2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ガット張り替え

小学校の体育館がまたもやコロナで使えなくなってしまい、2月の頭から練習ができていない。そんな中、天皇誕生日に久しぶりに別口の練習に参加した。そこで、アークセイバーのガットが切れる寸前までいってしまったので、自分で切ってしまって、月末の出社…

ルーティーンズ(長嶋有)★★★☆☆ 2/27読了

無数のルーティンで、世界は回っている。作家と漫画家夫婦と2歳の娘がおくる、コロナ下のかけがえのない日常。長嶋有デビュー20年目の家族小説。 「願いのコリブリ」と「願いのロレックス」が『群像』と『文学界』に同日発表されたというのが面白い。前者は…

mondo(ディナー)

昨年10月以来の訪問。田村さんからは「明けましておめでとうございます」と言われてしまった。確かに今年初訪問だけど。。昨年faloからmondoに移った古市君も元気そうだった。 最初はスパークリングといつもの「お野菜のスープとオリーブ」。続けて、これも…

ほりぶん第9回公演『かたとき』@紀伊國屋ホール

はえぎわの川上友里、元・乞局の墨井鯨子、ナカゴーの鎌田順也で二〇一四年に立ち上げたユニット。 出演者はワンピース姿の女優だけで上演時間もわりと短めの作品をつくっています。 今回は男性の出演者も参加致します。上演時間もいつもより少し長くなりま…

熔果

消えた5億円の金塊を追え! 日本中の悪がシノギを削る、痛快クライムサスペンス。白昼堂々起こった5億円の金塊強奪事件。かつて大阪府警のマル暴刑事だった堀内と伊達は、事件の裏に下関港で発生した金塊密輸事件との繫がりを嗅ぎ取る。未だ押収されていない…

チェヴィコ ラルス スプマンテ ブリュット NV

チェヴィコ社の歴史は、2000年以上もの間トスカーナとロマーニャの間に横たわるアペニン丘陵に広がるブドウ栽培に最適な土地でワインを醸造していた生産者たちが、1950年代前半に彼らの経験を集め、共同でワインを造り始めたことから始まります。今やチェヴ…

ヴェニカ エ ヴェニカ フリウラーノ コッリオ ロンコ デッレ チメ 2019

北西向き斜面で標高200mのロンコ デッレ チメ畑のフリウラーノ。9月上旬に収穫。酸素が入らない特殊なステンレスタンクで18~24時間11度の低温で果皮浸漬。発酵終了後、40%は20~27hlの大樽、残りはステンレスタンクで6ヶ月熟成。最初の2ヶ月は定期的にバト…

ギュファン オウ シュッド ヴァン ド フランス ティニュス ルージュ 2016

ティヌスはジャアン・マリーのお爺さんの名前。南仏トゥーレットの自社畑の葡萄のみを使用する。南仏のトップ・キュヴェ。シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、グルナッシュのセパージュでスペインのような荒々しいワインを目指した。 夕飯は鉄板焼き。カルピ…

レ クロ ペルデュ レクストリーム ブラン 2017

樹齢120年の特別な畑。リヴザルト北部アグリ丘に位置するシストとマールが混じる土壌。北東を向く斜面で冷涼感を持っている。バスケットプレスで酸化させながら圧搾、1日低温浸漬を経て、野生酵母のみで発酵。発酵は古バリックで行うが、熟成段階からステン…

夜の声(スティーブン・ミルハウザー)★★★☆☆ 2/17読了

耳をすませば、声が聞こえてくる人魚の死体が打ち寄せられた町の人々の熱狂と奇妙な憧れを描く「マーメイド・フィーバー」。夜中に階下の物音を聞きつけた妻が、隣で眠る夫を起こさずに泥棒を撃退しようとあれこれ煩悶する「妻と泥棒」。幽霊と共に生きる町…

健康診断

コロナ禍での2回目の健康診断。今回はいつもの場所ではなくて、新しい場所で受診した。2月の頭にオープンしたばかり。そもそもビル自体が建ったばかりのようで、まだテナントがあまり入っておらず、内装工事もしていた。 前の場所は建物が小さいから、階の…

くらむぼんワイン くらむぼん ロゼ

くらむぼんマスカット・ベーリーAに使用するベーリーAのセニエ果汁(色が僅かについた段階で抜き取る果汁)を用いて低温醗酵させました。ブドウの果皮についた天然酵母を使用しています。 きれいなピンク色。無ろ過ですので、ボトルの底には少し滓も溜まって…

ラ・ヴィーニュ・デュ・ペロン レ・エルミチュール 2016

元々はピアノの先生だったフランソワ。畑の香りがしそうな素朴なたたずまいの中に、なんとなく紳士的な優しい雰囲気を秘めています。1993年にお父さんの畑を引き継ぎ、ワイン造りを始めてから、全てが順風満帆な訳ではありませんでした。 彼の造る時にナチュ…

剛心(木内昇)★★★★☆ 2/12読了

日本近代建築の雄、妻木頼黄(よりなか)。 幼くして幕臣の父を疫病で亡くし、維新後に天涯孤独の身となり、17歳で単身渡米。 のちにコーネル大学で学んだ異才は、帰国後にその力量を買われ、井上馨の「官庁集中計画」に参加。 以来、官吏として圧倒的な才能と…

ボルトルッソ ソーヴィニョン 2019

Bortolussoの土壌はMaranoの干潟のカルシウムを豊富に含み、海に近いため年間を通じてぶどうの樹は塩分を含んだ潮風(Scirocco)にさらされ続けます。熟練者により選別しながら手摘みで収穫、発酵・熟成は、厳密に温度管理されたステンレスタンクで行われます。…

イエロー・マジック・ワイナリー オーディナリー・ルージュ 2020

2020年産はスチューベンの「甘い香り」とユルウマ感のコシを形成するために「マスカットベリーA」と「メルロー」を加え、このワインのコンセプトである、「日常」を表現しました。日常に寄り添うワイン。あらゆるシーン使える日本のブドウとしての「アジアン…

アンヌ・グロ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2018

ブルゴーニュ・ピノ・ノワールです。標高350メートルの東南向きの畑で、強い西風を遮ることができ、夏は暑く秋は乾燥しております。 葡萄のなめらかさと果実味を出す為、10日間ステンレスタンクで発酵させ、その後3~5年使用した樽で約8か月熟成させており…

矢印(松尾スズキ)★★★☆☆ 2/5読了

演出家、劇作家、俳優、映画監督、小説家とマルチに活躍する松尾スズキ、三年ぶり待望の新作小説。 放送作家見習いの「俺」は、十年間師匠と仰いでいた人物が自殺した日、映画館で偶然出会った女・スミレにいきなり結婚を申し込む。スミレは離婚したばかりだ…

ダウ90000 第3回本公演「ずっと正月」@新宿シアタートップス

最近M-1に出させていただいたりしたことから知ってもらうことも多くなって来たのですが、ダウ90000は漫才の他にコントや長尺の演劇の公演も行なっている8人組です。 本公演と銘打っている演劇公演は今回で3回目ですが、1回目2回目に引き続きコメディを90分や…

村上春樹とイラストレーター ★★★☆☆ 2/5読了

村上文学を鮮やかに彩るイラストレーションが満載! ちひろ美術館・東京(東京・練馬区)で2016年8月7日まで開催の同名の展覧会をベースに、佐々木マキ、大橋歩、和田誠、安西水丸が村上春樹と共作したさまざまな作品を、見ごたえたっぷりのカラーページで紹介…

ヴェルジェ プイィ フュイッセ テール ド ピエール 2018

ヴェルジッソン村のラ・コートが主体(北斜面なのでミネラル感とフレッシュさをもたらす)でフュイッセ村の2区画をブレンド。ヴェルスラクロワとレリットで、豊かさと密度をもたらす。70%は小樽(新樽25%)で30%が大樽。味わいのスケールは大きく、力強い…

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊 ★★★☆☆ ブルク13

「グランド・ブダペスト・ホテル」「犬ヶ島」のウェス・アンダーソン監督が、フランスの架空の街にある米国新聞社の支局で働く個性豊かな編集者たちの活躍を描いた長編第10作。国際問題からアート、ファッション、グルメに至るまで深く切り込んだ記事で人気…