絞首商會(夕木春央)★★☆☆☆ 12/17読了

大正の東京。
秘密結社「絞首商會」との関わりが囁かれる
血液学研究の大家・村山博士が刺殺された。
不可解な点は3つ。遺体が移動させられていたこと、
鞄の内側がべっとり血に濡れていたこと、そして、
遺族が解決を依頼したのが以前村山邸に盗みに入った元泥棒だったこと――。
頭脳明晰にして見目麗しく、厭世家の元泥棒・蓮野が見つけた
四人の容疑者の共通点は、“事件解決に熱心過ぎる”ことだった――。

『方舟』が各界から激賞されたミステリー作家、衝撃のデビュー作!

『方舟』『十戒』と読んで、デビュー作に戻ってみたが、私には合わなかった。元泥棒が探偵役というのは面白かったのだが、設定が大正時代ということもあり、読みにくくて仕方がなかった。苦労して読み終えたが、残念ながら、そこまでした甲斐はあまりなかった。