カツベン!@TOHOシネマズ上大岡 ★★★☆☆

Shall we ダンス?」「それでもボクはやってない」の周防正行監督が、サイレント映画時代を舞台に一流活動弁士になることを夢見る青年を主人公にしたコメディドラマ。当時の人気職業であった活動弁士を夢見る俊太郎が流れ着いた小さな町の閑古鳥の鳴く映画館・靑木館。隣町にあるライバル映画館に人材も取られ、客足もまばらな靑木館にいるのは、人使いの荒い館主夫婦、傲慢で自信過剰な弁士、酔っぱらってばかりの弁士、気難しい職人気質な映写技師とクセの強い人材ばかり。雑用ばかりを任される毎日を送る俊太郎の前に、幼なじみの初恋相手、大金を狙う泥棒、泥棒とニセ活動弁士を追う警察などが現れ、俊太郎はさまざまな騒動に巻き込まれていく。主人公・俊太郎役は、「スマホを落としただけなのに」「人間失格 太宰治と3人の女たち」など話題作に立て続けに出演し、本作が映画初主演となる成田凌。ヒロイン役を黒島結菜が演じるほか、永瀬正敏高良健吾井上真央音尾琢真竹野内豊ら周防組初参加のメンバー、竹中直人渡辺えり小日向文世ら周防組常連陣が顔をそろえる。
2019年製作/127分/G/日本

監督 周防正行
脚本 片島章三
出演者 成田凌黒島結菜永瀬正敏高良健吾音尾琢真徳井優田口浩正正名僕蔵、成河、森田甘路酒井美紀、シャーロット・ケイト・フォックス、上白石萌音城田優草刈民代山本耕史池松壮亮竹中直人渡辺えり井上真央小日向文世竹野内豊

期待していたんだけど、もうひとつだったかなあ。最初の方がちょっと退屈で、ドタバタし始めてから面白くなってきた。活動弁士の「ロ~マンス」っていう言い方が好きだった。ラストはなかなかいい終わり方だったね。