ジャン マルク ミヨ サヴィニー レ ボーヌ 2008

ブルゴーニュにおいて今後10年間で注目すべき造り手の1つと評価されているドメーヌ。コート・ド・ニュイ南部ニュイ・サン・ジョルジュにドメーヌを構えるジャン・マルク・ミヨは、ピノ・ノワールの代名詞である「アロマと果実味」を強調した純粋で柔らかな味わいの魅惑的なワインを造る生産者です。ピノ・ノワールの真髄である可憐でエレガントなアロマは、まさに「香りの魔術師」と呼ぶに相応しく、ピノ・ノワールのファンに強くお薦めしたいワインです。現在、自社畑の総面積は8ヘクタール程で、ヴォーヌ・ロマネ村とフラジェ・エシェゾー村を中心に複数のグラン・クリュとプルミエ・クリュを所有しています。有機栽培に限りなく近いリュット・レゾネ方式で厳しい収量制限を行うことで凝縮感を出し、濃厚な舌触りと風味を湛えたよく熟した葡萄のみを手摘みで厳選して収穫します。葡萄の成分を抽出し過ぎず、ワイン本来のピュアな味わいを損なわぬよう、糖度や温度を毎日計測しながら醸造工程の全てに細心の注意を払っています。サヴィニー・レ・ボーヌに点在する3つの畑のピノブレンドさせて造る女性的なスタイルのワインです。ブラックチェリーと鉛筆の芯の香りを持つブーケが香ります。味わいは重厚でしっかりとしたストラクチャーがあり、ほのかに塩気の香る後味にいくばくかのタンニンが感じられます。

夕飯は、ローストビーフ、マッシュポテト、焼きそら豆。ちょっと頑張りましたよ。
ワインはあるあるBOXのうちの1本。2008年というだけあって、色合い、香りともに熟成感が感じられる。さすがに美味しかったな。