「君の名は。」展の後は中目黒へ移動して、前から気になっていたこちらのお店へ。縦に細長いお店で1階はカウンターだけのようだが、2階は割と広い。2階の奥のテーブル席に案内された。最初はグラスのクレマン、娘はグレープジュース。料理はアラカルトにして、まずはフレンチフライと砂肝のコンフィ。おつまみとしてはちょうどいい。
前菜は「スモークサーモンのコンフィ 青リンゴのサラダ添え」と「スズキのマリネ トマトのヴィネグレットとグラダパダーノ」。どちらも美味しかった。ワインはグラスのソーヴィニョンブラン。
ワインはグラスで通すかボトルにするかで、とりあえずボトルのメニューをもらって検討。気になった3本を提示するとソムリエが実際にボトルを持ってきて説明してくれた。我々が選んだのはヴィニ・ヴィティ・ヴィンチの「イランシー 2011」。この造り手のことは知らなかったが、ほぼエチケットで決めた。自然派ということでノンフィルターで出汁系の味わい。その辺が大丈夫かどうかをソムリエは心配していたが、自然派のワインは家でも結構飲んでいるので、そういう心配はいらんしーだったw。調べてみると、セパージュはピノ・ノワール90%、セザール10%。セザール種のことは知らなかった。このワインは美味しかったね。新しい造り手を知ることができたのも良かった。
メインは「マグロホホ肉のガーリックソテー バルサミコソース」と「沖縄産 骨付き豚スネ肉のラケ オレンジ風味」。どちらも美味しかったが、スネ肉の方のこってりソースが特に良かったね。
デザートは私が「フレッシュ苺のクレームダンジュ」で、妻が「淡路島産新玉葱のソルベ オリエンタルスパイスの香り」、娘が「リンゴとパインのスパイスキャラメルケーキ」。新玉葱のソルベが面白かった。コーヒーでフィニュッシュ。
カジュアルなビストロだけど、料理は美味しいし、ワインの種類も多い。すごく特徴的というわけではないけど、使い勝手は良さそうだね。