2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

シャトー・カロンヌ・サント・ジェム 2010

オー・メドック・クリュ・ブルジョワ級のトップクラス!高級カロンヌ・サント・ジェム!しかも世紀のヴィンテージと言われ、1982年や2005年を凌ぐとまで言われる2009年に続き、2年連続のスーパーグレイトヴィンテージ[2010]年! 造り手は、ワイン愛好家に大…

不時着する流星たち(小川洋子)★★★☆☆ 3/28読了

盲目の祖父は、家中を歩いて考えつく限りの点と点を結び、その間の距離を測っては僕に記録させた。足音と歩数のつぶやきが一つに溶け合い、音楽のようになって耳に届いてくる。それはどこか果てしもない遠くから響いてくるかのようなひたむきな響きがあった―…

熊と踊れ(下)(アンデシュ・ルースルンド、ステファン・トゥンベリ)★★★☆☆ 3/24読了

熊と踊れ(上)(アンデシュ・ルースルンド、ステファン・トゥンベリ)3/18読了 凶暴な父によって崩壊した家庭で育ったレオ、フェリックス、ヴィンセント三人兄弟。独立した彼らは、軍の倉庫からひそかに大量の銃器を入手する。その目的とは史上例のない銀行…

MONO『ハテノウタ』 @東京芸術劇場シアターウエスト

ある薬の普及で100歳間近になっても若いままの人々。 服用の度合いによって老け方が違うらしい。 しかし共通しているのは、今年中に全員死ななければいけないということだった。 皆は集まり、懐かしいエピソードで盛り上がる。 ただ、未来のことだけは語れな…

一心鮨光洋@新宿タカシマヤ

池袋でのMONOのマチネのあとに新宿タカシマヤで催事出店している一心鮨光洋へ。mondoの田村さんの投稿を見て、寿司とワインのペアリングが気になったのだ。4時頃に着くと、準備中の札が出ている。聞いてみると、一旦閉めて4時15分に再開とのこと。その場で…

レジナ ビアルム・レジナ(レヒーナ)・エクスプレッション 2010

紀元前200年ほどから、最大傾斜角60℃にもなるシル川渓谷にブドウが栽培され、過酷な環境の下、数百年にもわたるブドウ栽培の経験とワイン造りの知識は、このワインを唯一のものに! レジナ・ビアルムのブドウ畑も傾斜角が60℃にも及ぶ過酷な環境の下、全て手…

青年団+こまばアゴラ演劇学校“無隣館”『南島俘虜記』

近未来の架空の戦時下、 どこにも行き場のない捕虜たちの おそろしいほどに退屈な日々 近未来の架空の戦時下、南方の島に囚われた日本人兵士たち。 舞台上では、時代も、敵も、特定されてはいない。戦争はいつ終わるとも知れず、捕虜たちは、日本に帰国する…

葡萄酒蔵ゆはらの『ラディコン・メルロー』も入ったイタリア赤ワイン4本入り福袋

ラディコン・メルロー以外は下記の3本。 ラ・マリオーサ・マリオーサ・ロッソ 2014 コス C.O.S・ピトス・ロッソ 2012 カンティーナ・マルゴ マルゴ・ロッソ 2014 先月カンティーナ・マルゴをまとめ買いしたばかりだったので、マルゴ・ロッソは痛かった。さ…

メゾン・ド・モンティーユ・サン・ロマン・ブラン 2008

モンドヴィーノでも取り上げられた天才醸造家アリックスが仕切っており、ブルゴーニュ・ブランからグラン・クリュまで、輝かしい白ワインを何品も作ってきましたが、今回はその中からサン・ロマン・ブランを34%OFFでご案内いたします。 しかもヴィンテージ…

新海誠監督作品「君の名は。」展@松屋銀座

アニメーション監督・新海誠の最新作「君の名は。」は、昨年夏に公開され大ヒットを記録、興行収入も200億円を突破しました。“美しく壮大な世界ですれちがう男女の物語”を、完成度の高い映像に結晶させ、登場人物やその世界を鮮やかに描き出す新海氏の作品は…

ビストロボレロ(ディナー)

「君の名は。」展の後は中目黒へ移動して、前から気になっていたこちらのお店へ。縦に細長いお店で1階はカウンターだけのようだが、2階は割と広い。2階の奥のテーブル席に案内された。最初はグラスのクレマン、娘はグレープジュース。料理はアラカルトに…

騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編(村上春樹)★★★★★ 3/10読了

騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編(村上春樹)3/3読了 『1Q84』から7年――、 待ちかねた書き下ろし本格長編 その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降ったが、谷の外…

マティーニハウス(ディナー)

アゴラでの「いつ高」の前に娘と訪問。芝居が7時頃受付、7時半開演ということで、夕食をどうするかが微妙だった。始まる前では慌ただしいし、終わってからではちょっと遅い。当初は早い時間から開いている東大内のレストランに行く予定だったのだが、あい…

いつ高 vol.4『いちごオレ飲みながらアイツのうわさ話した』@こまばアゴラ劇場

いま自販機でスプライトを買ってる亜子ちゃんは、安田先生に恋していなかったらしい。 いま音楽室でピアノを弾いてるモリナガくんは、ほんとは柔道がしたいらしい。 いま下駄箱で手紙を拾った達也は、明日には月に帰るらしい。 いつだってあたしたち、ホント…

マルケス デ マリアルヴァ・ロゼ ブリュット

ヴェリタスの本格シャンパン製法の極上の泡6本セットのうちの1本。なぜだか自宅で泡を飲むのは久し振り。ポルトガルのロゼ。すごく安いんだけど、まずまず美味しかったし、ロゼはやっぱり華やかでいいね。

ヴィニュロン ド カラクテール・ヴァケラス “レ・オード・カステラ” 2013

あのヒュー・ジョンソン氏に「ジゴンダスの隣で産するグルナッシュ中心の胡椒(コショウ)の香りのするコクのあるストレートなワイン。お隣(ジゴンダス)より温暖な気候で力強いものになりうる。10年以上の熟成が可能。」と★★Wスターで絶賛するヴァケラスAOC…

falo(ディナー)

友人Oとの久し振りのサシ飲み。faloは昨年9月以来の3回目。また行きたいとずっと思っていてようやく行けた。 最初はイタリアのクラフトビール。ちょっと不思議な感じで美味しかった。 料理は、まずイカ墨爆弾。下はイカ墨のラグーで、上にライスポールが…

十二人の死にたい子どもたち(冲方丁)★★★☆☆ 2/25読了

廃業した病院にやってくる、十二人の子どもたち。建物に入り、金庫を開けると、中には1から12までの数字が並べられている。この場へ集う十二人は、一人ずつこの数字を手にする決まりだった。初対面同士の子どもたちの目的は、みんなで安楽死をすること。病院…