このお店は今話題(?)のサカエヤの熟成肉を食べさせてくれる。実は元々滋賀のセジールへ食べに行こうかと思っていたのだが、ちょっと遠いので断念していたところ、京都でも食べられるお店があることを知ったのだ。メインでお肉を食べることを確認すると、お店の人が肉の塊を持ってきてくれる(リブロースとイチボとランプ)。注文は200gからで、2種類注文する場合は150gからとなる。ちょっと考えて、熟成のイチボを200g注文した。ドリンクの最初は本日の泡ワイン。オーストリアのマインクラング。
お肉の前は前菜盛り合わせとパンだけにして、お肉の後にパスタを頼む作戦にした。前菜盛り合わせは色々な野菜のピクルスが美味しかった。次のワインはヒトミワイナリーのキレキレ。
パンはとりあえず2人分注文。カウンター内の厨房に男性が1人いて、サービスの女性が1人。おそらくご夫婦なのでしょう。そのソムリエールがボトルで数種類のワインを持ってきてくれるので、そこから選んでグラスで注文する。次はミカというポルトガルのワイン。最初の2杯は酸味が強かったが、このワインはちょっと甘みもあった気がする。
メインのお肉が登場。絶妙の焼き色。付け合せのジャガイモも含めて抜群に美味しかった。ワインは妻が熊本のキュベ玉名、私がロワールのラ・ミュールというガメイ。基本イタリアンのお店だと思うのでイタリアワインが多いのかと思っていたら、かなり多国籍だった。嬉しい誤算。
パスタその1は発酵バターと羊チーズのパスタ。白トリュフのスプレーも付けてくれて、途中でこれをシュッとやると味の変化が楽しめる。ワインはスロヴェニアのムレチニックのANA。
パスタその2はボロネーゼ。思い描いていたボロネーゼとはちょっと違っていたが、これはこれで美味しい。ワインはトスカーナのラ・メルカレッチャ クオール・ディ・レオーネ。
ドルチェは、アダルトなティラミスと生チョコガトーショコラ。今まで素朴な感じの料理と盛り付けだったのだが、ドルチェは急にスタイリッシュになった。
最後はコーヒーでフィニッシュ。料理も美味しいし、ワインも色々な国のが飲めて大満足でした。ただ、本当は肉を2種類食べたかったなあ。