大好きな町に用がある(角田光代)★★★☆☆ 5/12読了

24歳の私ははじめて自分の脚と頭を使って旅をしていた。電気のないその島は当時の私にとってとくべつな天国みたいだった。帰ってきてもその天国感はまったく薄れず、この25年のあいだ、ずーっととくべつな天国として、私の内にある。―「緑と旅と人生の仕組み」より。珠玉のエッセイ集。

中ほどまでは結構面白かったんだけど、それ以降繰り返しが多くなってきて、単調になっちゃったのが残念。