墨のゆらめき(三浦しをん)★★★☆☆ 9/22読了

本作は新潮社(書籍)とAmazonオーディブル(朗読)の共同企画で、全篇の朗読が先行して配信された後、書籍が刊行される、というものです。
数多くの作品が映画化、アニメ化、舞台化されている三浦しをんさんがこの共同企画のために書下ろした長篇小説となります。
2022年11月、朗読の配信がスタートすると、文芸、人文、自己啓発などのオーディブルのオールジャンルでランキング1位を獲得、「笑って泣いた」「心が共鳴した」「最高!」「小説をあまり読まない自分でも引き込まれた」「映像化希望」と早くも大好評、感動の声があがっています。
本作は「バディもの」であり、「文字に魅せられる者」、「才能を有する者の葛藤」などが描かれ、三浦しをんさんの真骨頂にして王道、新たな傑作の誕生です。

どういう話かよく分からずに読んだのだが、素直に面白かった。捻りが足りない気もするが、ケレン味がないところがらしくていいのかもしれない。ほのかにBL臭が漂ってくるのも著者ならではかな。