2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧
南東向きの日差しに恵まれた畑から収穫される完熟したブドウ。瑞々しい苺やラズベリー、さくらんぼなど甘酸っぱい果実のアロマをしっかりと蓄え、華やかで素直、じつにクラシックなピノ・ノワールの醍醐味が楽しめるワインとなりました。このブルゴーニュが…
イタリアを舞台にした前作『ブラック・スクリーム』から一転、ニューヨークに跳梁する殺人者との対決を描く本書は、『ボーン・コレクター』『ウォッチメイカー』の路線を引き継ぐ原点回帰の作品となりました。ダイヤへの妄執と婚約したカップルへの殺意を宣…
今回のお店は弘明寺。私が参加するようになってからは弘明寺でやるのは多分初めて。 2階が我々の貸し切りになっていた。今回いつもと違うのは「ミニ鏡割り」があったこと。店のサービスでそういうのがあるようだ。代表してコーチが鏡割りをした。料理は、白…
フレッシュな果実や青いハーブとともに、フィアーノらしいアカシアの蜜やほのかなナッツの香りが豊かに広がる。甘く優しい果実を溌剌とした酸が支え、土壌由来のミネラルがくっきりとした輪郭を描く緊張感のある味わいである。余韻は長く、ほろ苦さが心地よ…
大人気エッセイシリーズ、待望の3巻め! 頭くらくら、胸どきどき、腰がくがく、おどる言葉、はしる妄想、ゆがみだす世界は、なんだか愉快。 いっそうぼんやりとしかし軽やかに現実をはぐらかしていくキシモトさんの技の冴えを見よ! イラストは今回も、クラ…
一度死んだ村に、人を呼び戻す。それが「甦り課」の使命だ。人当たりがよく、さばけた新人、観山遊香。出世が望み。公務員らしい公務員、万願寺邦和。とにかく定時に退社。やる気の薄い課長、西野秀嗣。日々舞い込んでくる移住者たちのトラブルを、最終的に…
娘が寿司を食べたいということで、今年はこちらで。店名が変わる前から、私は何度も昼に来たことがあるが、食べ放題は初めて。一度やってみたいとは思っていた。 夜食べに来る人達は大体が食べ放題のようだった。茶碗蒸しが付いていて、最初に来る。 今月の…
「殺人の追憶」「グエムル 漢江の怪物」「スノーピアサー」の監督ポン・ジュノと主演ソン・ガンホが4度目のタッグを組み、2019年・第72回カンヌ国際映画祭で韓国映画初となるパルムドールを受賞した作品。キム一家は家族全員が失業中で、その日暮らしの貧し…
標高600mの畑で最も樹齢の高いカベルネ・フラン100%。標高の高い畑なので葡萄の成熟はゆっくりで色々な要素を持っている。収穫は9月後半から10月前半で区画毎に成熟度を見ながら行われる。セメントタンクで発酵後、大樽とセメントタンクの併用で12ヶ月。ボ…
人気歌人で、作家としても活躍している東直子のデビュー歌集。代表歌「廃村を告げる活字に桃の皮ふれればにじみゆくばかり 来て」ほか、シンプルな言葉ながら一筋縄ではいかない独特の世界観が広がる347首。小林恭二、穂村弘、高野公彦らによる単行本刊行時…
すぐそこにある未来は、こんな奇妙なものかもしれない。廃墟化した高層マンションの老人が消えるわけ、汎用型AIが人を超えた時に起こる異変、アグリビジネスがら逃れた種の行き先。『小さいおうち』『長いお別れ』の著者が贈る初の近未来小説。 宮部みゆきの…
和食のように「素材の新鮮さ・自然のままの美味しさ」を最大限生かそうとする料理には、きりっと辛口フルーティなこの『ミュスカデ』がとにかく絶対のおススメです。レモンやグレープフルーツ、ミントを想わせるフレッシュな果実味と豊かなミネラル分が、新…
三遊亭兼好:のめる 三遊亭しゅりけん:小粒 三遊亭兼好:粗忽の使者仲入りだるま食堂 三遊亭兼好:明烏 2時5分くらいに入場。モギリの人に「最初は前座さんですよね」と訊いたら、なんと今日は最初が師匠で次に前座さんなんですよと言われてしまった。た…
妻と2人で落語の前のランチ。本当は日の出ラーメンに行こうと思ったのだが、結構混んでいて2人並んで座れなさそうだったので、久しぶりにこちらへ。こちらも混んではいたのだが、なんとか入れた(1時15分くらいの入店)。 メランザーネと、牡蠣とパンチェ…
ワイン商社フィラディスがトップレストラン向けに販売するワインで堂々の年間販売数量1位を誇る超人気商品がこの『フアン・ヒル シルバー・ラベル』。世界的に有名なワイン評論家ロバート・パーカー氏が、この価格帯のワインとしてはあり得ない程の絶大な評…
レモンやフレッシュなリンゴのような爽やかな香りと、白い花のような華やかな香りも。口当たりは優しく、丸みを帯びた果実味と、洗練された酸味が綺麗に爽快に流れていきます。 ピュアな味わいの中にも奥行きがあり、最後まで美味しく楽しませてくれます。 …
こうして書棚の秘密は私とB、二人だけのものになった―ハリウッド俳優Bの泊まった部屋からは、決まって一冊の本が抜き取られていた。Bからの無言の合図を受け取る客室係…。“移動する”六篇の物語。 小川洋子らしい不思議な話が詰まった短編集。相変わらず子ど…
死んでしまいたい、と思うとき、そこに明確な理由はない。心は答え合わせなどできない。(『健やかな論理』)。家庭、仕事、夢、過去、現在、未来。どこに向かって立てば、生きることに対して後ろめたくなくいられるのだろう。(『流転』)。あなたが見下してバ…
ゲヴェルツトラミネールはドイツやフランスのアルザス地方で良く栽培されている品種です。 ワインの特徴はなんと言っても、ライチやバラの花のなど、その独特の香りです。 リュードヴァンでは2014年から葡萄を植え始め、2017、2018、2019年と少しずつ作付け…
ワイン専門誌リアルワインガイド最新29号にて、『ブルゴーニュ銘酒35本』の1本に選出されたジャック・カシューの特級エシェゾー。本当に手の届き易い価格になりました。エシェゾーの生産者として高い評価を受けているカシュー、はっきり言って破格です。 ジ…
ラディコンやグラヴナーらとともに醸し醗酵を白ワインの醸造にいち早く取り入れ、土地、葡萄の個性を深く引き出すワイン造りに取り組むラ・カステッラーダ。 2006年以来、絶大な人気を誇るリボッラ・ジャッラ。 充実したエネルギーを秘めつつ、静かで穏やか…
10ヘクタールを所有する、ラエルト・フレールは、土壌を知り、畑仕事に勤しみ、進化する醸造技術の中で成すべき事を見極めれば、あまり有名でない地でも、素晴らしいシャンパンを生み出す事が出来ることを証明している。 父ティエリーと、息子オーレリアン…
今年は少し早めに12時過ぎに妻の実家へ。おせちを始めとして、盛りだくさんのご馳走を頂いた。 15時半くらいに私の父親に車で迎えに来てもらい、私の実家へ。父親は車検前の2月で運転をやめるようだ。ということは、父親の運転する車に乗るのはこれが最後だ…