falo(ディナー)

今年初のfalo。石原さんが移ってきていたので、すごく懐かしい感じがした。まん防が出たからか、席間は前よりもゆったりめになっていた。フランチャコルタを飲みながらメニューを考える。

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メインの肉にあまり変化がないので、肉なしにして今まで食べたことがないものを頼むことにした。最初は「ねっとりあん肝のクロスティー」。料理が来る前に一杯もらって、料理が来てからはヴェッキオサンペーリ。これがなるほどな組み合わせ。フォアグラにソーテルヌを合わせるのと同じ感覚で実によく合う。しかも、1984年ものも出してもらって飲み比べ。この1984年ものが、通常のものよりも香り豊かで、味わいがまろやかで実に美味しかった。お値段もかなりしたようだが。。。

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次の料理が「アンディーブとりんご ゴルゴンゾーラのサラダ」。これに合わせるべく、すっきり系の白が供されたが、りんごの酸味にすっきり系を合わせてもあまり面白くない。というわけで、もう2杯合わせてもらった。2杯目のは割と合っていたが、KLINECはタンニンが合ったのでこの料理にはイマイチ。faloと言えば、水ナスと桃のサラダが好きだが、このサラダもそれに匹敵するくらい美味しかった。

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次の料理が来る前に出してくれたのがイタリアはイスキア島のカーサ ダンブラ。品種はビアンコレッラ。上田さんの前職での同僚がイスキア島の出身らしい。こういう土着品種のワインがイタリアワインの魅力だよな。
というわけで、料理は「鱈のチーズ衣フリットと白菜のクリーム煮」。フリットもクリーム煮も食べられる一石二鳥的な料理。優しい味で、冬場にはもってこいだね。

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赤が一杯出てから、メインの「寒サワラとカブの炭火焼き サルサヴェルデ」。サワラが分厚くて食べごたえ十分。炭火で焼いた焦げがいい感じなんだよな。この焦げがあるので、魚だけど赤の方が合う。

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白が一杯出てから、パスタは「アマルフィーのもちもちパスタ 燻製かますと菜の花のオイルソース」。美味しかったんだけど、具と麺の絡みがもうひとつだった気がする。

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ドルチェはプリン。ドルチェワインはプリンよりも甘かった。

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最後はエスプレッソ。料理はどれも美味しかった。ただ、毎度思うが、お手頃価格の肉料理が増えればなと思う。
もちろんワインも美味しかった。今後、新店舗もできるそうなので、そちらも楽しみだな。