ようやく

映画「Shall we ダンス?」などで知られる周防正行監督(49)=写真=が、同作以来約10年ぶりにメガホンを執ることが18日、分かった。裁判をテーマにした映画「それでもボクはやってない(仮題)」で、主演には俳優の加瀬亮(31)を抜擢。国民が重大事件の裁判に参加する裁判員制度が平成21年までに実施されることもあり、まさにタイムリーな映画になりそうだ。東宝系で来年公開予定。

映画好きの会社の先輩と昼飯を食べながら、「周防監督は一体いつになったら新作を撮るのか」とこれまで何度話し合っただろう。そして今日の昼、とんかつ屋でその先輩から周防監督がやっと新作を撮ると聞かされた。
裁判をテーマにした映画というのは予想外だった(じゃあ何だったら予想内なんだと訊かれると困るけど)。どっちかっていうと単館系の題材じゃないかな。でも周防監督だから大きい劇場での全国展開になるだろう。そういうのに見合う内容になるんだろうか。
「僕が興味を持ったことを撮るという点では、出発点は同じ。社会派は社会派ですけど、僕が撮る映画ですから」と周防監督は言っているらしい。期待して公開を待ちましょう。