falo

妻と娘が妻の実家に遊びに行ったこの日、私は1人で日本橋へ。誠品生活を見たり、三越のイタリア展でパンとチーズを買ったりしてブラブラしたあとに代官山のfaloへ。15:30の入店で一番乗り。先日、falo+では会えなかった塚本さんにこちらで会えた。
突き出しはグリーンピースとそら豆のクロスティーニ。スパークリングではなく、生ビールを小さいグラスで出してもらった。そこからは例によって、ワインは猪又さんにお任せで。

次は、稚鮎と天然の山菜のフリットのハーフ。チーズ衣のフリットは衣が厚いのだが、これは衣は極薄。山菜と稚鮎の苦みが美味い。合わせてくれたワインがスロヴェニアのアンジェのヨーゼフというワイン。当主であるアンジェ・イヴァンチッチはヨスコ・グラヴネルのもとで修行していたらしい。このワインのことは知らなかった。フリットの苦みによく合っていて美味しかった。次がカンティーナ・ジャルディーノの「ビ シ ウィ」。シードルのようなワインのようなビールで、これは面白かった。次がリヴィオ・ニコリーニのマルヴァジアのバックヴィンテージで2014年。最後の一杯を取っておいてくれたようだ。すごくまろやかでふくよかになっていて、抜群に美味しかった。


次が、北海道ジェットファームグリーンアスパラガスの一番美味しい食べ方のハーフ。ずいぶん通っているが、実はこれを食べるのは初めて。大体味の想像は付くなと思ってスルーしていたのだが、実際に食べてみたら、想像の3倍くらい美味しかった。そもそもスーパーで売っているアスパラとは全く違うし、それを炭火の高温で短時間で焼いているので旨味が逃げない。更にそこに半熟の目玉焼きとパンチェッタとサルサヴェルデ。これを崩して混ぜて食べると悶絶級の美味さ。これを読んでいる人がどれだけいるか知らないけど、これは絶対食べたほうがいいね。


次は、じゃがいものコロッケ イカスミソース。これも好きでよく食べてる。

次が、桜エビと新玉ねぎの薄焼きピザ。これは新メニューで初めて食べた。もちろん美味しかったが、タルトフランベということであれば、やはりコテ・フーのそれには敵わない。生地がもうちょっと薄いほうが個人的には好みだな。
アルザスのワインをわざわざ開けてくれたのは嬉しかった。


パスタは、燻製したブリと春野菜のクリームパスタ。これも初めて食べた。シンプルと言えばシンプルだが、春野菜の瑞々しさとクリームのまろやかさ、それに燻製したブリの塩味が相まってとても美味しかった。ケイパーもいいアクセントになっている。

ドルチェは、これも新メニューの罪悪感少なめのドーナツ。どのへんが罪悪感少なめなのかよく分からなかったが、これも美味しかった。ドルチェでは、今度はチーズケーキにチャレンジしたいと樫村さんが言っていた。チーズケーキ好きなんで、楽しみに待ちたい。

休日の昼飲みを堪能しました。塚本さんには「よく食べますね」と驚かれたが、何だかんだで結構食べちゃうんだよな。美味しい料理と美味しいワイン、最高でした。