遠慮深いうたた寝(小川洋子)★★★☆☆ 3/29読了

日々の出来事、思い出、創作、手芸、ミュージカル……
温かな眼で日常を掬い取り、物語の向こう側を描く。
2012年から現在まで続く「神戸新聞」好評連載エッセイ「遠慮深いうたた寝」を中心に、約10年間に発表されたエッセイの中から厳選し、「手芸と始球式」「物語の向こう側」「読書と本と」の4章で構成する珠玉のエッセイ集。

いろいろな媒体に発表したエッセイの寄せ集めなので、題材も長さもまちまち。人生にはいつも川があったという「川と私」が好きだったな。