私が勝手にホームグラウンドと思わせてもらっている、三鷹市芸術文化センター星のホールでの公演となります。ここでの前回の公演は、2021年暮れ『ワクチンの夜』でした。当時の状況そのままを扱いました。
さて現在、コロナも終わりインバウンドも回復、暗雲は過ぎ去り晴れやかなムードになった、と思いきや、全然そうではなくいろいろなことでもやもやしている私たちです。このもやもやが相当なもやもやで、戦後最大のもやもやではないでしょうか。なので、もやもやの中でもわずかでもハッキリしているカケラをすくい取る作業をしたいと思っております。ご協力よろしくお願いいたします。
作・演出:山内ケンジ
出演:岩谷健司、村上穂乃佳、朝比奈竜生、岡部ひろき、
石黒麻衣、J.K.Goodman、原田麻由、岡部たかし
年に一度のお楽しみ、城山羊の会のチケットが取れて良かった。去年はKAATだったが、今年は三鷹に戻った。
三鷹恒例の森元さんの出番も結構長く、岩谷さんとの絡みは面白かった。その後、本編で森元さん役をやったJ.K.Goodmanさんが似ていたのも笑えたなあ。
相変わらずの山内ワールド。岡部親子が劇中でも親子という究極の当て書き。更に虚実入り交じった筋立てには笑ってしまう。見どころは色々あったが、やはりラストの衝撃はすごかった。観客全員声を上げてたもんなあ。
来年12月の公演も今から楽しみだ。