2019-01-01から1年間の記事一覧

総括

<本の四つ星(順番は読了順)>カササギ殺人事件 上下(アンソニー・ホロヴィッツ)★★★★☆ 2/20読了 続 横道世之介(吉田修一)★★★★☆ 5/23読了 夢見る帝国図書館(中島京子)★★★★☆ 7/13読了 我らが少女A(高村薫)★★★★☆ 8/3読了 ノースライト(横山秀夫)★★…

ドメーヌ・ド・ラ・ドゥナンテ・ブルゴーニュ・シャルドネ 2017

生産者はブルゴーニュ・マコネ地区最南端のサン・ヴェラン周辺に畑を所有する家族経営の小規模生産者『ドメーヌ・ド・ラ・ドゥナンテ』。その恵まれた日照でフルーツ感たっぷりに完熟したシャルドネで造られる、まさに万能・万人受けスタイル。みんなが素直…

おせち到着

午前中におせち到着。7年連続博多久松の「Akasaka」。かなり迷って、別のものしようかとも思ったのだが、結局これが一番色々な意味でバランスがいいんだよな。

フォラドーリ・ウンリトロ アンペレイア 2018

「アンペレイア」とは “ブドウの庭” を表し、古代ギリシャ語で、ブドウを意味するアンペロスからつけられました。独特のロゴは、紀元前8~4世紀頃、今のトスカーナを中心とする地域で独特な文化や言語を持っていた、エトルリア人のコインです。昔のワイン…

リアルワインガイド2020カレンダーavecあるあるBOX"petit" 年越し7本セット

毎年楽しみにしているカレンダー付きあるあるBOX。今年もチェックしていたのだが、なぜかメールが来る前に発売されていて、しかも気づいたら売り切れていた。悲しみに打ちひしがれていたが、もしやと思って2,3日後に再度サイトを見てみたら在庫が復活して…

ウィルトス福袋2種

<ブルゴーニュ2本2万円福袋>2本のうち1本はジョルジュ・ルーミエという宣伝文句に惹かれて買ったのだが、ルーミエは入っていなかった。当たりなら入っているという意味だったのかな。というわけで、中身は下記。アンリ・グージョ・ニュイ・サン・ジョ…

ボデガス・ロペス・モレナス・ヴィーニャ アデライダ カヴァ ブリュットNV

フレッシュな白桃や洋梨のような香り、時間と共にパイナップルやアップルミントなどのニュアンスも感じられます。 味わいには、しっかりと熟した果実のフレーバーが豊かに感じられ、瑞々しい酸とクリスピーなミネラル感が、バランス良く調和しています。 タ…

エレンシア・アルテス・ベヌフェト 2014

テッラ・アルタで最も樹齢が高い畑のひとつであるベヌフェトを中心に、樹齢90年以上の古樹のブドウのみで造られた上級キュヴェ。桃のコンポートや南国系果実のアロマティックな香りにスパイスや白い花のヒント。中心に向かってぎゅっと凝縮した味わいはしなや…

罪の轍(奥田英朗)★★★★☆ 12/26読了

昭和三十八年。北海道礼文島で暮らす漁師手伝いの青年、宇野寛治は、窃盗事件の捜査から逃れるために身ひとつで東京に向かう。東京に行きさえすれば、明るい未来が待っていると信じていたのだ。一方、警視庁捜査一課強行班係に所属する刑事・落合昌夫は、南…

クリスマスケーキ

今年のケーキは、家族協議の結果、コージーコーナーの『ゆめかわレインボーユニコーン』。なかなか美味しかったね。

ドゥラモット ブリュット NV

ドゥラモットは1760年創業のシャンパーニュ・メゾン。 創業者フランソワ・ドゥラモットの長男ニコラ・ルイはマルタ騎士団のシュヴァリエ(騎士)であり、1824年にアルトワ伯シャルル・フィリップが国王シャルル10世として即位した際には、商事裁判所長官とし…

二兎社公演43「私たちは何も知らない」@東京芸術劇場 シアターウエスト

平塚らいてうを中心とする「新しい女たち」の手で編集・執筆され、女性の覚醒を目指した『青鞜』は、創刊当初は世の中から歓迎され、らいてうは「スター」のような存在となる。しかし、彼女たちが家父長制的な家制度に反抗し、男性と対等の権利を主張するよ…

ルイ・シュニュ・ブルゴーニュ・ルージュ 2015

■丁寧な畑仕事からくる「丸いタンニン」 ■体にじんわりと染み込むようなピュアでクリーンなワイン こんな言葉がピッタリくる、エレガントでスタイリッシュなワインを生み出す造り手が「ルイ・シュニュ」です。今日、劇的に変わりつつあるブルゴーニュを象徴…

さよならの儀式(宮部みゆき)★★☆☆☆ 12/19読了

親子の救済、老人の覚醒、30年前の自分との出会い、仲良しロボットとの別れ、無差別殺傷事件の真相、別の人生の模索……淡く美しい希望が灯る。宮部みゆきの新境地、心ふるえる作品集。 宮部みゆきのSFを読みのは初めて。発想は面白くて、話も途中まで面白いも…

生命式(村田沙耶香)★★☆☆☆ 12/11読了

死んだ人間を食べる新たな葬式を描く表題作のほか、著者自身がセレクトした脳そのものを揺さぶる12篇。文学史上、最も危険な短編集 冒頭の「生命式」を昼食を食べながら読んで「うぇ~」ってなってしまった。それ以降も村田沙耶香らしい作品で、常識を揺さぶ…

シャトー・ド・ブレイザック・ボルドー・シュペリュール 2014

味わいは本家シャトー・スオウと共鳴するエレガントでクラシカルなボルドーワインのスタイル。実にしなやかで優しい、まさに「飲みやすい」という言葉を冠するにふさわしいワインです。赤ワインが得意でない方にでも、自信を持って「これなら飲みやすいから…

カツベン!@TOHOシネマズ上大岡 ★★★☆☆

「Shall we ダンス?」「それでもボクはやってない」の周防正行監督が、サイレント映画時代を舞台に一流活動弁士になることを夢見る青年を主人公にしたコメディドラマ。当時の人気職業であった活動弁士を夢見る俊太郎が流れ着いた小さな町の閑古鳥の鳴く映画…

バルディビエソ・ブリュットNV

みずみすしい青リンゴや梨の香りに、グレープフルーツの皮のような香りや、かすみ草のような繊細な花の香りアクセントを加えています。 泡立ちは細かく、辛口の味わいに、穏やかな酸味とシトラス系のフレーバー、余韻に仄かなグレープフルーツのような苦味が…

立川談春独演会@にぎわい座

立川こはる:一目上がり 立川談春:棒鱈仲入り立川談春:芝浜 29BYから歩いてにぎわい座へ。意外と近い。 にぎわい座は2016年5月以来で、談春は2010年の「前座噺の会」以来。ずいぶん間があいた。それにしても、今回よくチケット取れたな。しかも前の方の中…

29BY(ディナー)

にぎわい座での落語の前に妻と2人でこちらへ。 最初は「254IPA」と「デュッベル」。どちらもそれぞれの特長があって美味しかった。「塩こぶ野菜」はすぐに出てくるので、突き出し的に頼んでおくといいね。料理は続けて「揚ナスの明太子和え」と「馬刺し4種…

人間(又吉直樹)★★☆☆☆ 12/8読了

僕達は人間をやるのが下手だ。38歳の誕生日に届いた、ある騒動の報せ。何者かになろうとあがいた季節の果てで、かつての若者達を待ち受けていたものとは?初の長編小説にして代表作、誕生!! 最初は駄目だなと思い、途中から割といいかもと思ったのだが、最後…

falo(ディナー)

まずは、ミシュランのビブグルマン獲得おめでとうございます。まあ、私にとっては、とっくに三つ星ですけどね。 店への階段を降りていくと、日曜日の18時にしては席がかなり埋まっている。何事かと思ったら、団体のお客さんだったようだ。 泡を飲みながらメ…

小松台東『ツマガリク~ン』@三鷹市芸術文化センター 星のホール

作・演出 松本哲也出演 瓜生和成、今村裕次郎、松本哲也、佐藤 達(劇団桃唄309)、 山田百次(ホエイ/ 劇団野の上)、斉藤マッチュ、櫻井 竜、 荻野友里(青年団)、長尾純子、神崎亜子、廣川三憲(ナイロン100℃) 瓜生さんと今村さんの出ている芝居はよく…

ズラブ・トプリゼ・チュハヴェリ・ワン・マンス・マセレーション 2017

家族代々受け継がれてきた蔵元。ジョージアのワイン造りの伝統を復活させるべく、忘れ去られたジョージアの品種を用いて自然なワインの生産に取り組んでいます。 会社名であるIberieli(イベリエリ)はジョージア人の先祖にあたるコーカサスの民族のひとつで…

ドメーヌ・シャヴィ・シュエ・ブルゴーニュ・ルージュ・ラ・トープ 2015

ドメーヌ・シャヴィ・シュエはムルソーに構える家族経営のドメーヌです。ドメーヌはムルソーとピュリニー・モンラッシェの指折りの歴史ある2つの家族にて成り立ち、同コミューンを主に、サン・トーバン、ヴォルネイ、ポマールに合わせて13ヘクタールの畑を…

メインテーマは殺人(アンソニー・ホロヴィッツ)★★★☆☆ 12/3読了

自らの葬儀の手配をしたまさにその日、資産家の老婦人は絞殺された。彼女は、自分が殺されると知っていたのか?作家のわたし、ホロヴィッツはドラマの脚本執筆で知りあった元刑事ホーソーンから、この奇妙な事件を捜査する自分を本にしないかと誘われる…。自…

ワイン・コーリング@シネマリン ★★★☆☆

フランスのワイン界に革命を起こす! 注目の自然派ワインの生産者たちの真摯なワイン造りと 愛すべきライフスタイルを追ったドキュメンタリー近年、日本でも若者を中心に人気が高まっている自然派ワイン。有機栽培で育てたブドウで、添加物を使わずに作られ…

ジョージア、ワインが生まれたところ@シネマリン ★★★☆☆

世界無形文化遺産に登録された、伝統製法の希少なワイン造りを追う。 ワイン発祥の地ジョージアから最古にして最新の味わいをお届け!紀元前6000年に遡る世界最古のワイン醸造の起源を持つジョージア。2013年にユネスコ世界無形文化遺産に登録されたクヴェヴ…

カミーユ・エ・ローラン・シャレール・シャブリ 2017

昔懐かしいレモンドロップのような爽やかで甘い柑橘感に、ドライパイナップルを想わせる甘味がギュッと詰まったような香り。そこに、シャブリ特有のスモーキーな印象・・「これが火打石の香りか!」と思わず膝を打つような分かりやすい“シャブリらしさ”がし…

モンテカルヴィ・キャンティ・クラッシコ 2015

日本で最も知名度があり人気も高いイタリアワインを挙げるとしたら、キャンティ、バローロ、バルバレスコ3つが選ばれるのは間違いないでしょう。その中でも、チェーン展開するカジュアルイタリアンやスーパーの店頭にも必ず置かれているのが「キャンティ」「…