2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

皇帝と拳銃と(倉知淳)★★★☆☆ 1/31読了

私の誇りを傷つけるなど、万死に値する愚挙である。絶対に許してはいけない。学内で“皇帝”と称される稲見主任教授は、来年に副学長選挙を控え、恐喝者の排除を決意し実行に移す。犯行計画は完璧なはずだった。そう確信していた。あの男が現れるまでは。著者…

愚者のエンドロール(米澤穂信)★★★☆☆ 1/26読了

「折木さん、わたしとても気になります」文化祭に出展するクラス製作の自主映画を観て千反田えるが呟いた。その映画のラストでは、廃屋の鍵のかかった密室で少年が腕を切り落とされ死んでいた。誰が彼を殺したのか?その方法は?だが、全てが明かされぬまま映…

バドミントン新年会@橙家 みなとみらい東急スクエア店

大体、戸塚か上大岡でやることが多いのだが、今回は何故かみなとみらい、しかも夜景の見えるお店。ただ、結果的には夜景の見えない席になってしまった。まあ、団体だからね。コース内容は下記。 【前 菜】前菜プラッター4種盛り合わせ ・なめらかチーズ豆富…

カンティーナ・マルゴ・フィエロ・ビアンコ 2015

カンティーネ・マルゴはペルージャにて2008年に設立された、わずか1haの畑を所有する小さなワイナリーです。畑は標高350mのミネラル豊富な泥灰土を含む粘土質土壌です。 カルロ・タバッリーニ氏が一人でワイン造りを行っています。 「ラ・ビアンカーラ」や…

マスカレード・ナイト(東野圭吾)★★★☆☆ 1/23読了

若い女性が殺害された不可解な事件。警視庁に届いた一通の密告状。犯人は、コルテシア東京のカウントダウンパーティに姿を現す!?あのホテルウーマンと刑事のコンビ、再び。 結末は分かりっこないし、動機とかもどうなの?と思うが、先が気になって読んでしま…

テアトロコント vol.25 渋谷コントセンター月例公演

城山羊の会が初進出!わっしょいハウスは2回目の登場、2018年2月テアトロコント! 出演=(演 劇)城山羊の会、わっしょいハウス(両日) (コント)犬の心、ラバーガール(23日)、ラブレターズ、やさしいズ(24日) ◆4ユニット交代で30分ずつ上演ののち、…

氷菓(米澤穂信)★★★☆☆ 1/20読了

いつのまにか密室になった教室。毎週必ず借り出される本。あるはずの文集をないと言い張る少年。そして『氷菓』という題名の文集に秘められた三十三年前の真実―。何事にも積極的には関わろうとしない“省エネ”少年・折木奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の…

プリモ(ディナー)

娘の誕生日ディナーとして家族で訪問。今回、赤ワインを1本持ち込んだ。といっても当日ではなく、火曜日の会社の帰りに寄って預けておいた。銘柄は「ヴォギュエ・シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ 2008」。事前抜栓をお願いしておいたので、抜栓…

ヴォギュエ・シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ 2008

キタザワにて購入。プリモでのディナーに持ち込んだワイン。ヴォギュエは過去に一度、「シャンボール・ミュジニー2001」を飲んだことがある。今回のプルミエはミュジニーの若木で造られているので、畑的にはミュジニーなのだ。 ものすごく香るというわけでは…

出会いなおし(森絵都)★★★☆☆ 1/17読了

年を重ねるということは、おなじ相手に、何回も、出会いなおすということだ。出会い、別れ、再会、また別れ―。人は会うたびに知らない顔を見せ、立体的になる。人生の特別な瞬間を凝縮した、名手による珠玉の六編。 どれもなかなか良かったけど、個人的には…

京都で考えた(吉田篤弘)★★★☆☆ 1/13読了

答えはいつもふたつある。京都の街を歩きながら「本当にそうか?」と考えたこと―。 吉田篤弘がつらつら考えていることを文章にした本。最後に短い小説も付いている。昼下がりにふらりと新幹線で京都に行って、ブラブラ歩きながら思索にふけるなんて、私もやっ…

I谷さん宅での飲み会

前回失態を演じてしまったので今回は遠慮しようと思っていたのだが、「いいから来い」とお誘いを受けたので、新年の挨拶がてらお邪魔した(バドの練習を休んでいるので、皆さんと会うのも久し振りなのだ)。 私はワインとパンドコロのパンとラスクを持参。最…

勝沼醸造 アルガブランカ クラレーザ 2016

日本固有 のぶどう「甲州」から、シュールリー醸造法(ワインと澱をゆっくり接触させる)を用いて、食に合う辛口ワインを造りました。ワインとの相性が難しいとされ ていた味噌、醤油、わさび等にもよく合いますので、洋食のみならず和食との相性が良いのが特…

エチベリア・ニーニャ・ブリュット・ブラン・ド・ブラン

さまざまなコンテストで多くの賞を受賞しているチリ地ワインの名門がエチベリアです。 チリの首都サンチャゴから南へ約200kmに位置するクリコヴァレーに ロベルト・エリベリア氏の経営するヴィーニャ・エチベリアがあります。 エチベリアでは「良いワインは…

カッシーナ・デッリ・ウリヴィ・ベロッティ・ロッソ 2016

SO2無添加!!ほんのりと発泡感を残し自然派愛好家にはサイコ〜〜!果実味の甘さとジュワっと感のコラボ!!濃さアリ、ナチュラル感もしっかり残して、自然派ならではの美味しさが詰まりまくり! 「可能な限り自然なワインをお手頃な価格で楽しんで欲しい…

東京日記 他六篇(内田百けん)★★★☆☆ 1/6読了

日常の中に突如ひらける怪異な世界を描いて余人の追随を許さない百けん文学、後期の傑作七篇を収録。東京幻想紀行とでもいうべき「東京日記」をはじめ、「白猫」「長春香」「柳検校の小閑」「青炎抄」「南山寿」「サラサーテの盤」を収録。 森見の『太陽と乙…

旭洋酒・ソレイユ ピノノワール 2015

<ワイナリーから> フランボワーズなどの赤いベリー、ローズヒップ、紅茶などのチャーミングな香。 口中ではサクランボやサンザシ様の果実味がふんわり広がり、焙じ茶のような旨みを ともなって後を引きます。色のわりに充実した味わいに思わず笑みがこぼれ…

フェッラーリ・ロゼ

ワインは、ピノ・ネロ60%、シャルドネ40%のセパージュで、生き生きした豊かな発泡性のあるスパークリングです。サンザシや野苺を想わせる繊細でフレッシュな香りで、優雅で飽きの来ない味わいです。 キタザワにて購入。今回は年末年始休みがいまだかつてな…

リュードヴァン・シャルドネ 2014

長野県、東御市に誕生したブティックワイナリーです。標高500〜700メートルに点在する葡萄畑は3ヘクタールあまりです。栽培品種に合わせた標高での栽培。 畑が点在するのは効率的ではありませんが、それよりも良いブドウを得たい為です。 耕作放棄地(リンゴ…

初詣

妻は出勤だったので、娘と一緒に近所の天満宮へ初詣。我が家では、初詣は行ったり行かなかったりで、行く場所も決まっていない。1月4日ということもあり、参拝客はまばらだった。おみくじは私が中吉で娘が末吉。 「心を決めて いろいろとさわがず 迷わず …

ブリュノ・クレール・ジュヴレ・シャンベルタン・1er・クロ・サン・ジャック 2012

■■■リアルワインガイド93+〜95点■■■ うわ〜〜、なんだこりゃ。ジュヴレどころかブルゴーニュワインの真髄といえる香りが詰まりまくっている。ともかく半端なくいい香りなので分析はなし。信じて!口に含むと物凄い味の集中感だ。前銘柄のカズティエにもビッ…

シャトー・ル・パン・サクリスト 2015

歴史あるワイナリーの、お手頃飲みきり甘口 貴腐ワイン独特の果実味と、しっかり感じられる酸味とのバランスが抜群の甘口ワインです。また、高価なイメージの貴腐ワインがお手頃価格で楽しめるというのも嬉しいニュースです。デザートやブルーチーズと合わせ…

ラディコン・リボッラ・ジャッラ 2007《1000ml》

この地の土着品種リボッラ・ジャッラ100%で造られるワイン。 リボッラはボリューム感に欠ける代わりに、アルコール度数も上がりすぎず、飲み心地に優れた伸びやかなワインを生み出します。 特にミネラルと余韻の長さに関しては、このオスラヴィエの地に最も…

謹賀新年

大晦日は寒かったけど、元日は穏やかな日和となった。 13時頃に妻の実家に到着。豪華で美味しいお節や柿の葉寿司やケーキを頂く。妻と娘が去年お義兄さんと一緒に高山に行ったときの写真をSDカードに入れておいたものもテレビで見た。天皇杯のハーフタイムの…