2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧
<本の五つ星(順番は読了順)> 街とその不確かな壁(村上春樹)4/25読了 ワイン知らず、マンガ知らず(エティエンヌ・ダヴォドー)7/11読了<本の四つ星(順番は読了順)> じゃむパンの日(赤染晶子)1/23読了 リバー(奥田英朗)3/21読了 盤上のパラダイ…
オート・コート・ド・ニュイらしく繊細で冷涼感のある個性。決して力強くはないが、毎年バランスのとれた味わい。収穫後、100%全房のまま、足で踏んで発酵。発酵途中で古バリックに移し変えてそのまま3ヶ月発酵を続ける。澱引きして12ヶ月熟成後、ノンフィル…
ルイ・ニケーズは、ドン・ペリニヨンやシャンパーニュ発祥の地として知られるオーヴィレ村の中心に位置しています。オーヴィレ村の中心にあるチョーク層の丘からは、古くから高い品質のブドウが産出されます。 こちらのミレジメにはオーヴィレ村とシュイィの…
この数年、私自身も非常に強く感じる事ではありますが、白ワインの需要が格段に増えたと思います。それは日本に限った話ではないらしく、イタリアを含め世界的な流行なのではないか、そう話していたマルコ。彼らはやはり「ランブルスコの土地」であって、黒…
各界で活躍する28人の才人と俳人による、俳句とエッセイの往復書簡。 才能と才能が響き合い、俳句の世界は無限に広がってゆく──。作家・アーティスト・俳優・タレントなど、多彩な28人の才人と俳人の堀本裕樹が、俳句とエッセイを交換。一つの季語をテーマに…
多くのブランドを手掛けるチャールズ・スミスが最初に立ち上げたKヴィントナーズ。真のワインラヴァーのために少量のみ製造する。 パワフル且つ複雑で、滑らかな口当たり。存在感が素晴らしい。 夕飯はすき焼き。牛肉は横浜橋通商店街まで買いに行った。や…
「あなた」と「きみ」をめぐる、5つの“てのひら”の小説たち(パームストーリーズ) ちいさなハードカバーの単行本でお届けする掌篇アンソロジー 町田康がイマイチだったが、他はどれも良かった。又吉の出だしは岡田と似てたね。個人的には津村作品が一番良かっ…
シャンパーニュ地方で古くからブドウ栽培家兼仲介業を営んでいた一家に生まれたブルーノ・パイヤールは1981年自分自身のシャンパーニュ・メゾンを設立しました。最も新しく、数少ない自営のシャンパーニュメゾンです。年間平均出荷量は60万本でその75%以上が…
大正の東京。 秘密結社「絞首商會」との関わりが囁かれる 血液学研究の大家・村山博士が刺殺された。 不可解な点は3つ。遺体が移動させられていたこと、 鞄の内側がべっとり血に濡れていたこと、そして、 遺族が解決を依頼したのが以前村山邸に盗みに入った…
三鷹での観劇後横浜に戻って、馬車道のこちらのお店を妻と共に初訪問。鯖寅酒販のインスタで知ってから、いつか行きたいと思っていた。18時半の入店で、カウンターに一人客、テーブルに子連れの家族がいた。カウンターでもテーブルでもOKと言われてテーブル…
私が勝手にホームグラウンドと思わせてもらっている、三鷹市芸術文化センター星のホールでの公演となります。ここでの前回の公演は、2021年暮れ『ワクチンの夜』でした。当時の状況そのままを扱いました。さて現在、コロナも終わりインバウンドも回復、暗雲…
一首一首、自分の目で世界を見るところから、歌を生む。言葉から言葉をつむぐだけなら、たとえばAIにだってできるだろう。心から言葉をつむぐとき、歌は命を持つのだと感じる。 迢空賞受賞後初、待望の第7歌集。 本作はちょっと作為的な歌が多いような気がし…
ゼッキンガーは2012年に設立されたニーダーキエヒェンで最も若いワイナリーだ。エンジニアだった父親は趣味でブドウ造りを行い、周囲のワイン生産者にブドウを販売していた。現当主であるヨーナスと彼の兄弟は若い頃から畑で働くのが好きで、高校卒業後はガ…
弾きを追求。下部が鋭角な厚ラケフレーム設計とストリンギングパターンで、 相手の意表を突く鋭いドライブを放つ。攻撃的なドライブで相手を打ち砕く。■品番:NF-800G ■カラー:ディープグリーン(269) ■サイズ:4U(平均83g)5・6 ■10mm LONGER ■推奨張力:2…
川上未映子、12年間の軌跡。 雑誌Hanakoの連載エッセイ「りぼんにお願い」が書籍化!メイクやファッションの悩みから、季節の移り変わり、社会の中での女性の変化について、ときにユーモラスに、ときに勇敢に、ときに暖かく、読者へと語りかけるように書かれ…
0.7haの畑で収穫は遅く、10月中旬に収穫開始。発酵はトロンコニック大樽で初期は4時間ごとにルモンタージュをしながら、レフォスコでは考えられない120日間の長期マセラシオン。その後、スラヴォニア大樽に移し変えて24ヶ月熟成。スパイシーなレフォスコらし…
今年のシュトーレンはジュウニブンベーカリーのカシスシュトーレン。小さい割に高いけど、カシスの酸味がなかなか良かったね。
美しく輝く緑がかった淡い麦わら色。青リンゴや白桃を想わせるアロマティックな香りが広がる。心地よい口当たりで、フルーティーな果実味に繊細な泡が調和する、爽やかな味わいが特徴のスパークリングワインです。 夕飯は、鶏もも肉のグリルサラダと大根サラ…
緑がかった淡い麦わら色、清涼感のある青リンゴやハーブ、さらにミネラルのアロマを感じます。マテリカの個性とも言えるミネラル感がたっぷりとあり、この価格の白ワインとしては例外的なしっかりとしたストラクチャーがあります。果実のフレッシュさと共に…
芥川賞受賞第一作。 公私共にわたしは「いい子」。人よりもすこし先に気づくタイプ。わざとやってるんじゃなくて、いいことも、にこにこしちゃうのも、しちゃうから、しちゃうだけ。でも、歩きスマホをしてぶつかってくる人をよけてあげ続けるのは、なぜいつ…
ここ長野県東御市は全国でも有数の巨峰の生産地で、とても質の高いブドウが出来ます。 しかし、様々な理由から東御市の名産である巨峰でワインを造ることに私達は今まで消極的でした。しかし2022年、諸事情により巨峰でワインを造ろうと決意してから、 本当…
ジュウニブンベーカリーでパンとシュトーレンを買ってから、半年ぶりのデポへ。15時半くらいの入店で先客はゼロだった。いつも北の方のワインを出してもらっているので、たまには南の方のを出してもらった。 おつまみはパテカンとイタリアのスナックのような…
山中に住居を構えたある夫婦。猟期には、くくり罠で鹿や猪を捕獲、小さな畑で野菜もつくり、出来るかぎりの自給自足生活を目指した。娘は、幼い頃から当たり前に山で暮らしてきたが、徐々にこの生活に違和感をもち、また、周囲から「モモンバ」と呼ばれる母…
アモス・バニェレスはカタルーニャの中でもカヴァの一大生産地として名を馳せて来たペネデスで人知れず自分の道を歩んできたクラフトワインメーカー。カヴァの一大セラーに殆どのブドウを購入して貰う事で生計を立てる事が当たり前の様になっている同地で、…
殺人犯を見つけてはならない。それが、わたしたちに課された戒律だった。浪人中の里英は、父と共に、伯父が所有していた枝内島を訪れた。 島内にリゾート施設を開業するため集まった9人の関係者たち。 島の視察を終えた翌朝、不動産会社の社員が殺され、そし…