アヘン王国脱出から、角田光代、井原美紀、内澤旬子、船戸与一、大槻ケンヂとの対談、辺境の視線で読む書評と、辺境作家・高野秀行の魅力をすべて詰め込んだ一冊。
本書は、辺境エッセイ、辺境対談、辺境ブックガイドの３部からなっている。まあ、要は色々な媒体に発表した文章の寄せ集めである。今まであまり雑誌に文章を書いてこなかったらしいので、このような本は高野秀行にとっては珍しいらしい。
バラエティに富んでいて、どこを読んでも面白いのだが、中でも大槻ケンヂとの対談が最高に笑える。いいなあ、マンセー・ムーノー人間ってネーミングｗ。
| 辺境の旅はゾウにかぎる | |
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