出会いがあれば別れもある。ソムリエールの鶴間さんが9月28日でfaloを卒業するということで、私が鶴間さんにfaloでワインを注いでもらうのはこの日が最後になる。16:30の入店で、先客も結構多かった。
突き出しは海老のピュレとレンコン。海老のピュレが美味しかった。
最初は、自家製いくらとお豆腐のバターのクロスティーニ。通常は2つだが、1つにしてもらった。これはスタートにはぴったり。早速ヴォドピーヴェッツも出してくれた。
次は、炭火で香りをつけた秋刀魚のカルパッチョと焼きナス。みょうががどっさりなのは良かったのだが、秋刀魚をもうちょっと入れてほしかったかな。
次は、秋鮭と舞茸のチーズ衣フリットと銀杏。これも量を少なめにしてもらった。faloのフリットは本当に美味しいので、行けば必ずと言っていいほどフリットを頼む。秋鮭もさることながら、舞茸が抜群に美味かった。
メインは、岐阜県産 鹿と万願寺唐辛子の炭火焼き 山椒のソース。これを食べたいがために、他のメニューを少なめにしてもらっていたのだ。付け合せは万願寺唐辛子の他にイチジクとオカヒジキ。赤身肉なので結構さっぱり食べることができた。山椒のソースも美味しかったね。飲みたかったアイアヴェッキアも頂けたし、グラヴネルも頂けた。トリンケーロのロッソ・ラシーヌはダブルマグナムという特大ボトルだった。
パスタは迷った末にカルボナーラ(ハーフ)。相変わらず美味しい。
ドルチェはティラミス。食後酒も美味しかった。
鶴間さんに最初に会ったのは2018年の11月。以来、3年弱、鶴間さんには何百杯ものワインを注いでもらった。もちろん、すべてのワインを覚えているわけではないけど、どの1杯も楽しんで飲んだのは間違いない。あれだけ多くのワインを飲ませてくれた鶴間さんには感謝しかない。今後は上田さんがどんなワインを注いでくれるのかを楽しみにしたい。