妻の誕生日ディナーは結局decoにした。根津美術館から歩いたから、結構疲れたし、結構濡れた。18時入店で奥のテーブルへ。
アラカルトかコースかで迷ったが、やはりコースの方がコストパフォーマンスがいいのでコースにした。5,800円のコースを2人前とアラカルトで1つだけ、どうしても気になった「deco風 どら焼き 〜フォアグラ、無花果のチャツネ、パンデピス〜」を注文。
ドリンクはグラスのシャンパンと、娘はオレンジジュース。突き出しに自家製ハム。
前菜その1は「雲丹とコンソメジュレ、新玉葱の冷製スープ」。これは美味しかったなあ。新玉葱のスープの自然の甘さがいいんだよなあ。このスープのタイミングで娘の前に「deco風 どら焼き」が来た。これがちっちゃかった。普通のどら焼きの大きさの少し小さい版くらいかと思ったら、もっとずっと小さかった。直径5センチくらいしかない。まあでも、もっと大きかったらあの値段では済まないからな。フォアグラがしょっぱくて、チャツネが甘くて、パンデピスがスパイシーで美味しかった。
ワインはグラスの白へ(妻は自重)。「ル・クロ・ドローム・ヴァランセ・ブラン2011」というワインにした。品種はソーヴィニヨン・ブラン。なんでも、ヴァランセはフランスで唯一チーズとワイン両方でAOCを名乗れるアペラシオンらしい。
前菜その2は「バルバリー鴨のパテ ド カンパーニュ プラムの赤ワイン煮を添えて」。こはぜの木の実も添えられていた。
前菜その3は「ホワイトアスパラと真鯖の軽いグリエ フランボワーズ酢の香り」。フレンチでしめ鯖というのが面白い。相変わらず、盛り付けも綺麗だ。
ワインはボトルの赤へ。ブルゴーニュのバックヴィンテージでコストパフォーマンスが良さそうなものというリクエストで3本持ってきてくれたものの中から、「ドメーヌ・フェヴレ・メルキュレ・プルミエ・クリュ・クロ・デュ・ロワ 1999」をチョイス。やはり、1990年、1996年、1999年というヴィンテージには弱い。でも、このワインは結構若々しかった。赤系果実の甘い香りがして、なかなか美味しかったね。
メインは「酵素豚と春野菜の”STAUB”ココット蒸し焼き」。わたし的にはちょっと肉が少ないかなという感じ。でも妻は既にお腹がいっぱいになっていたので、妻の分も少し食べてしまった。
デザートは「薔薇のブラマンジェ ライチのシャーベット」。妻の分にはチョコ文字で「Happy Birthday」。後ろのテーブルも誕生日だったようで、かぶってしまった。
満席だったので、料理が出てくるまでに時間が掛かったけど、娘用の取り皿等の面倒もきめ細かく見てもらえた。やっぱり、decoはいいね。
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