2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

VINI VITI VINCI PINOT GRIS 2018

ドメーヌ名は、有名なシーザーの言葉「Veni vidi vici 来た、見た、勝った」 をもじったもの。 当主ニコラ・ヴォーティエはトロワにあるヴァン・ナチュールの聖地といわれる、“Aux Crieurs de Vin”という専門店・兼ワインバーで 15 年にわたりカヴィストとし…

ボルトルッソ トラミネール・アロマティコ 2019

Bortolussoの土壌はMaranoの干潟のカルシウムを豊富に含み、海に近いため年間を通じてぶどうの樹は塩分を含んだ潮風(Scirocco)にさらされ続けます。熟練者により選別しながら手摘みで収穫、発酵・熟成は、厳密に温度管理されたステンレスタンクで行われます…

ロティスリーアルティザン(ディナー)

久しぶりに家族で外食。ロティスリーアルティザンはコロナで閉めていて、復活してからは「食い倒れ肉コース」一本の構成になった(サイドメニューはある)。メニューは下記。 キャロットラペ、ラタトゥイユ ひな鶏のロースト フォアグラと洋ナシのポワレ ブ…

あなたにオススメの(本谷有希子)★★★☆☆ 11/23読了

気づけば隣にディストピアーー 世界が注目する芥川賞作家・本谷有希子が描く、心底リアルな近未来! 「推子のデフォルト」と「マイイベント」の2篇収録。『静かに、ねぇ、静かに』同様、現代社会を揶揄した作品となっている。相変わらず、読むと嫌な気持ちに…

ドメーヌ・コラン クレマン・ド・リムー キュヴェ・トラディション ブリュット

シャンパーニュ地方出身フィリップ・コランが、ラングドックで最も冷涼な地域リムーで、大量生産より品質を重視し、理想とするシャンパーニュスタイルを探求。 リムーはスパークリングワインの生産で知られる、世界で最も古い地域のひとつです。その歴史はシ…

アンヌ・グロ サンタムール 2018

サンタムールは、日当たりの良い畑で、粘土石灰岩やシルト、砂地が混じる複雑なテロワールで、ガメイの生育には適している畑です。醸造は典型的なボジョレースタイルで、葡萄を全てタンクに入れ短い発酵を行い早く瓶詰めすることで、フレッシュさを保ってお…

エンリコ(ディナー)

観劇後に夕飯用のパンをヴィロンで購入してから、こちらのお店へ。前から行きたいと思っていたのだ。コロナ禍ということもあり、行ったことのあるお店ばかり行っていて、新しいお店を開拓するのは随分久しぶりの気がする。16:30の入店で先客なし。この場所は…

COCOON PRODUCTION 2021+大人計画「パ・ラパパンパン」

シアターコクーンの芸術監督・松尾スズキが新たに演出を手掛けるのは、現実と物語が交錯するファンタジックなミステリーコメディ。 2000年上演のミュージカル『キレイ-神様と待ち合わせした女-』でシアターコクーンに衝撃的な登場をし、『ゴーゴーボーイズ…

レ・ザスレット・デュ・ヴァン トゥーレーヌ・ブラン・シュナン 2018

ヴィニュロンは、朝から晩まで畑で仕事をし、カーヴに戻れば樽やワインボトルと向き合う。 一年中通して働き続けるヴィニュロン達の姿は、まさにこれぞ真のアスリート!!という発想から誕生したネゴシアン・ワイン・プロジェクトLes Athletes du Vin(レ・…

傍らにいた人(堀江敏幸)★★★☆☆ 11/19読了

■堀江敏幸氏による、読書をめぐるエッセイ集。 ■日経新聞土曜朝刊の連載随想が、待望の単行本化! 堀江敏幸さんがなれ親しんできた書物の頁の風景の中で、なにかの拍子によみがえってくる人の姿。「たいていはだれもが知っている人物の傍らの、淡い接触をした…

高畠ワイナリー シャルドネ 2020

【ワイナリーからのコメント】 高畠町産の厳選したシャルドネ種を使用し、亜硫酸を一切使用することなく丁寧に醸造しました。リンゴ、梨、白桃を思わせるシャルドネ品種特有の果実香とともに、爽やかでキレの良い味わいが広がる辛口のワインです。【酒の勝鬨…

ボルトルッソ リボッラ・ジャッラ 2019

Bortolussoの土壌はMaranoの干潟のカルシウムを豊富に含み、海に近いため年間を通じてぶどうの樹は塩分を含んだ潮風(Scirocco)にさらされ続けます。熟練者により選別しながら手摘みで収穫、発酵・熟成は、厳密に温度管理されたステンレスタンクで行われます…

【ラディコン】ビッキエーレ(ワイングラス)

ラディコンが、自身のワインのポテンシャルをより発揮させるためにスロヴェニアのロガスカ社に作らせたオリジナルグラス。 ひとつひとつ手吹きでつくられていて、バルーンの部分は一般的なワイングラスより強度を高め、より割れにくいものになっています。 …

ロスタル VdF ロスタル・ルージュ 2018

14年以来のリリース!ドメーヌの名前を冠したキュヴェ! 18年は太陽に恵まれ収穫を早めた年。プランシャンと同じ二区画から採れるマルベックを除梗して醸し、メルローは全房でセミカルボ。初めだけピジャージュ、その後ルモンタージュを行いステンレスタンク…

オリンピックにふれる(吉田修一)★★☆☆☆ 11/8読了

香港、上海、ソウル、そして東京――分断された世界に、希望は生き残れるか?小説だから見えてくる、光と翳のオリンピック。 変貌をとげるアジアの街で、人生の岐路に揺れる若者たち。コロナ下の東京に、オリンピックの幕が上がる。 2021年夏、東京オリンピック…

ゼッキンガー ヴァイスブルグンダー “ブンサンシュタイン” 2019

ルッパーツベルグ及びダイデスハイムの樹齢40年のヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)から造られるキュヴェ。 キュヴェ名のブンサンシュタインは「赤い砂岩」の意味で、生産者曰く…、ヴァイスブルグンダーに適した土壌なんですって(*^-^*)9月10日に収穫し全…

北海道ワイン 北海道ケルナー 2019

【ワイナリーからのコメント】 ケルナーはドイツ原産の葡萄品種で、北海道の気候での栽培に適し、現在は白ワイン用の主力品種として、その品質に対する評価も高いものとなっています。柑橘類のアロマの爽やかさと、軽快かつ適度なボリューム感を備えた辛口に…

falo(ディナー)

シアタートップスで観劇後に紀伊國屋書店で立ち読み。普通の書店にはおいていないような本も沢山あるので、見ていて楽しい。かごを持ってまとめ買いしている人も多いんだよな。 faloへは16:45分の入店で、先客もそこそこ入っていた。鶴間さんが辞めてから初…

はえぎわ『ベンバー・ノー その意味は?』@新宿シアタートップス

憧れだったシアタートップスが、本多劇場グループ「新宿シアタートップス」として開館することになり、そのオープニングシリーズに光栄にも呼んでいただきました。 けっこう急でした。来年じゃなくて今年?と何度か聞き返しました。 しかしこんなありがたい…

ジャン・フォワヤール AC モルゴン・コート・デュ・ピィ・キュヴェπ 2007

50年以上の古木から作られた葡萄で出来たスペシャルキュヴェ。 ミネラルが有り、 タンニンもしっかりしています。ふくよかで柔らかく甘味もあってガメイとは思えない凝縮感とまったりとした粘度を感じます。 夕飯は、豚バラ、レンコン、にんじんのナンプラー…

人生の謎について(松尾スズキ)★★★☆☆ 11/5読了

有史以来、そして、永遠の謎。 人生の謎を、丸裸にすべく挑んでいたら、 おのれが丸裸になっていた…。 松尾スズキ、渾身のエッセイ。 縦長の版型がなかなかオシャレ。コロナ前からコロナに至るエッセイ。既に知っている内容もあったけど、文章が上手いので読…

ラ・ジャラ メルロ スプマンテ ブラン・ド・ノワール 2019

ビオロジックで栽培したブドウを手摘み収穫。 「ロング シャルマ」方式で6カ月の長い期間をかけて醸造されるため、豊かなアロマと複雑味のある味わいが生まれます。 ラ・ジャラはイタリア ヴェネト州のプロセッコの産地として有名な丘陵地帯に、約50haのブド…

シャウアー ヴェルシュリースリング・ズュートシュタイヤーマルク 2019

オーストリア南部のスロベニアと国境を接するシュタイヤーマルク地域で、若きシャウアー兄弟が、ヴェルシュリースリングをステンレスタンクで短期間の醸しの後プレス、発酵し6ヶ月シュールリー熟成。 19年は大きな問題が無く比較的安定した質と収量に恵まれ…