マティーニハウス(ディナー)

アゴラでの「いつ高」の前に娘と訪問。芝居が7時頃受付、7時半開演ということで、夕食をどうするかが微妙だった。始まる前では慌ただしいし、終わってからではちょっと遅い。当初は早い時間から開いている東大内のレストランに行く予定だったのだが、あいにくこの日は貸し切りになっていた。そこで思い付いたのが、3時から開いているマティーニハウス。もちろん、バカールの跡地で金山さんがやっているのは知っていた。バカールにはついに行けなかったが、マティーニハウスに行くことになった。
4時半入店で先客はカップルが2組。我々はカウンターの右端に座った。綺麗な見せ皿が置いてあり、カトラリーも凝っている。
この時間帯だからなのか、メニューはおつまみ系のものが多い。結局はそれらを網羅したコースを2人前頼んだ。飲み物は私がシャンパーニュで、娘が白ぶどうジュース。このジュースが勝沼醸造のもので、ボトルがワインのものにそっくりで驚いた。
最初に塩豆が出て、その後もシャンピニオン、牡蠣、ブルーチーズの蜂蜜がけなど、細かいものが続々と出て来る。
シャルキュトリー盛り合わせは、スペインとイタリアの生ハムとサラミ、それに馬のたてがみ。馬のたてがみは初めて食べたが、コリコリした独特の食感だった。
ワインはグラスで、アルザスの白(写真なし)。




それから、スープとブルスケッタ2種類。ワインは国産のロゼを2種類、半分ずつ注いでもらった。ドメーヌ・ポンコツの「jalopy(ジャロピー)」がなかなか面白かったね。



次はシンプルなオムレツ。若いシェフは東京會舘にもいたそうで、クラシックな料理は得意らしい。こういうオムレツを家で作るのはなかなか難しいんだよな。
次のワインは魚料理に合わせてサンセール。



魚料理は穴子アメリケーヌソース。小さなストウブの鍋に入っている。
次のキャビアが面白い。一番上は本物のキャビアだが、下はとんぶりなのだ。



メインは牛肉で、ワインはブルゴーニュ



肉のボリュームが抑えめだったのは締めがあったからだと判明。締めのカレーはサイズを選ぶことができ、娘も私も中サイズ。バターライスにひき肉のカレーで、結構スルスル食べられた。デザートはティラミスのスープのようなもの。コーヒーはコースに入っていなかったので、別に注文した。



金山さんは噂通りのエンターテイナーぶりで、初対面でも楽しく話ができた。今回のコースは色々なものがちょっとずつ食べられて、しかも味が濃いめなので、ワイン飲みには堪らない。ワインも料理にあったものを出してくれるし、まだまだいろんなワインがありそうだ。3時から開いているというのも、芝居が変な時間の時に重宝しそうだ。また行って、別のワインも飲んでみたいね。