タツミ(ディナー)

約4年ぶりのタツミは友人のMと。中目黒には早めに着いたので、できたばかりの高架下のお店を偵察。個性的なお店が多かったけど、特に行きたいと思わせるお店はなかったかなあ。
タツミではカウンターの中程の席へ。既にお客さんでいっぱいだった。最初は、前菜盛り合わせで最後は肉の盛り合わせにするのは決めていて、間をどうするか。女性スタッフが丁寧にメニューを説明してくれた。色々とメニューがかぶらないようにして、結局、馬肉のタルタルと魚介のフリットにした。
グラスのクレマンで乾杯。シャンパーニュはなくて、泡はクレマン一択というのが潔い。パンを食べながら前菜を待つ。泡がなくなると、サッとグラスワインのメニューを出してくる。私がリースリングでMはシャルドネにした。
前菜盛り合わせは圧巻だった。アバジュレ、パテカン、自家製ハム、金柑、キャロットラペ、レンズ豆、生ハムなどなど、そして奥に隠れているが、魚のカルパッチョまである。いろんなお店で前菜盛り合わせは食べているけど、これが一番かもな〜。
グラスの白はマルサンヌへ。グラスワインのメニューは、泡1、白3、赤3である。
ここでボトルの赤を注文。ACブルゴーニュを頼むのもつまらないので、「ドメーヌ・ジェラール・ミュニュレ・ヴォーヌ・ロマネ 2010」を選択。ジェラール・ミュニュレという造り手は寡聞にして知らなかった。最初の温度はやや低めだが、一応許容範囲か。酸がきれいで美味しかったのだが、村名のヴォーヌ・ロマネならもうちょっと複雑味も欲しかったかな。



飲んでいるうちに馬肉のタルタルが登場。妻は生肉が苦手なので、一緒にレストランに行って生肉を食べることはない。だから、ずいぶん久し振りに食べた。これは美味しかったね。
続いて、魚介のフリットだが、実際には白子と野菜のフリット。mondoでも白子は食べたのだが、やっぱり白子は美味しいね。



メインは肉の3種盛り。羊と牛ハツと蝦夷鹿をチョイス。羊は肉に甘みがあり、ハツはコリッとしたやや生な感じが美味しかった。そして蝦夷鹿がカツレツになってるのにやられたな。タルタルソースつけて食べると美味しかったなあ。
最後にコーヒーを飲んでフィニュッシュ。お腹いっぱいになりました。料理は文句なく美味しかった。ワインでのワクワク感はもうひとつかな。あと、お店の人たちがあまり愛想が良くないのが残念だった(女性スタッフは除く)。