ねみみにみみず(東江一紀 越前敏弥編)★★★☆☆ 8/20読了

翻訳家の日常、翻訳の裏側。迫りくる締切地獄で七転八倒しながらも、言葉とパチンコと競馬に真摯に向き合い、200冊を超える訳書を生んだ翻訳の巨人。知られざる生態と翻訳哲学が明かされる、おもしろうてやがていとしきエッセイ集。

EQに掲載されたものもあったので読んでいるはずなのだが、さすがに覚えていなかった。こんなに駄洒落まみれの文章を書く人だったんだね。先日読んだドン・ウィンズロウの『ダ・フォース』は東江さんが亡くなってしまったので、田口さんの翻訳になっていた。亡くなってしまったのはとても残念だが、あんなに仕事を抱え込んでしまったら、身体壊すだろうなあとも思う。

ねみみにみみず
ねみみにみみず東江 一紀 越前 敏弥

作品社 2018-04-21
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