2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

新参者(東野圭吾)★★★★☆ 5/30読了

日本橋。江戸の匂いも残るこの町の一角で発見された、ひとり暮らしの四十代女性の絞殺死体。「どうして、あんなにいい人が…」周囲がこう声を重ねる彼女の身に何が起きていたのか。着任したばかりの刑事・加賀恭一郎は、事件の謎を解き明かすため、未知の土地…

ジャン・グリヴォ・ブルゴーニュ・ルージュ 2006

■■■リアルワインガイド87+〜88+点■■■ このクラスとしてはとても充実した黒くて深い香り。ミネラルもキチンとある。そして口に含むとびっくり。しっかりした味つきで、クラスをあっさり凌駕している。甘く、酸度が低く、肉付きが良く、液体にボリューム感があ…

モンサラ・カヴァ・ブリュット NV

保水性、透水性に恵まれた石灰質土壌で、パレリャーダの栽培に最適。シャンパンと同じ製法の大人気のカヴァです。 力強い泡は持続性が高く飲んだ瞬間のアタックの強さはシャンパン級です。白い花のような香りが広がり、イースト、ハーブの香りが混ざり、酸の…

東京カレンダー 2010年 07月号

最新のグルメ情報を中心に伝えてきた東京カレンダーが、カルチャーの要素を強化して新装刊となった。グルメ情報はきちんと押さえつつも、映画の話なんかも結構あって、前よりも良くなったんじゃないかな。 冒頭の「Tokyo Restaurant Now!!」で紹介されている…

インパラの朝 ユーラシア・アフリカ大陸684日(中村安希)★★★☆☆ 5/24読了

26歳の私は、ユーラシア・アフリカ大陸へ2年間の旅に出る。「その地域に生きる人たちの小さな声に耳を傾けること」を主題に、そして、その“小さな声” を手がかりに、生き延びる手段を模索し、世界を見つめ直していく。中国からチベットへ抜け、高僧に謁見。…

Osteria Arco/オステリア アルコ(ランチ)

確か「グルマン温故知新」で見て、チェックしておいたお店。東急百貨店の先を突き進んでしばらく行くとある。そっち方面に行くのは初めてだった。 先客は居なかったで奥の4人掛けのテーブルへ。注文したのは2,100円のパスタコース。最初に出てきたのはモッ…

パルコ・プロデュース「裏切りの街」

乱交パーティに集う男女を、リアルな会話で描いた作品『愛の渦』で、2006年に岸田戯曲賞を受賞した三浦大輔。 彼が率いる劇団「ポツドール」の舞台は、セックスや暴力という題材の過激さ、リアルという表現の先鋭さで、常に物議をかもしてきました。 人間と…

クリストフ・シュヴォー・ブルゴーニュ・ルージュ 2007

すべてフラジェ・エシェゾー村でLes Rouchamps等3つの区画で合計0.51ha。樹齢40〜50年のVV。3〜4回使用樽で18ヶ月間の熟成。 湘南ワインセラーにて購入。クリストフ・シュヴォーはプリューレ・ロックで10年間働いていて、お父さんのベルナールは1962年…

シモン・ビーズ・ブルゴーニュ・ブラン・ペリエール 2007

シモン・ビーズはエチエンヌ・ソゼにいた人が蔵に入り、それから品質が格段に上がっております。蜜のようなボディとそれを引き締める酸がマッチした旨安ソゼって感じの仕上がりになっておりますのでお試しを! キタザワにて購入。ちょっと酸味が強い。最終的…

落語論(堀井憲一郎)★☆☆☆☆ 5/20読了

ファン待望、ホリイの落語入門がついにお目見え!なぜ同じ噺を繰り返し聞いても飽きないのか。うまい噺家はどこがどうすごいのか。当代一、落語会・寄席に通い、噺家すら恐れる著者だから書けた渾身の落語論。 落語というのはライブのものであり、「場」「客…

カンブーザ/CAMBUSA(ディナー)

妻の誕生日ディナーということで、先日ランチに行ったカンブーザへ。席は奥の凹んだところにある半個室のようなところ。子供がいてもここならそれほど目立たない。 食前酒は、前日にエグリ・ウーリエを飲んでいたのでスプマンテではなく、生ビール(エビス)…

エグリ・ウーリエ・ヴィーニュ・ド・ブリニー

一般市場にリリースされるは、2004年が初めてという、ウーリエがピノ・ムニエ100%で仕立て上げた新作が登場です! 約3年の熟成期間を経て、リリースされました(^O^)v このピノ・ムニエは、ブリニーにある奥様所有の畑で、60年代に植樹された畑の…

妻の誕生日

今日は○回目の妻の誕生日。妻のリクエストはグラマシーのアフロだったのだが、売り切れていたので、ヴィタメールのフォレ・ノワールにした。 ケーキの上に幾重にもチョコが重なり合っていて、このままだとカットできないので、一旦上のチョコをどかしてから…

Need You Now (Lady Antebellum)

ノスタルジックなポップ・チューン「ニード・ユー・ナウ ~想い出のメロディ(原題:Need You Now)」が大ヒット中。 王道アメリカン・ポップスの新星が誕生。女性1人、男性2人の3人編成グループ。 2006年に米テネシー州ナッシュビルにてヒラリー・スコット (Hil…

料理通信 2010年 06月号

最近オープンするパン屋さんが、「ブーランジュリー」ではなく「ベーカリー」を名乗るケースが増えています。この10年、日本のパン職人たちにとってのお手本はフランスであり、フランスに負けないバゲットやクロワッサンをやくことが目標でした。だから、パ…

オーディフレッド・ブルゴーニュ・ルージュ 2007

■■■リアルワインガイド87〜88点■■■ ビン詰め済み。生産量900本。キュートな赤黒果実香がしみじみと香る。液体はとても美しく、きれいに目が詰まり、味が比較的クッキリと、かつじんわりとついている。甘酸っぱく、ミネラリーで、とても良く出来たACブル。 …

パルメ・ブシェール・クレマン・ダルザス・ゼロ・ドサージュ

今やアルザスを代表するビオワイン「パルメ・ブシェール」。リッチでコストパフォーマンス抜群の逸品を生み出している生産者です。 自分達のワインの質は95%が畑での仕事で決まる、醸造所での過程は5%にも満たないと言う考えの持ち主で、除草剤や化学肥料…

モンキービジネス 2010 Spring vol.9 翻訳増量号

村上春樹×ダイヤー 岸本佐知子×レヴィーン 柴田元幸×オースター トウェイン 和田忠彦×タブッキ 山崎暁子×ラシュディ 佐川亜紀×李箱 小沼純一×ザリアーブ 栩木伸明、バラッドを訳す 福岡伸一、文学を語る 伊井直行、源氏鶏太を論じる (新連載) 高野文子 「謎…

実家へ(その3)

去年は一泊しかしなかったのだが、今年は二泊にした。最終日はのんびり。朝食は白いご飯とみそ汁に鮭と卵焼き。私の家での朝食はほぼ100%パンなので、ご飯の朝食は新鮮だった。 その後は、大リーグの試合を見ながらUno大会。親はなかなかルールを覚えてくれ…

ファブリス・ヴィゴー・ヴォーヌ・ロマネ 2006

■■■リアルワインガイド88+〜89+点■■■ 黒赤果実の澄んだきれいな香り。この香りだけでこのドメーヌの力量が分かると言う類のいい香りだ。これまた品良くとても美味しい。甘く、酸も適度にしっかりあって、澄み渡ったクッキリとした味わい。品の良いエレガント…

実家へ(その2)

去年は7時出発だったのだが、今年は更に早く6時半に出発した。8時過ぎに国営武蔵丘陵森林公園に着いたのだが、まだ駐車場が開いていない。開き待ちで10台くらいの車が並んでいたので、その後ろに我々も並んだ。待っている間に朝食を済ます。8時半頃には…

万力 デラウェア+ 2009

志村酒店にて購入。実家での二日目の夕飯の寿司にこれを合わせた。香りは甘めなのだが、味は辛口だ。液体は少し濁っている。辛口は辛口なんだけど、ちょっとボワンとした感じがするんだよな。シャルドネほどスッキリした感じではない。寿司に合うかどうかと…

実家へ(その1)

去年同様、娘と2人で私の実家へ(妻は留守番)。午前中はバドミントンの練習があったので、終わってシャワーを浴びて、昼飯を食べてから出掛けた。 湘南新宿ラインでもう少しで大宮というところで娘がゲボってしまい大変なことになったのだが、詳細は省略す…

ジャノボス・ブルゴーニュ・シャルドネ 2007

ムルソー村名に隣接する数箇所の畑から。主な畑は、Les Pellansレ・ペラン(シャルム直下・ピュリニーに隣接)。収量は40hl/haと非常に低く、密植度も高い。2007年は最良年の2005年に良く似ており、青リンゴ、ライム、白い花のアロマと共に、2007年の特徴で…