むらさきのスカートの女(今村夏子)★★★☆☆ 8/13読了

近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性のことが、気になって仕方のない〈わたし〉は、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で働きだすように誘導し……。 前作の『父と私の桜尾通り商店街』はイマイチだったが、これは面白かった。芥…

ころべばいいのに(ヨシタケシンスケ)★★★☆☆ 8/12読了

発想えほん第4弾。きらいな人がいてもいいんじゃない!ヨシタケシンスケ流こころの処方箋。イヤな気持ちって、自分ではどうしようもないどしゃぶりの雨のようなもの。そんなときはね・・・! ネガティブ系な発想からスタートしている絵本。『思わず考えちゃう…

アバニコ・セレクション エテルヌム・ヴィティ・ロス・コルミリョス 2016

通常古樹と呼ばれる樹齢(40-50年以上)の約3倍を生き抜いた、1870年代に植樹されたプレ・フィロキセラの単一畑により、トロの真髄そのものを体現したトップキュヴェ。黒果実、アジア系スパイス、ミネラルがぎっしり詰まった香り。凝縮感の塊のような果実は…

ドメーヌ フィリップ・ジャノ・マランジェ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2017

樹齢80年。赤&黒ベリーにバラやブラックペッパーのニュアンスが感じられる。フルボディーのリッチなフレーバーとしっかりとした酸のバランスが良く、若いうちから楽しめるフィネスを重視してつくられたマランジェ。 これもFiradisでの試飲会で持ち帰ったワ…

クヴェアバッハ・エディション リースリング 2008

ヴィンケル村周辺のブドウを使用。海抜120mで南向き、土壌は粘土&黄土。熟成に由来するリースリングのエレガントな香りがありながらも、生き生きとした柑橘系果実のニュアンスも感じられる。口に含むと香り同様に上品な熟成感があり、一方でリンゴを思わせる…

ノースライト(横山秀夫)★★★★☆ 8/10読了

一級建築士の青瀬は、信濃追分へ車を走らせていた。望まれて設計した新築の家。施主の一家も、新しい自宅を前に、あんなに喜んでいたのに…。Y邸は無人だった。そこに越してきたはずの家族の姿はなく、電話機以外に家具もない。ただ一つ、浅間山を望むように…

サバルテス・カバ・ブリュット・レゼルバ

CAVAのレコルタン・マニュピュラン!通常のカバが9ヶ月以上熟成のところ、シャンパーニュと同じく15ヶ月以上熟成されるのがレゼルバです。サバルテスでは更に熟成期間が長いため細かな泡と複雑味がもたらされます。 通常のドサージュが8g/Lのところ特注で5.5…

思わず考えちゃう(ヨシタケシンスケ)★★☆☆☆ 8/9読了

電車で、カフェで、自分の家で。「ついつい考えすぎちゃう」ヨシタケ氏がスケッチと共に書きとめた、まじめーな事から、世にも下らぬ事まで。たとえば―。「仕事のピンチを乗り切るには?」「いわゆる男女の仲って、何?」「他人のストローの袋が気になる」「孤…

みらいめがね それでは息がつまるので(荻上チキ、ヨシタケシンスケ)★★★☆☆ 8/6読了

みらいめがねは世界の見方を広げるツールです。日常と、世の中から、呪いを解いていこうじゃないか。至極の二人がお届けする、新感覚エッセイ。 荻上チキの文章を読んだのは初めて。なんかあんまり印象に残らないな。ヨシタケシンスケのイラストは良かった。…

我らが少女A(高村薫)★★★★☆ 8/3読了

一人の少女がいた―合田雄一郎、痛恨の未解決事件。動き出す時間が世界の姿を変えていく。人びとの記憶の片々が織りなす物語の結晶。 久しぶりの高村薫。ちゃんと合田雄一郎が歳をとっている。一人の女性の殺害事件を機に12年前の未解決の老女の死亡事件がま…

ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ(ディナー)

自分の誕生日ディナーには、久しぶりにブッパへ。中目黒に着くと、商店街ではお祭りをやっていた。この日がお祭りだと分かっていなかった。初めて見たけど、結構本格的に踊ってたね。 最初は地ビールにしてみた。突き出しはいつものグラタン。これが熱いのは…

天気の子 ★★★☆☆ TOHOシネマズ上大岡

「君の名は。」が歴史的な大ヒットを記録した新海誠監督が、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄されながらも自らの生き方を選択しようとする少年少女の姿を描いた長編アニメーション。離島から家出し、東京にやって来た高校生の帆高。生活はすぐに困…

ドメーヌ・フィリップ・ヴァンデル・クレマン・デュ・ジュラ・ブリュット NV

世界的に著名なワイン評論家ヒュー・ジョンソンが「この地域のトップ生産者」と評するフィリップ・ヴァンデルによるクレマン・デュ・ジュラ!恐竜が生息していた約2億年前の「ジュラ紀(”ジュラシック・ワールド”の「ジュラ」です)」のもとになった地層を含…

ビビを見た!(大海 赫)★★★☆☆ 8/1読了

盲目の主人公ホタルに「7時間だけ見えるようにしてやろう」と言う声が聞こえた。ホタルの目が見えるようになると同時に、回りの人は光を失った。しかもホタルの住む町が正体不明の敵に襲われるとテレビ放送が始まった。人たちは町を脱出するための列車に乗り…

誕生日

というわけで、52歳になった。会社帰りにサーティーワンアイスを購入。 31日はサーティーワンの日で、ダブルが31%オフなんだね。なんで今まで買ってなかったんだろう。最近、土日は私が料理担当というのが定着し、適当にお茶を濁す料理ではなくて、割とチャ…

ザ・ワイン・ピープル・Ita プロセッコ ブリュット・スプマンテ NV

ワイン王国No.81 ブラインドテイスティング5つ星獲得!! ハイコストパフォーマンスなイタリアワインをコンセプトに、イタリアワインを知り尽くした3人のプロフェッショナルが2009年に設立したワインベンチャー。トレヴィーゾの丘陵部のブドウを用い、低温…

ダリオ・プリンチッチ・ヴィーノ・ビアンコ・ヴェネツィア・ジューリア 2015

ラディコンやグラヴネルらと考えを同じくし、自然な栽培、醸造に取り組むダリオ・プリンチッチ。ダリオ自身が経営する居酒屋で出されている地酒です! 果皮からも成分を抽出した白ワインです。 オレンジがかった色合い、かたい桃やリンゴ、キンカンの多面的…

Firadis WINE CLUBシークレット試飲会

6月末のワイン購入時のキャンペーンで、シークレット試飲会に招待という賞があり、それに応募したら当選した。というわけで、台風で風が強い中、桜木町のコレットマーレの上階にあるフィラディス社へ。土曜日なので、廊下の電気は消えており、暗い廊下の先…

エミリオ・ブルフォン・フォルジャリン 2017

品種の名前は、フリウリの西の方にある町、Forgariaに由来すると言われています。 かつてはサン・ダニエーレの丘陵地に多く生息していましたが、現在はピンザーノ・アル・タリアメントとカステルノーヴォ・デル・フリウリでのみ栽培が認められています。 果…

柄本家のゴドー ★★★☆☆ シネマジャック&ベティ

人気俳優として映画、テレビで活躍する一方で、演劇ユニット“ET×2”を組む柄本 佑・時生兄弟。2014年、ふたりはサミュエル・ベケットによる不条理演劇の代表作『ゴドーを待ちながら』の公演に挑んだ。2017年、父親の名優・柄本明を演出に迎えて、再びゴドーに…

作家の人たち(倉知淳)★★☆☆☆ 7/23読了

押し売り作家、夢の印税生活、書評の世界、ラノベ編集者、文学賞選考会、生涯初版作家の最期…。可笑しくて、やがて切ない出版稼業―!? 東野圭吾の『歪笑小説』のような感じなのかなと思いながら読み始めたが、全然駄目だった。倉知淳の本は割と好きだっただけ…

拳銃使いの娘(ジョーダン・ハーパー)★★★☆☆ 7/18読了

【アメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)最優秀新人賞、アレックス賞受賞】 11歳のポリーの前に、刑務所帰りの実の父親ネイトが突然現われた。獄中で凶悪なギャング組織を敵に回したネイトには、妻子ともども処刑命令が出ており、家族を救うため釈放されるや…

本にまつわる世界のことば(松田青子、他)★★☆☆☆ 7/13読了

本や読書と共に育まれてきた人々は独特のことばを作り出してきた。それらの表現は、ことばや本というものを新しい目で見るきっかけとなり、「ことばをめぐることば」の豊かさを知る機会を与えてくれる。本書では、各国の「本にまつわることば」を集め、現代…

マーカス・モリトール ピノ・ブラン ハウス・クロスターベルク 2015

辛口。収穫は10月。100%健全なブドウを優しく破砕し、アロマティックな果皮と共に数時間マセラシオンする。マセラシオンの後、木製の大樽を使って、天然酵母だけで発酵させる。良質の澱と共に長期間発酵させることで、心地良い、フルーティーでバランスの取…

ヴィッラ・マルチェッロ プロセッコ ブリュット ミレジマート マッツェイ 2016

マッツェイ家が造る高品質なプロセッコ 17世紀末にテイエポロ家によって大きな森の中に建設され、ブドウの木を植樹。57haの所有地のうち、26.5haがブドウ畑でプロセッコに使われるグレーラ種を中心的に栽培。他のマッツェイワイナリー同様、自然環境にやさし…

夢見る帝国図書館(中島京子)★★★★☆ 7/13読了

「図書館が主人公の小説を書いてみるっていうのはどう?」 作家の〈わたし〉は年上の友人・喜和子さんにそう提案され、帝国図書館の歴史をひもとく小説を書き始める。もし、図書館に心があったなら――資金難に悩まされながら必至に蔵書を増やし守ろうとする司…

falo(ディナー)

落語の後にfaloへ。5時の入店で先客は男性3人組のみ。faloは早い時間から人が多いのだが、この日の早い時間は静かな感じだった。鶴間さんの選んだスターターはランブルスコ。突き出しは永井くん作の新玉ねぎの冷製スープに新玉ねぎのピクルス、カツオのツ…

渋谷らくご

テアトロコントには何度か行っているが、渋谷らくごは初めて。場所は同じユーロスペース。4人の噺家が持ち時間30分ずつ。 橘家文吾は「明烏」。マクラも本編も今ひとつ。立川吉笑は「カレンダー」という新作。ネタが理屈っぽくて笑えなかった。三遊亭兼好は…

ポイエル・エ・サンドリ ノジオラ・ドロミーティ 2017

自然に敬意を払った独自のアプローチで、葡萄本来の個性を丁寧に引き出すポイエル・エ・サンドリ。トレンティーノを代表するワイナリーです。 この地の土着品種であるノジオラの最高傑作と言われるワイン。標高の異なる2つの畑の葡萄を使い、豊かな酸味と芳…

カミッロ・ドナーティ マルヴァジーア・ローザ 2017

マルヴァジーア・ローザは、マルヴァジーア・フリッツァンテを造る最後の工程で、一時的に醗酵を止めたアルコール度数2.5~5%ほどの赤の微発泡ワイン用のモストを入れ、瓶内二次醗酵を行った微発泡ロゼワイン。 オレンジが混ざるピンクの色合い、皮ごと桃を…