2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ラ メゾン ロマネ オロンシオ マルサネ レ ロンジュロワ ルージュ 2018

ラ・レビュー・ド・ヴァン・フランスの記者として働いていた「オロンス・デ・ベレール」。ワイン造りを夢見てボーヌ醸造学校に通い始めてしまいました。醸造学とワイナリー経営のディプロマを取得し、2004年にヴォーヌ・ロマネで最も古い建物の1つメゾン・ロ…

コンタリーニ プロセッコ ミレジマート エクストラ ドライ

コンタリーニ社は、1957年、ヴェネト州トレヴィーゾ県コネリアーノの町に設立されました。トレヴィーゾの土地は、アルプス山脈から冷涼な風が吹き、アドリア海からは温かいそよ風が吹くという絶好のテロワールを持ち、古来より、ぶどう栽培に非常に適した場…

千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話(済東鉄腸)★☆☆☆☆ 10/25読了

海外留学はおろか地元の千葉からもほとんど出ない引きこもりの映画オタクが、 ルーマニア語と運命的な出会いを果たし、一回も海外に行ったことがないままルーマニア文学史に名を残した話。 受験コンプレックス、鬱、クローン病。八方塞がりの苦しみから、ル…

【和 NAGOMI】「明治6年創業 三星刃物」 三徳 万能 包丁

三徳は読んで字のごとく、“肉”、“魚”、“野菜”を切れることが由来の日本の万能包丁。「和 NAGOMI」の三徳包丁は切れ味が鋭く、ハンドルに段差がないので手とひとつになる様なグリップ感。一つひとつが職人の手作業によるものです。長時間の使用でも疲れにくく…

我が手の太陽(石田夏穂)★★★☆☆ 10/22読了

第169回芥川賞候補作。 鉄鋼を溶かす高温の火を扱う溶接作業はどの工事現場でも花形的存在。その中でも腕利きの伊東は自他ともに認める熟達した溶接工だ。そんな伊東が突然、スランプに陥った。日に日に失われる職能と自負。野球などプロスポーツ選手が陥る…

うなぎ四代目菊川 横浜ベイクォーター店

横浜に戻って、夕飯はこちらを予約しておいた。溜まっていたかながわペイのポイントをどこで使うかを考えてうなぎにしたのだ。ベイクォーターに行くのは実は初めて。なかなか面白い作りになっているんだね。 お店では一段高いところにあるテーブル席に案内さ…

よこはま動物園ズーラシア

気持ちいい気候なので、妻とズーラシアへ。以前から行きたいと思っていたが、ようやく行った。 中山駅からバスで30分くらい。土日は北門まで行ってくれるので、北門から入って、正門の方に戻るルート。 広いねズーラシア。特に、北門近くのシマウマなどがい…

ドゥルガーの島(篠田節子)★★☆☆☆ 10/21読了

その女神の名を、唱えてはいけない――。民族史を覆す海底遺跡をめぐる海洋冒険譚! 長いし、説明が多すぎる。さすがにもうちょっと物語を前に進めてくれないと辛い。人物造形も浅い。インドネシアってそうなのかっていう興味深さはあったけど、小説としては残…

パンドルファ サンジョヴェーゼ スペリオーレ フェデリコ 2021

ロマーニャ スペリオーレDOC。2004年植樹のサンジョヴェーゼグロッソ。数時間の低温浸漬の後プレス。ステンレスタンクで約14日間の発酵。6ヶ月間ステンレスタンクで静置、2ヶ月瓶熟。 アメリカンチェリーやイチゴの果実味に微かに加わるチョコレートやコーヒ…

ピッツァ職人(井川直子)★★★☆☆ 10/19読了

「ピザ」しかなかった国で、 「ピッツァ」を焼く――本場ナポリの薫陶。 庶民のソウルフードを焼く誇り。 生地と窯に没頭する境地。職人たちの生き様に、12年越しで迫った、 圧巻のノンフィクション。 ピッツァが好きで昔からよく食べているが、ナポリピッツァ…

ノマズ・ガーデン フィアーノ 2021

キング・ヴァレーからのフィアーノ。ブドウは5-6年落ちの古樽へとプレスされ、野生酵母による自然醗酵。残糖が4.9g/Lのところでストップし、そのまま澱と共に 3 ヶ月熟成。軽くフィルタリングさせ、少量の酸化防止剤と共にボトリング。存在感のある酸と好ま…

料理や、小料理や

シアタートラムでの観劇後、トワイライライトで本を見てコーヒーを飲んでからお店へ。今回、三軒茶屋から上目黒まで歩いてみた。30分くらい掛かるけど歩けないことはないね。東京に住んでないから地理をよく分かっていないが、電車乗らなくても歩いて行ける…

こまばアゴラ劇場国際演劇交流プロジェクト2023 KOTATSU @シアタートラム

2013年に『愛のおわり』日本版のクリエーションをしていたとき、日本語に直訳すると「人生は苺のひとカゴではない」という台詞があって、どう訳すか皆で悩んだことがある。平田オリザが「人生はこたつを囲んでみかんを食べることではない」という表現をみつ…

ラディコン RS 2018

SasaサシャのRossoロッソ(赤)ということでRSと名付けられたこのワイン。メルローを主体として、ピニョーロを混醸して造られている。2014年(ファーストヴィンテージ)は痩せたブドウの年であったため、メルローのマセレーションを短めにして、渋みの強いピニョ…

鈍色幻視行(恩田陸)★★☆☆☆ 10/10読了

謎と秘密を乗せて、今、長い航海が始まる。 撮影中の事故により三たび映像化が頓挫した“呪われた”小説『夜果つるところ』と、その著者・飯合梓の謎を追う小説家の蕗谷梢は、関係者が一堂に会するクルーズ旅行に夫・雅春とともに参加した。船上では、映画監督…

うどん陣営の受難(津村記久子)★★★☆☆ 10/9読了

四年ごとに開かれる会社の代表選挙。一回目の投票は票が散らばったため、上位二名による決選投票が行われることになった。現体制は手堅い保守層から支持を集め、二番手につく候補は吸収合併した会社のプロパー社員のリストラ等過激なスローガンを掲げる。接…

パナソニック スリム冷凍冷蔵庫 NR-C374C(右開き)

今の冷蔵庫も随分長く使っており(15年以上?)、妻からは買い替えたほうがいいんじゃないかと言われていた。ただ、駄目になっているわけではないので、そのままズルズル使っていた。 そんな折での横浜エコ家電応援キャンペーンとかながわペイである。ダブル…

ヴィッラ パピアーノ ストラーダ コルニオーロ トレッビアーノ

ストラーダ コルニオーロは、海抜480mの粘土質の砂岩土壌で栽培されたトレッビアーノのブドウから造られる白ワインです。1960年に植えられ、2010年に改装された畑の面積は約6.6ヘクタールです。ワインの発酵はセメントタンクで細粕の上で8ヶ月間行われます。…

カミッロ ドナーティ ピッコロ リベッレ フリッツァンテ 2018

”反抗的な”、”逆らった”を意味するリベッレという名のロゼフリッツァンテ。酷暑の年の割合が数十年前に比べて異様に高く、ただでさえ糖分の上がりやすいバルベーラは潜在アルコール度数で15%(場合によってはほぼ17%まで…)を超えることもざら。酵母は活動を…

バドミントン合宿(2日目)

朝は早く目が覚めてしまったので、港の周りを散歩。釣りをしている人が結構いた。朝食を食べて(鯵の干物が美味しかった)、宿を辞してから、また体育館へ行って練習。この日は真鶴中学校のグラウンドで地域の運動会が行われていた コーチが帰ってしまい、日…

シャトー ド トゥーレット 17 デ モワンヌ ブラン NV

南仏リュベロンのシャトー周辺の自社畑100%。各品種を別々に醸造し、1つのタンクに入れてアッサンブラージュ。2017ヴィンテージを中心に周辺の複数ヴィンテージを加えていったソレラシステムなので、この価格でも非常に複雑な味わいになっている。 透明感の…

バドミントン合宿(1日目)

去年は日曜日のみ日帰りで参加したが、今年は土曜日から泊まりで参加した。去年は有志が参加する非公式の合宿だったが、今年は正式な合宿として開催した。その割には参加人数が少なく、泊まりで参加が7人、土曜日のみの参加がコーチだけだった。Mさんは今…

レヴァンヴィヴァン ベリー A 発光体 2022

22年のベリーAもデラウェア同様納品数が少なく、品質のグレードが少し下がるものを多めに購入しました。想像していた以上に色付きや糖度が難しいブドウだった為、今回は少し淡い色の発光体に仕上げようと仕込み始めました。見た目は淡い仕上がりになりました…

ルンバ j7+

もちろんルンバのことは前から知っていたが、ずっと懐疑的に思っていた(高いし)。ところが、たまたま比較的安価で1ヶ月レンタルできることを知り、とりあえずレンタルしてみた。 和室のところに少し段差があるのだが、それは乗り越えてくれたし、割と小刻…

小日向でお茶を(中島京子)★★★☆☆ 10/3読了

人気直木賞作家 中島京子初・グルメ、旅、自身の身の回りや体調の変化などについて、ユーモラスに語ったエッセイ集。 雑誌「ゆうゆう」に5年にわたり、2018年から連載された「羊のところへはもどれない」に加筆し、時系列に1冊にまとめた。 今年発売されたエ…