2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧
ひとたびアクセルを踏み込めば日常は冒険に変わる 旅のスリルと人生の滋味がたっぷり詰まったロードノベル作品集大型台風が迫る中、強面ヤンキーの運転するオンボロ軽トラで東京を目指す女性。 波乱だらけの強行軍を描いた表題作ほか全3編収録。 全部で3篇…
夕飯はジャーマンポテトと、タコとトマトとキュウリのマリネ。ジャーマンポテトには柚子胡椒を入れてあり、マリネにはナンプラーを入れてある。柚子胡椒ジャーマンポテトは初めて作ったけど、ピリッとして美味しいね。 ワインはワイン見聞録のセットのうちの…
柑橘やリンゴのような、チャーミングな香りがイキイキと広がり、味わいには、ドライなアタックの後、香り同様のチャーミングな果実味が広がります。 余韻に感じるほろ苦いニュアンスがメリハリを生み出している美味しさは、キリッと冷やして気軽に楽しみたい…
心が不思議に癒やされる。生活とは? 自分の時間とは? 生と死とは? ふっといろいろなことを考えさせる、静かで豊かな時間の物語です。 フジモトマサルの長編漫画『二週間の休暇』(2007年)を、愛蔵版のハードカバーとして新装復刊。巻末には、穂村弘氏による解…
たんたんと、時にシュールに、そして深くリアルに。20年目を迎えた、ライフワーク日記、最新刊! 川上弘美の本は近年は結構読んでるし、MONKEYの連載も読んでいたが、なぜか「東京日記」は今まで読んでいなかった。とても面白いし、装丁とイラストもいい。何…
思わずジャケ買い?でも、中身もかなりキュートな味わいなので、ハズレはなしです。 この生産者がグルナッシュから造る、ラ・パッション・グルナッシュはナチュラル系旨安ワインとしてご存知の方も多いはず。 これは、マカブーとユニブランから造られる泡モ…
演劇界の鬼才、タニノクロウが初めてKAATに書き下ろす最新作!横浜・野毛の飲食店街の、さまざまな人生や思いが交錯する街の風景を個性豊かな実力派俳優と、神奈川県民を中心とした街の人たちで体現します。 2000年に庭劇団ペニノを旗揚げ以降、全作品の…
「私は確かにその二人を知っていた。もっとも、私はその二人の顔も名前も知らない。」恩田陸の新境地となる、“事実に基づく物語”。 事実に基づく二人の女性の話のパート、それを書こうとしている著者自身のパートと、さらにもう1つ、2人の女性の話を舞台化…
摘みたてのフランボワーズやベリー、チェリーにグレナデンの香り、上品なアタックに口いっぱいに拡がるエキスとやさしいタンニン。 夕飯はキャベツと豚肉の焼きサラダ。キャベツをガッツリ食べられるのがいい。ただ、豚肉がちょっと固くなっちゃうんだよな。…
輝きを帯びた、桃の花を思わせる上品なピンク色。キイチゴやフサスグリ等、森の小さな果実や花畑の香りにクロロフィルや酸味の強いリンゴに似たフレッシュで軽快な香りが続きます。同時にシナモンやチョウジ、ヴァニラといったスパイシーさを微かに感じます…
カラブリアの土着品種、ガリオッポ100%で造るフレッシュでフルーティなワイン。ピノネロにも似たイチゴのチャーミングなアロマ。喉越しがとてもよく、食事と一緒にどんどん楽しめます。現地カラブリアで、夏には桃を入れたカラフェに注いで楽しまれています…
謎を愛し論理を貴ぶ読者の方々は、ここまでの文章を読んで事件の真相に辿り着いたでしょうか。解決に導くための手掛かりは、紙上の名探偵たち同様、皆様にも既に手渡されています。冷静な観察と論理的思考を駆使すれば犯人を、そして小説の向こう側にいる作…
夕飯は宅配ピザ。なぜかLサイズが50%オフだったのでLサイズ。でも生地が薄いから食べられちゃう。 ワインはワイン見聞録で買った12本セットのうちの1本。ヴェルジェは種類がたくさんあって、過去にも随分飲んでいる。安い割に厚みもあって、安定して美味し…
りんごや柑橘系の爽やかな香りの中から、蜂蜜のような甘い香りや、ナッツのような香ばしい香りも感じられます。 元気な泡立ちで爽快さ倍増!ジューシーな風味が持続します。しっかりとした酸味がスッキリ感を与えてくれて、非常にバランスの取れた上質なCA…
28回目の結婚記念日。家族でのレストランはもうちょっと先かな。バドミントン練習の帰りに近所のケーキ屋で買ったケーキでお祝い。
2ヶ月ぶりのfalo。再開を心待ちにしていた。まあ、そういう人たちは大勢いたようで、16:00入店で既にかなりの席が埋まっていた。最初にロゼ泡を頂いて、突き出しは豆のスープ。 最初の料理は、白いとうもろこしの冷やっこ。faloの定番ですね。間違いのない…
脚本、演出:一宮周平(PANCETTA) 出演:佐藤竜、新行内啓太、一宮周平 音楽、ピアノ:加藤亜祐美Set List prologue High tone Three wise monkeys Mismatch Ano アしクサ epilogue 幸いなことに先週に引き続き、最前列で観られた。「声」をテーマにした短…
ローレンス・ブロックの〈マット・スカダー・シリーズ〉をはじめ、2002年度「このミス」第1位のボストン・テラン『神は銃弾』、エルモア・レナード、トム・ロブ・スミス、ドン・ウィンズロウなど、ミステリーを中心に200冊近い訳書を刊行してきた名翻訳家が…
フランスの星つきレストランの多くが、仰々しくこのドメーヌの名をワインリストに刻むほど、今や「シャサーニュ・モンラッシェ最高峰」の座に君臨するラモネ。 ドメーヌ設立の1920年代から元詰めを実現し、これが30年代米国に紹介され「世界最高峰の白ワイン…
たとえば、物語の中で少女が食べる「甘パン」。あるいは、殺し屋が飲む一杯の「珈琲」。小説、エッセイ、日記……と、作品に登場する様々な「食」を、二人の作家はあらゆる角度から食べ、味わい、読み尽くす。その言葉が届くとき、あなたの読書体験は、眼前の…