未解決事件。動き出す時間が世界の姿を変えていく。人びとの記憶の片々が織りなす物語の結晶。 久しぶりの高村薫。ちゃんと合田雄一郎が歳をとっている。一人の女性の殺害事件を機に12年前の未解決の老女の死亡事件がま…

ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ(ディナー)

自分の誕生日ディナーには、久しぶりにブッパへ。中目黒に着くと、商店街ではお祭りをやっていた。この日がお祭りだと分かっていなかった。初めて見たけど、結構本格的に踊ってたね。 最初は地ビールにしてみた。突き出しはいつものグラタン。これが熱いのは…

天気の子 ★★★☆☆ TOHOシネマズ上大岡

「君の名は。」が歴史的な大ヒットを記録した新海誠監督が、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄されながらも自らの生き方を選択しようとする少年少女の姿を描いた長編アニメーション。離島から家出し、東京にやって来た高校生の帆高。生活はすぐに困…

ドメーヌ・フィリップ・ヴァンデル・クレマン・デュ・ジュラ・ブリュット NV

世界的に著名なワイン評論家ヒュー・ジョンソンが「この地域のトップ生産者」と評するフィリップ・ヴァンデルによるクレマン・デュ・ジュラ!恐竜が生息していた約2億年前の「ジュラ紀(”ジュラシック・ワールド”の「ジュラ」です)」のもとになった地層を含…

ビビを見た!(大海 赫)★★★☆☆ 8/1読了

盲目の主人公ホタルに「7時間だけ見えるようにしてやろう」と言う声が聞こえた。ホタルの目が見えるようになると同時に、回りの人は光を失った。しかもホタルの住む町が正体不明の敵に襲われるとテレビ放送が始まった。人たちは町を脱出するための列車に乗り…