メインテーマは殺人(アンソニー・ホロヴィッツ)★★★☆☆ 12/3読了

自らの葬儀の手配をしたまさにその日、資産家の老婦人は絞殺された。彼女は、自分が殺されると知っていたのか?作家のわたし、ホロヴィッツはドラマの脚本執筆で知りあった元刑事ホーソーンから、この奇妙な事件を捜査する自分を本にしないかと誘われる…。自らをワトスン役に配した、謎解きの魅力全開の犯人当てミステリ!7冠制覇の『カササギ殺人事件』に並ぶ傑作!

著者自らがワトソン役ということで、虚実混在となった描写は面白かったのだが、『カササギ殺人事件』には遠く及ばなかった。ラストにどんでん返しがあるのかと思ったら、特になかったしね。