パラサイト@TOHOシネマズ上大岡 ★★★☆☆

殺人の追憶」「グエムル 漢江の怪物」「スノーピアサー」の監督ポン・ジュノと主演ソン・ガンホが4度目のタッグを組み、2019年・第72回カンヌ国際映画祭韓国映画初となるパルムドールを受賞した作品。キム一家は家族全員が失業中で、その日暮らしの貧しい生活を送っていた。そんなある日、長男ギウがIT企業のCEOであるパク氏の豪邸へ家庭教師の面接を受けに行くことに。そして妹ギジョンも、兄に続いて豪邸に足を踏み入れる。正反対の2つの家族の出会いは、想像を超える悲喜劇へと猛スピードで加速していく……。共演に「最後まで行く」のイ・ソンギュン、「後宮の秘密」のチョ・ヨジョン、「新感染 ファイナル・エクスプレス」のチェ・ウシク。

2019年製作/132分/PG12/韓国
原題:Parasite
配給:ビターズ・エンド

監督:ポン・ジュノ
脚本:ポン・ジュノ、ハン・ジヌォン
出演:ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム、イ・ジョンウン、チャン・ヘジン、他

色々な要素が詰め込まれていて、一言で感想を言うのが難しい映画だった。格差社会を描く社会派であり、ユーモアもあり、サスペンスでもあり、ホラーでもある。こうなるのかなという予想はどんどん裏切られていく。そういう意味では、たしかに「ネタバレ厳禁」だな。計画するからうまく行かない時にがっかりする。だから計画しなければいいというのは示唆的だった。