小箱(小川洋子)★★★☆☆ 11/22読了

小箱の番人、歌でしか会話ができないバリトンさん、息子を失った従姉、遺髪で竪琴の弦をつくる元美容師…「おくりびと」たちは、孤独のさらに奥深くで冥福を祈っている。『ことり』以来7年ぶりの書下ろし長編小説。

まさに小川洋子的世界。誰かにどんどん翻訳してもらって、日本語圏以外の人たちにも広く読んでもらいたい。