2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

フェヴレ・ブルゴーニュ・シャルドネ 2016

キタザワにて購入。最近、捻った白ワインばかり飲んでいたので、王道のブルゴーニュ・シャルドネは久しぶり。スッキリとした中に微かに感じる苦味がいいね。ワイン 白ワイン 2016年 ブルゴーニュ・シャルドネ / フェヴレイ フランス ブルゴーニュ A.C.ブルゴ…

箱の中の天皇(赤坂真理)★★★☆☆ 5/31読了

『東京プリズン』から6年。 発売前より各紙話題騒然、日本人の行方を問う衝撃の天皇小説。 「小説にしかできない切実な天皇論ーーおそるべき力業」『毎日新聞』と絶賛! 表題作の他に「大津波のあと」も収録されている。どちらも中編といった長さ。 『東京プ…

ゆるキャラの恐怖 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活3(奥泉光)★★★☆☆ 5/28読了

クワコーこと桑潟幸一准教授が、たらちね国際大学に転勤して最初の夏休み。低偏差値大学の「受験生応援プログラム」というリクルート大作戦の一環として、ティッシュ配りにあけくれていたクワコーへの、次なる指令は?「ゆるキャラの恐怖」…大学対抗ゆるキャ…

カミッロ・ドナーティ・マルヴァジーア フリッザンテ・セッコ 2017

伝統的な瓶内二次発酵(シャルマー方式)でフリッザンテ(微発泡ワイン)を造るカミッロ・ドナーティ。 SO2添加もブドウをプレスした直後にのみ少量使用。これによってバクテリアによる悪影響を防ぎます。 その後は発酵が止まったブドウのジュース(モスト)を加え…

ラ・カラブレッタ・ヴィーニェ・ヴェッキエ 2007

エトナで1900年からと長いワイン造りの歴史を持つカラブレッタ。この地伝統の品種を用いて、自然な栽培と伝統的な醸造に取り組んでいます。エトナ各地に優れた畑を持ち、平均樹齢は70~80年にもなります。醸造面でも、温度管理をほとんどせずに醗酵、大樽で…

クメティエ・シュテッカー・レブーラ(サンスフル)2017

シュテッカ―の新しいスタンダード・シリーズ♪ 標高140~160m、スネザトノ村ブルダ地区にあるフリッシュと呼ばれる柔らかい泥灰土、砂岩、オポカ土壌の 畑に植わるリボッラ・ジャッラを天然酵母で自発的な発酵。 詳細な情報が無いのですが、醸しは無し、また…

続 横道世之介(吉田修一)★★★★☆ 5/23読了

バブル最後の売り手市場に乗り遅れ、バイトとパチンコで食いつなぐこの男。名を横道世之介という。いわゆる人生のダメな時期にあるのだが、なぜか彼の周りには笑顔が絶えない。鮨職人を目指す女友達、大学時代からの親友、美しきヤンママとその息子。そんな…

ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ 上・下(A・J・フィン)★★★☆☆ 5/18読了

精神分析医のアナ・フォックスは、夫と娘と生活を別にして、ニューヨークの高級住宅街の屋敷に十カ月も一人こもって暮らしていた。広場恐怖症のせいで、そこから一歩たりとも出られないのだ。彼女のなぐさめは古い映画とアルコール、そして隣近所を覗き見る…

マス・ベルトラン・ペティアン・ナチュレル アンセストラル 2014

このワイン実は、2014年に買い付けの村木君が訪問した際プライベート用に造っていたペティアン・ナチュレル2013をご馳走してもらったところ、あまりにも美味しかったので「ぜひ2014年を造ってほしいと!」嘆願し実現したもの。 マス・ベルトランが新しくリリ…

久保と人間「やまいだれにやまいだれ」@サンモールスタジオ

僕の病と君の病を交換しないかい?あの人はいつもそんな風に私を誘ってくる。私には病なんて無いのに。そうか病は気からって云うから気持ちの持ちようによっては可能なのかも知れない。あれ?こんな事を考えてる私はどこかオカシイのかしら!やっぱり交換し…

切麦や 甚六(ランチ)

サンモールスタジオでの観劇前のランチ。新宿御苑は不案内なので、ネットで2店に絞っておいた。最初「げんかい食堂」に行ってみたら、並んでいたので諦めて「切麦や 甚六」へ。こちらはカウンターに座れた。 生ビール(琥珀エビス)とちくわ天、それとサワ…

ダニエーレ・ピッチニン・ピノ・ネーロ 2016

ダニエーレ・ピッチニンが造るピノ・ネーロ。標高の高い冷涼な気候から生まれるピノ・ネーロは、力強く伸びやかな酸と繊細な美しい果実味を備えています。じっくり楽しみたい1本です。 いのししやにて購入。夕飯は青椒肉絲的な牛肉の炒めもの。あまり薄すぎ…

大好きな町に用がある(角田光代)★★★☆☆ 5/12読了

24歳の私ははじめて自分の脚と頭を使って旅をしていた。電気のないその島は当時の私にとってとくべつな天国みたいだった。帰ってきてもその天国感はまったく薄れず、この25年のあいだ、ずーっととくべつな天国として、私の内にある。―「緑と旅と人生の仕組み…

ラーチノ・アソール 2017

2006年設立、自然な栽培と醸造に取り組むラーチノ。 周囲は豊かな自然と化学薬品に頼らない農業を行っている畑に囲まれ、理想的な環境の畑で、ボルドー液以外の薬剤は使用せずに栽培、醸造面でもできる限り2酸化硫黄を減らす努力を続けています。白はマント…

エルヴェ・マルロー エクストラ・ブリュット

コート・デ・ブランとコート・ド・エペルネの丹念に手入れされた葡萄を使用した、シャルドネ比率が高いクリュ最高のアッサンブラージュ。繊細な泡立ち、柔らかなフィネスとブリオッシュの風味に溢れた優雅で味わい豊かなシャンパーニュ。一切ドサージュ(加…

「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー(高橋秀実)★★★☆☆ 5/9読了

甲子園も夢じゃない!?平成17年夏、東大合格者数日本一で有名な開成高校の野球部が、東東京予選ベスト16に勝ち進んだ。グラウンドでの練習は週1日、エラーでも空振りでもかまわない、勝負にこだわりドサクサに紛れて勝つ…。監督の独創的なセオリーと、下手を…

愛について語るときに我々の語ること(レイモンド・カーヴァー)★★★☆☆ 5/7読了

その鮮やかにして大胆な文学表現で、作家カーヴァーの文学的アイデンティティをくっきりと刻印し、八〇年代アメリカの文学シーンにカルト的とも言える影響を及ぼした、転換期の傑作短篇集。 「MONKEY」誌に載った、この本に関するブライアン・エヴンソンの文…

京都・奈良・滋賀旅行(京都の日)

楽しかった旅行もついに最終日。8時頃にチェックアウトして荷物を預けて、伏見稲荷へ向かう。伏見稲荷は妻の希望なのだ。朝早めのつもりだったが、それでもかなりの人出である。特に外国人が多いね。有名な千本鳥居は部分的なものなのかと思ったら、ずーっ…

Lanka(ディナー)

旅の最後のディナーは、ハレの日花遊小路という商店街の2階にあるこちらのお店へ。ウッディーでお洒落な店内である。まずはスパークリングとグジェール。グジェールは小さいタイプだった。アラカルトで頼んだのだが、3人の場合は前菜3品、メイン2品くら…

京都・奈良・滋賀旅行(滋賀の日)

最も晴れる日に設定しようと思っていた滋賀の日。京都駅からJR湖西線で志賀駅へ。志賀駅からバスでびわ湖バレイのロープウェイ駅へ。このバス用に小銭を用意していたのだが、このバスもSuicaが使えた。京都でも奈良でも滋賀でも全部Suicaが使えた。まったく…

澄吉(ディナー)

烏丸御池駅からちょっと歩いたところにある。歩きながら左右を見ていると、この辺は良さげなお店が他にもいっぱいあったね。お店は間口が狭くて奥に長い。1階はカウンターとテーブルが2卓くらいで、2階もある。 ネット予約時は「澄吉セット(1,500円)」…

京都・奈良・滋賀旅行(奈良の日)

4/30と5/1は天気が悪かったが、ここからは晴天が続きそうだ。というわけで、5/2は奈良の日にした。まずは地下鉄の窓口で奈良・斑鳩1dayチケットをゲット。 京都からJR奈良線で西ノ京駅へ行って、薬師寺からスタート。事前調査が足りなかったのだが、なんと東…

メッシタ パーネ エ ヴィーノ(ディナー)

このお店は今話題(?)のサカエヤの熟成肉を食べさせてくれる。実は元々滋賀のセジールへ食べに行こうかと思っていたのだが、ちょっと遠いので断念していたところ、京都でも食べられるお店があることを知ったのだ。メインでお肉を食べることを確認すると、お店…

京都・奈良・滋賀旅行(京都の日)

晴れた日に奈良や滋賀に行きたかったので、天気の悪いこの日は京都の日にした。朝から小雨が降ったり止んだりだが、ホテルから地下鉄の駅までは濡れずに行けるのだ。 まずは地下鉄を乗り継いで蹴上駅へ行って、南禅寺へ。私は行ったことがあるが、娘は初めて…