本屋で待つ(佐藤友則・島田潤一郎)★★★☆☆ 9/2読了

町の人たちがなんでも相談にくる広島の山間の本屋「ウィー東城店」。地域の小売店の可能性と、そこで成長する若者たちの姿を描く。

広島の本屋「ウィー東城店」の佐藤友則さんの話を夏葉社の島田潤一郎さんがまとめたもの。赤字だった本屋を立て直そうとする佐藤さんが実に前向きで、読んでいて元気をもらえるんだけど、普通なかなかあそこまで仕事に対してポジティブになれないんじゃないかなあ。装画・挿絵も味があっていいし、何より面白くて一気に読んでしまった。