三遊亭兼好:のめる
三遊亭しゅりけん:小粒
三遊亭兼好:粗忽の使者仲入り
2時5分くらいに入場。モギリの人に「最初は前座さんですよね」と訊いたら、なんと今日は最初が師匠で次に前座さんなんですよと言われてしまった。ただ、まだマクラだから入っちゃって下さいということで、周りの席の人には迷惑を掛けて申し訳なかったが、遅れて着席。
最初は「のめる」。この噺は初めて聴いた。友人2人がお互いの口癖を言わせて罰金をせしめようという話で、オチがどうなるかは初めて聴く噺でも分かる。ただ、途中が面白いんだよな。田舎のおじさんがおばさん100人送ってきて、おばさん100人物置に乗るかな、なんてあたりは爆笑してしまった。
前座を挟んで「粗忽の使者」。兼好が粗忽者をやると抜群に面白いね。
仲入りを挟んで、だるま食堂。私は初めてだったが、後ろの席のおばさんたちは知っていたようで、やたらにノリノリだった。
最後は「明烏」。上手かったし面白かったんだけど、個人的にはこの噺にそれほど面白味を感じないんだよな。オチもあんまり感心しないし。
分かってはいたが、三遊亭兼好はやはり面白かった。ただ、15:45に終わってしまったので、16:00過ぎるくらいもっとたっぷりやって欲しかったなあ。終わったあと見送りに出てきてくれたのは嬉しかったけど。