小日向でお茶を(中島京子)★★★☆☆ 10/3読了

人気直木賞作家 中島京子初・グルメ、旅、自身の身の回りや体調の変化などについて、ユーモラスに語ったエッセイ集。
雑誌「ゆうゆう」に5年にわたり、2018年から連載された「羊のところへはもどれない」に加筆し、時系列に1冊にまとめた。

今年発売されたエッセイ本を読むと、時期的にコロナ禍を書いたものが多くなる。本書もコロナ前からコロナ禍の期間になっている。突然の休校宣言、アベノマスク、東京オリンピック無観客、自粛警察などなど、今思うに本当になんだったんだろうか。それはさておき、著者は私の3歳上なので、これからの私を見るようでもある。ただ、ローラーやボールなどで身体をケアするよりも、歩けばいいと思うんだけどね。