2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧
植物状態になった患者と、コミュニケートするための医療器具「SCインターフェース」が開発された日本。少女漫画家の淳美は、自殺未遂を起こして数年間意識不明に陥っている弟の浩市と対話を続けている。「なぜ自殺を図ったのか」という淳美の問いかけに、浩…
ブラインド・テイスティングをしてもシャンボールだと一発で分かってしまうくらい「気品ある美」を持ち合わせたワインを生み出す「ユドロ・バイエ」。 98年にドメーヌを継承したドミニク・ル・グエンは『シャンボール新世代の旗手』とも言われ、体にじんわり…
お金がなくても、思いっきり無理をしなくても、夢は毎日育ててゆける。契約社員ナガセ29歳、彼女の目標は、自分の年収と同じ世界一周旅行の費用を貯めること、総額163万円。第140回芥川賞受賞作。 津村記久子の小説を一度読んでみたくて図書館で借りてみたん…
厖大なレコード・コレクションの中から、ビーチボーイズ、ドアーズ、H.メリル、T.モンク、B.ホリデイ、S.クロウ、スプリングスティーンほか、ジャズ、スタンダード、ロックの多彩なアーティストをピックアップ。「中国行きのスロウ・ボート」「酒とバラの日…
まず驚いたのは、香りがぶわっと開いて、味わいは一口目から、ジューシーで甘い果実が楽しめます!葡萄のエキスがたっぷりで、自然な甘さとピュアさを持っています。普段飲み用のブルゴーニュをお探しの方に凄くオススメです!!すご〜く美味しい〜〜です♪ …
カベルネ・フランを100%使用。12時間ほど果皮を漬け込んだ果汁を使用することで、美しいサーモンピンクのロゼが生まれます。 味わいのバランスがよく、ふくらみも十分感じられ、食中酒としてもお勧めです 。 ダイケンにて購入したロゼ4本セットのうち…
「あなたはとことん見下げ果てた人間です」私は二十ドルぶんの通貨を、デスクの向こう側に少し押し出した。「君は二十ドルぶん、彼のことを案じていた。しかし何を案じているのか、もうひとつよくわからない」行方不明の兄オリンを探してほしい―私立探偵フィ…
インタビュー、受賞の挨拶、海外版への序文、音楽論、書評、人物論、結婚式の祝電――。初収録エッセイから未発表超短編小説まで満載の、著者初の「雑文集」! 「雑文集」というだけあって、雑多な文章の寄せ集めである。短いものが多いのだが、なかには結構長…
グレープフルーツやレモンなどの上品な果実の香りに、繊細でエレガントな味わい。ホタテやマグロのカルパッチョ、カニや海老などの甲殻類と。 [ ソーヴィニヨン・ブラン 60%、セミヨン 30%、ミュスカデル 10%] エノテカで買った白9本セットのうちの一本…
13時過ぎの入店で、空席はほとんどなし。結構混んでいる。 前菜+メインのコースで、前菜は「カジキマグロと玉ねぎの香草パン粉焼き」。美味しかったけどちょっとカジキマグロが小さ過ぎるな。グラスワインはソアーヴェ。 メインは「何とか豚の赤ワイン煮」…
路地裏にカラスが舞い降りて人になるのを見た。一瞬目が合ったけれど、カァーと一声鳴いて地下鉄に消えた。言うなよと聞こえたので今まで誰にも言わなかったが、今日ベランダにやって来たカラスがどうやらあのときの人物のようで、同じ声でカァーと鳴き、僕…
■■■リアルワインガイド89〜90点■■■ 今は少し閉じ気味。やはり黒い風味がメインで、ミネラルの薫香がある。味は力強いと言うものではなく、味の乗りがとても良く、クッキリとした絵を描く。これはとてもよく出来た村名ワインで、この密度感、味の複雑性は1er…
シャルドネ100%から造られる極上のブラン・ド・ブラン。当然シャンパン方式で丁寧に造られています。それ に加え、クレマンの規定では9ヶ月でもクレマンを名乗れますが、より深みを出す為に規定の倍の18ヶ月もの歳月を瓶熟に費やしています。味わい的には殆…
数式による恋人の存在証明に挑む阿呆。桃色映像のモザイクを自由自在に操る阿呆。心が凹むと空間まで凹ませる阿呆。否!彼らを阿呆と呼ぶなかれ!狭小な正方形に立て篭もる彼らの妄想は壮大な王国を築き上げ、やがて世界に通じる扉となり…。徹底して純粋な阿呆…
ジュヴレ・シャンベルタンを本拠地とし、ルイ・ジャド、ドルーアン、ルロワと言った超一流のネゴスへの樽売りの歴史を持つフレデリック・エスモナン。また、父親のアンドレはその腕を買われ、オスピス所有のマジ・シャンベルタンの耕作責任者を任されていた…
これほど大きい地震に遭遇したのは生まれて初めてだった。会社に居たのだが、本棚がパーティションごとひっくり返った。ただ、幸いにも背の方に倒れたので、前面のガラスは無事だった。それ以外にも色々倒れたり割れたりしたが、それほど大きな被害はなかっ…
鎌塚アカシ、彼は完璧なる執事になることを誓って、湖に浮かぶ城・羽島邸にやってくる。 彼をフォローするのは羽島家の副執事・上見ケシキという女性。ケシキに淡い恋心を抱きながら、職務を全うしようとする鎌塚氏の前に立ちはだかる陰謀・困難の数々。果た…
大分良くなってきた。昨日の朝は足を引きずって出社したけど、昨日の帰りくらいから、もう引きずらなくても歩けるようになってきた。もちろんまだぎこちないし、速くは歩けないけど。完全に痛みが消えるまでにはしばらく時間が掛かるだろうけど、普通の生活…
昨日一日休んで、今日は出社した。足を引きずらないとと歩けないので、非常にイライラするのだが、思っていたよりは速く歩けた。どのように右足を運んだら痛くないのかを模索しながら歩いているので、時々変な風にしてしまって激痛が走ることもある。 ただ、…
重病から生還した34歳の作家シドニーはリハビリのためにブルックリンを歩き始める。不思議な文房具店を見つけ、そこで買ったブルーのノートに新しい物語を書きだすと…。美しく謎めいた妻グレース、ダシール・ハメットのエピソード、ガーゴイルのように動き出…
今日のバドミントンの練習中にやってしまった。練習試合の3試合目くらいまで何ともなかったのに、次の試合の途中で甘いサービスをプッシュしようとして右足を踏み出した瞬間にふくらはぎから「ブチッ」と音がした。 そもそもは2/20の試合の時に痛めて、治っ…
ラヴノーと共に、シャブリで最も偉大な生産者に挙げられるドメーヌ・ヴァンサン・ドーヴィサ。セレナ・サトクリフが「すべてのシャブリのあるべき典型」と語るように、シャブリはもちろんのこと、白ワインの最高峰のひとつであることは疑いようがありません…
1999年ヴィンテージからは買い付けぶどうによるネゴシアン部門、メオ・カミュゼ・フレール・エ・スール。 ネゴシアンと言えども、決まった栽培者の区画から供給されるぶどうを用いるため、ほとんどフェルマージュ(農地を借りてワイン造りを行う場合に、地代…