「画餅」第三回公演『モーニング』@下北沢 「劇」小劇場

『モーニング』は画餅として3回目の公演になります。1回目とも2回目ともまた全然違ったものになったと思います。俳優陣が変わるとこんなにも変わるのかと改めて思います。3つの短編作品というのは同じですがその構成も少しちがいます。それぞれ日常に潜んだ、潜みすぎた日常の朝をスケッチしています。こんな言い方が良いのかわからないですが、よろしくお願いします

作・演出
神谷圭介とチーム画餅

出演(50音順・敬称略)
青山祥子、上田遥、宇乃うめの、神谷圭介森一生

1月の「画餅」第二回公演『ホリディ』、2月のテアトロコントspecial コントライブ『夜衝2』、3月のひくねとコントサークル主宰「雪見だいふくの第一印象は固い」、そして今回4月の「画餅」第三回公演『モーニング』と4ヶ月連続の神谷圭介である。どんだけ好きなんだよって話だな。
前回公演では電子チケットに整理番号が付いてなかったりして入場がバタバタしていたが、今回はちゃんと電子チケットには整理番号が付いていて、それ以外のチケットは指定席になっていた。整理番号順に入場して、私よりも前の人たちはみんな前の方の座布団席に座っていたが、私は迷わずに一番うしろの席へ。以前に「劇」小劇場で観たときに、座布団席に座って後悔したので、今回は学習した。小屋が狭いので、一番うしろでも十分に見やすいし、後ろに寄りかかれるのでいいのだ。しかも通路の突き当りの最後列に座ったので、脚が組めるし、前に人はいないしで、絶好の席だった。
『ホリディ』の時に客入れ曲の「Yeah! めっちゃホリディ」がエンドレスで掛かっていて頭がおかしくなりそうだったのだが、今回はもうちょっと穏やかな知らない曲で、エンドレスでもあまり気にならなかった。
座組が違うので、別ものになっているのだが、神谷さんの脚本は相変わらず面白いし、俳優の活かし方が上手い。ただ、上田遥さんのあの感じはとてもいいのだが、別の演技も観てみたかった。あと、ゲバラの話は今までとはちょっと異質で、挑戦を感じたかな。ここまで立て続けだったから、次の公演まではちょっと空くのでしょう。いずれにせよ、次も楽しみだ。