2025-10-01から1ヶ月間の記事一覧

MARUMEGANE ケルナー 2024

大学時代にダブルスクールにて大学と夜間の調理師学校に通い、同時期に卒業。都内の小売店の酒屋部門でバイヤー業務等を経験しながら3年半勤めた後、自然派ワインのインポーターへ転職。3年間勤務した後、ワーキングホリデーにてフランスへ。門を叩いたのはB…

ただいま装幀中(クラフト・エヴィング商會)★★★☆☆ 10/31読了

リボンをかけた小箱をひとつひとつプレゼントするように、ちくまプリマー新書の装幀を続けて20年、500冊。 アイディアは台所のテーブルで生まれる。パソコンは二人で一台。 「ノイズ」や「ほつれ」こそが魅力。愛は必需品――。 二人組創作ユニット「クラフト…

ソアリェイロ アロ 2023

ポルトガル最北端、メルガソ地区のソアリェイロが造る「アロ」です。ミーニョ川流域の高貴品種"アルヴァリーニョ"とリマ川流域の高貴品種"ロウレイロ"を使用しています。アルヴァリーニョの果実味と骨格、ロウレイロの酸味とミネラル感が混然一体となった、…

とんかつ屋のたまちゃん(安藤玉恵)★★★☆☆ 10/25読了

昔の記憶って、いったん思い出すと、どうして止まらなくなるのだろう――。 実家は、元花街、東京・尾久のとんかつ屋「どん平」。 話題作にひっぱりだこの個性派俳優が綴る破天荒な家族と愉快な街の記憶 面白くて一気読みだった。こんな破天荒な家族と、賑やか…

Siamo noi/シアモ ノイ

3月以来の2度目の訪問。基本土曜日は休みなのだが、このところ月に一度土曜日もオープンしている。この日もランチ・ディナーともやっていて、私はランチに伺った。男女の1組と男性1名と私で全部で4名だった。 最初は泡とアペリティーボ。山椒グリッシー…

テルモ・ロドリゲス ペガソ・ゼータ 2021

火成岩を基盤とした粘板岩と花崗岩の混合土壌で水はけに優れている。天然酵母のみ。様々な木で作られた様々な年代の500リットルのオーク樽で6ヶ月、ステンレスタンクで6ヶ月熟成。最も心地よく、最も繊細で素直なワインです。私達自身の古い有機栽培の畑のグ…

サイレントシンガー(小川洋子)★★★★☆ 10/18読了

著者6年ぶり、世界が待ち望んだ長篇小説400枚。 内気な人々が集まって暮らすその土地は、“アカシアの野辺”と名付けられていた。野辺の人々は沈黙を愛し、十本の指を駆使した指言葉でつつましく会話した。リリカもまた、言葉を話す前に指言葉を覚えた。たった…

餃子とワインとおばんざい 翠葉/ニュースイヨウ

というわけで、Kと行ったのはこちらのお店。一応予約したけど、先客は2組しかいなかった(寒いし、雨だったしね)。 最初はビールで乾杯して、そこからはワイン。Kは酒が強くて何でも飲める。餃子やおばんざいを食べたいがままに注文。写真にはないものも…

旧友との再会

2週間くらい前に愛知に住む大学時代の友人Kから手紙が届いた(手紙!)。戸塚で2泊3日の研修があるので、会えないだろうかという内容だった。ずっと年賀状のやり取りを続けていたのだが、私のメアドが分からなくなり、やむなく手紙を送ってきたようだ。…

ラ・メゾン・ロマネ・オロンシオ マヌワール・デュ・ベ・シードル・プリムール 2022

シードル生産の中心地のひとつノルマンディーのカンブルメールの古い果樹園で、自然栽培で育った樹齢15年から80年のリンゴを使用。2022年11月に収穫。野生酵母のみで3ヶ月間ゆっくりと発酵させ、2月に瓶詰め。デゴルジュマンはしない。キャラメリゼしたリン…

短歌のガチャポン、もう一回(穂村弘)★★★☆☆ 10/18読了

明治から令和まで、新たな100首が登場! 「バスの中で、或いは珈琲を飲みながら、或いはトイレに起きた明け方に、誰かの短歌を思い出すことがある」(「あとがき」より)。 現代短歌のトップランナー・穂村弘がふと思い出して嬉しくなったり、たまたま目に飛…

コンスタンティーナ・ソテロ ブルタール 2021

海までの距離は20mと100mで海から最も近い畑で、標高は2m程度とかなり低い。樹齢30~40年の区画。ダイレクトプレスした後、古い栗樽で発酵、熟成。自然マロラクティック発酵。元々はVolandeiraというキュベだったが、21年の夏が来ても発酵が終わらなかったた…

ワインのある風景(原口真一)★★★☆☆ 10/16読了

ワインを嗜む……というと、とても高尚でハードルの高い趣味みたいに思われるかもしれないが、そんなことはない。ワインの知識を持った上で、ルールに従い飲むもよし、四畳半でおでんをつまみに飲むのもまたよし。ワイン片手に、友や愛する人たちと過ごす時間…

ヴァルディベッラ テッレ シチリアーネ ジビッボ 2023

モスカート ダレッサンドリア種のシチリア西部での呼び名はジビッボとして有名ですが、さらに彼らの地元であるカンポレアーレではZi bi bò(ジビボー)と呼ばれ、豊かな果実味で満たされるワインが出来上がります。緑がかった麦わら色。マスカット特有の香り…

暴走正義(下村敦史)★★★☆☆ 10/12読了

一億総”正義の暴走族”時代を生きる今日もスマホを握りしめ怒っている 「正義系」の私たちのための 常識大逆転ミステリ。『同姓同名』『全員犯人、だけど被害者、しかも探偵』の著者最新作も話題作!今日もどこかで誰かが絶賛炎上中。 捻ってくるのが分かって…

料理や、小料理や

半年ぶりの訪問。いつもの左端の席へ。 最初はグラスの泡。お寿司はいつもの手毬寿司タイプではなく、穴子を海苔で巻くタイプ。これは初めて。五味・五色・五法は肝心の料理の写真を撮り忘れた。メニューではラディッシュだが、実際には紅芯大根。落花生のす…

ala Collection シリーズvol. 16『ハハキのアミュレット』@吉祥寺シアター

かつて棕櫚箒の名産地として栄えた南近畿のある町。 しかし今は過疎化の波に飲まれ、町も工房も風前の灯火。幼馴染や仕事仲間と一緒に、倉西商店で棕櫚箒の歴史を守ってきた野花奏(南 果歩)。時代に取り残されながらも、伝統を懸命に紡ぐ日々を送っていた…

ジョルジュ・デコンブ ブルイィ・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2020

コート・ド・ブルイィの丘の麓の位地する畑の完熟した葡萄を使用。醸造の期間中は亜硫酸の添加は一切行なわず、瓶詰め前にのみ極小量を添加する。 凝縮した果実感スパイスの香り。しっかりとしたタンニンと酸の余韻。 夕飯は、フジッリ・アマトリチャーナ。 …

美食の教養 世界一の美食家が知っていること(浜田岳文)★★★★☆ 10/6読了

人生が豊かになる"知的体験"としての「美食」とは? 料理の背景がわかると、食事はさらに美味しくなる! レストランの楽しみ方、料理人の見え方が変わる。 食べ手も作り手も。おいしいもの好きな人必読!! 先日、著者が出ているテレビ番組を見た。フーディー…

きみを嫌いな奴はクズだよ(木下龍也)★★☆☆☆ 10/5読了

この歌集は余白ばかりで、言葉が寂しそうだ。 それならいっそ俺に下さい。 曲を付けて音楽にしてしまいたい。 それ程に素晴らしい。――クリープハイプ 尾崎世界観 『つむじ風、ここにあります』と同様、娘が図書館で借りてきたのを借りて読んだ。歌が作為的す…

ガブリエルズ・ワイン ルカツィテリ・ムツヴァネ 2021

70%ルカツィテリ、30%カフリ・ムツヴァネ。カヘティ地方の葡萄畑。伝統的カヘティの方法により、クヴェヴリで7ヶ月間醸造、熟成。フルスキンコンタクト。 ワインは自然派ワイン造りの理念に基づいて造られています。 葡萄畑はビオロジックでトリートメント…

サンタ・ディエチ 2017

トゥーフォと呼ばれる黄色い粘土質主体でキャンティ・クラシコとは異なり、熟成ポテンシャルが高い。ステンレスタンクで野生酵母のみで発酵。15~20日間の長期マセラシオン後、スラヴォニア大樽に移してマロラクティック発酵。色々な大樽で12~24ヶ月間熟成…

ザ・エッセイ万博(万城目学)★★★☆☆ 10/3読了

全編万城目節炸裂! エッセイの博覧会へ、ようこそ。 京都にまつわる偉人縛りの野球チームを想像してみたり、ひとり出版社を立ち上げてみたり、憧れの人の作詞に挑戦してみたり、才能の定義を考えてみたり。そしてなんと、大阪万博ルポも収録。 世間に向けて…

#東京アパート(吉田篤弘)★★★☆☆ 10/1読了

隣の天使から届けられる悪魔のケーキ。ベランダに置かれた大きな桃。「巨大アパート」でゴム印をつくりながら物語を紡ぐ青年。世界でいちばん雷の落ちない部屋。夜な夜なカラスと話す電話回収屋――。 東京のアパートで暮らすさまざまな人びとの夢やさみしさ、…