2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ファビュラス スプマンテ ペコリーノ 2021

イタリア・アブルッツォ、マジェッラ国立公園内のワイナリー、軽くプレスし温度を保ちながらステンレスタンクで20日間発酵、糖度が下がったところでティラージュし瓶内2次発酵熟成したSO2無添加のスプマンテです。憂いを含んだクリーム色、優しく繊細な泡、…

たかやしろファーム&ワイナリー たかやしろ ピノ・ノワール 2021

色は淡めのルージュ。 野イチゴやザクロなど赤い果実の香り。 しっかりとした酸味が全体を引き締める、軽やかな赤ワイン。 赤ワイン特有の渋みが苦手な方にもおすすめな一本になっております。 夕飯は、鶏肉と椎茸の梅照り焼き(チンゲン菜をプラス)とポテ…

街とその不確かな壁(村上春樹)★★★★★ 4/25読了

その街に行かなくてはならない。なにがあろうと――〈古い夢〉が奥まった書庫でひもとかれ、呼び覚まされるように、封印された“物語”が深く静かに動きだす。魂を揺さぶる純度100パーセントの村上ワールド。 私の一番好きな村上作品が『世界の終りとハードボイ…

カンティーネ インペラトーレ ダイ ダイ オレンジ ワイン 2021

イタリア語の「Dai」は、「さあ!」といった呼びかけに使われる言葉です。これに日本語の「だいだい(色)」を掛け合わせたワイン名です!オーガニック栽培(オーガニック肥料使用、除草剤、殺虫剤不使用)で育てた平均樹齢15年のパンパヌート60%、マルバジア40%…

デポーズィト バガーリ

観劇後に下北沢から茶沢通りを歩いて三軒茶屋へ。トワイライライトへ寄ったが、何も買わず。ジュウニブンベーカリーでパンを買ってからデポーズィト バガーリへ。去年の9月以来だ。 15時半過ぎに入店すると、右端の席にいつもの常連の人がいた。私は左端の…

「画餅」第三回公演『モーニング』@下北沢 「劇」小劇場

『モーニング』は画餅として3回目の公演になります。1回目とも2回目ともまた全然違ったものになったと思います。俳優陣が変わるとこんなにも変わるのかと改めて思います。3つの短編作品というのは同じですがその構成も少しちがいます。それぞれ日常に潜んだ…

レ・ヴァン・コンテ エール・ヴァン 2020

昨年2021年6月1日、オリヴィエ・ルマッソンは天国へと旅立ちました。彼は非常に多くの人々に愛された人間です。 ロワールの彼の醸造所横のTasting Roomは、いつ行ってもいつも彼に会い に来た農家仲間、醸造家仲間でいっぱいでした。 口下手であまり多くを語…

料理や、小料理や(ディナー)

2月に初訪問して、とても良かったので、早くも再訪した。前回は品数が少ない方のコースを予約しておいて、魚料理を追加したのだが、今回は品数が多い方のコースを予約しておいた。 この日は一日中雨で、三鷹から劇場までも雨の中ずいぶん歩いたし、中目黒で…

iaku「あたしら葉桜」@三鷹市芸術文化センター 星のホール

現代のテレビドラマなどに見る口語セリフの第一人者とも言われる岸田國士。セリフの書き様に徹底的こだわった岸田國士にシンパシーを持っています。彼の初期作品の数々から、当時に生きる人たち(庶民よりは少し裕福な人たち)の日常のニオイが嗅げる面白味…

グリーンソングス ピノ・ノワール ロゼ 2020

日本人醸造家 小山浩平さんがつくるロゼワイン。使われているぶどうは100%ピノ・ノワール。イチゴとラズベリーのフルーツ感満載です。ほんのり心地よい渋みもまたよし。 このロゼには、軽めのお肉料理がぴったり。チキンやポークのソテー、豚しゃぶサラダも…

11文字の檻: 青崎有吾短編集成(青崎有吾)★★★☆☆ 4/12読了

大事件に遭遇したカメラマンが感じた違和感を描く「加速していく」、全面ガラス張りの特異な屋敷での不可能殺人の顛末「噤ヶ森の硝子屋敷」、人気コミックのノベライズ「前髪は空を向いている」、どんでん返しの切れ味鋭い「your name」、百合小説として評判…

ブリュノ・デュシェン ペティアン シュゼット 2019

Chラ・バロンヌの盟友ジャンのお母様の訃報を聞き彼のブドウで お母様の名前を冠したペティアンナチュレルを造ったのが始まりで す。1 ヶ月発酵、糖が残った状態で瓶詰めし、3ヶ月瓶内発酵・熟成 しました。クリーミーな泡で輝きあるゴールドイエロー色、二…

レ・ジャルダン・ド・テゼィ ピノドニス・ジャルダン・デュ・ポワラ(サンスフル) 2018

ブリュノ・アリオンから引き継ぎ、更に昇華したピノ・ドニス。 ビオディナミのパイオニアとして知られた存在だったブリュノ・アリオンによって 20年以上ビオディナミを守り抜かれた畑を引き継いだのが、ポール・アンドレ・リスと彼の奥様♪ 2017年はブリュノ…

ゆうべの食卓(角田光代)★★★☆☆ 4/6読了

2020年6月から『オレンジページ』に掲載された「ゆうべの食卓」。新型コロナに翻弄されながら離婚を決意する女性。恋人にふられたのをきっかけに料理に目覚めるサラリーマン。実家を売却することになった兄弟のささやかな宴会。さまざまな人生のひとコマを「…

ファビュラス マルヴァジア 2021

ラベルに描かれるのはプレアデス星団(すばる)でその中のMaja(マイア)星を女神に仕立てた伝説を題材にしています。マルヴァジアを主体にフードルで発酵後、アンフォラと木樽で熟成しました。ライトイエローの外観に、リンゴやスモモの香り、心地よい苦み…