2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧
日々の出来事、思い出、創作、手芸、ミュージカル…… 温かな眼で日常を掬い取り、物語の向こう側を描く。 2012年から現在まで続く「神戸新聞」好評連載エッセイ「遠慮深いうたた寝」を中心に、約10年間に発表されたエッセイの中から厳選し、「手芸と始球式」…
トスカーナの名門リカーゾリがサンジョヴェーゼとメルローで造るエレガントなロゼワイン。薔薇やスミレの印象を持った強い花のアロマとストロベリーやラズベリーを思わせるフルーティーな香りです。果実のフレッシュさと甘さのハーモニーが口に広がり、長く…
小学校にも通わせてもらえず、日々の食事もままならない生活を送る優真。 母親の亜紀は刹那的な欲望しか満たそうとせず、同棲相手の男に媚びるばかりだ。 そんな最悪な環境のなか、優真が虐待を受けているのではないかと手を差し伸べるコンビニ店主が現れる―…
ボルゴ・サヴァイアンは、フリウリ=ヴェネツィア・ジュリアの白ワインの銘醸地コッリオに居を置く家族経営のワイナリー。この土地が持つ特徴を最大限引き出す為の努力を惜しまず、真摯に造られたワインは、40日間の長いスキンコンタクトによる独自のスタイル…
培養酵母は一切使用せず葡萄畑に住む自然酵母のみの発酵を実践。フィルターもかけない。ボトリング時の電動ポンプまで不使用。栽培からボトリングまで全工程を人の手によってのみ行われる。サンジョヴェーゼの力強さが中心。 サンジョヴェーゼ90%、カベルネ…
畑の個性より、その年の個性を味わう為のキュヴェ。トータヴェル、モントネ、アグリ丘、モーリーの色々な土壌の葡萄をアッサンブラージュ。使われる区画は毎年異なる。除梗してから5~10%梗を加えてステンレスタンクで発酵。野生酵母のみ。3週間程度のマセ…
父エチエンヌの時代から続くスタンダードなキュヴェで小石混じりの粘土石灰土壌で育つソーヴィニヨンブラン(貴腐ブドウ率20%) をステンレスタンクで18 ヶ月発酵・熟成しました。 輝くイエローゴー ルド色、蜜リンゴやダージリン、ハチミツのアロマを感じ…
高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」が必須となった現代。東京のとある高校を舞台に、若者たちの運命が、鮮やかに加速していく。 全国配信の料理コンテストで巻き起こった〈悲劇〉の後遺症に思い悩む蓉(いるる)。母との軋轢により、〈絶対真実の愛…
天然酵母発酵、軽くフィルター、ノンコラージュ。 ブルゴーニュ地方シャンボール・ミュジニイ村の名門ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエをお爺様に持ち、ドメーヌ・エルヴェ・ルーミエの弟に当たるローラン・ルーミエは1994年に同じ村に独立したドメーヌを作り…
──名を、言ってやれ。── 2019年3月、「劇」小劇場にて若手演出家コンクール2018最優秀賞、観客賞を獲得したPANCETTA。 2020年3月、最優秀賞凱旋公演として予定していた”Na”は公演中止となった。 そして来る2022年3月、満を辞して新作”Na”の上演が決定! 脚本…
偶然録画していた興味のない番組 冷蔵庫内の陣地争い 貧弱な食事ばかりのSNS画面 資料室の籠城騒動キラキラはしていなくても、 冴えない日常は、案外愛しく、悪くない。短編の名手がおくる 私たちの‘今’が詰まった8つの物語怒り、あきらめ、情けないこと、と…
本邦初リリースとなるオーセリス。ジャン・マルクが初めてワインを輸出した相手がヴァンクゥールで、彼が感謝の意も込めて今回ヴァンクゥールのために特別PBで仕込んでくれたのがこのオーセリスだ。オーセリスというキュヴェ名は二つの意味をかけていて、ひ…
少しだけ不思議な力を持つ、中学校の国語教師・檀(だん)と、女子生徒の書いている風変わりな小説原稿。 生徒の些細な校則違反をきっかけに、檀先生は思わぬ出来事に巻き込まれていく。 伊坂作品の魅力が惜しげもなくすべて詰めこまれた、作家生活20年超の集…
ジョルジュ・デコンブの濃厚でパワフルなイメージは「モルゴン」を思い起こさせるが、砂質土壌の「レニエ」の個性である繊細な味わいも上手に表現している。可愛らしい赤系果実とラズベリーのような甘酸っぱさがありつつ、余韻は複雑。特にヴィエイユ・ヴィ…
横浜市の接種券なしでも打てる制度を利用して、ハンマーヘッド会場を予約した。1,2回目はクリニックで打ったので、大規模会場での接種は初めて。桜木町駅から無料シャトルバスが出ている。観光客よろしくバスに揺られてハンマーヘッドへ。マリン&ウォー…
コロニョーラ・アイ・コッリとファエンツァの2つの畑のブドウから造られる、爽やかフルーティーな味わいが魅力のモッラ・ヴィーノ・スプマンテ・ブリュット。 9月末から10月初めにかけてブドウを収穫。ソフトプレス後に清澄化し、17~18℃に温度管理したステ…