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劇団から松井周の一人ユニットへと「変態」したサンプル、再始動 現代の「家族」「死」のあり方を問う現代版“楢山節考” 現代〜近未来版楢山節考。 生演奏により、語られていく物語。 閉ざされた地域に暮らす一つの家族。貧困家庭の六十五歳を過ぎた人間は、…
笑顔の人とすれ違う。 悩みとかないんだろうね。 と、思われた人が通り過ぎてから呟いた。 「今の人、幸せそうで羨ましいよ」 古い雑居ビルは配管が古くて水回りの調子が悪い。 隣合わせに入居している2つの会社。 互いのことは詳しく知らない。 印象だけで…
歌舞伎十八番の一つである『勧進帳』は、上演頻度の高さからもその人気が伺える、歌舞伎の代名詞的演目です。 木ノ下歌舞伎では2010年に杉原邦生[KUNIO]の演出・美術で初演した後、満を持して2016年に完全リクリエーション版として再上演。監修・補綴の木…
城山羊の会が初進出!わっしょいハウスは2回目の登場、2018年2月テアトロコント! 出演=(演 劇)城山羊の会、わっしょいハウス(両日) (コント)犬の心、ラバーガール(23日)、ラブレターズ、やさしいズ(24日) ◆4ユニット交代で30分ずつ上演ののち、…
どこで生きていたい?ビターテイストな作品を岩井秀人・古舘寛治で劇団初演!「ひきこもり」だった過去を持つ森田登美男(とみお)(岩井秀人)は、現在、外に出るきっかけを作った黒木香織(チャン・リーメイ)の「出張お姉さん」のアシスタントをしている。…
「今はむかし、二〇〇三年三月の、イラク戦争が開戦した頃の東京を舞台にした芝居です。このひとむかし前の戯曲を新しい仕方で、若い(かつ力強い)七人の役者によって上演します。テキストも案外と大幅に書き換えて。二〇一七年十二月の日本で『三月の5日間…
「別れ話」についての話です。「音楽には2種類しかない。いい音楽と悪い音楽だ」と言ったのは、確かデューク・エリントンだったでしょうか。 私は以前からこう感じているのです。人間には2種類いる。簡単に別れられる人間と、とても苦労して別れる人間と。…
共通の知り合いである通訳者の鈴木なお氏の提案から、いち劇団同士がお互いに興味を持ち対話を重ね、資金繰りから広報活動までのすべてを自発的に行う、インディペンデントなコラボレーションです。 創作過程はTNSの方法にのっとり、範宙遊泳がシンガポール…
画家とかアートとかってちょっと凄いよな、って興味はずっとありまして、でも 下手に近づくと地獄の釜が開くぞ、っていう畏れもあったので、書店の「アート」の棚の前を行ったり来たりしながら様子を伺ってたんですが、そんな僕に気さくに話しかけてくれた背…
Team A「脱獄ガーデンよりIを込めて」作:古山憲太郎 出演:古山憲太郎 西條義将 Team B「魔女の夜」作:蓬莱竜太 出演:生越千晴 / 笠井里美(客演) Team C 「蝶のやうな私の郷愁」 作:松田正隆 出演:小椋毅 / 鄭亜美(客演) 日程:2017年11月7日[火]〜…
木ノ下歌舞伎の旗揚げ10周年企画として、約2年にわたって5公演6演目を上演してきた「木ノ下“大”歌舞伎」。その最終公演は、近松門左衛門の最高傑作と評される『心中天の網島―2017リクリエーション版―』の全国5都市ツアー。2015年に初演した同作が、ロームシ…
オペラより華麗!コンサートよりドラマティック! 世界中で絶賛の嵐!アマデウスLIVEついに日本上陸! スクリーンに蘇る不朽の名画と迫力の生演奏!迫真のストーリー!圧巻の映像! そして、生演奏ならではの究極の感動体験!! アカデミー賞8部門受賞!史上…
父と娘。サヨナラの予行練習のような東京小旅行 2017年春公開された映画「スプリング、ハズ、カム」の舞台化。娘の東京でのひとり暮らしの部屋探し。 それは父を、娘を、そして亡き母を知る おかしくて、せつない小さな旅。 主演は映画に続き舞台初主演の柳…
同じ時間、二つの場所で紡がれる物語。隣にいても遠い「距離」から見わたす未来 星の一生と少女の一生を重ねた音楽劇『わが星』など、個的かつ普遍的な人生の時間を劇場空間に立ち上げる劇作・演出家、柴幸男(ままごと)。東日本大震災の発生当時、東北から…
同じ時間、二つの場所で紡がれる物語。隣にいても遠い「距離」から見わたす未来 星の一生と少女の一生を重ねた音楽劇『わが星』など、個的かつ普遍的な人生の時間を劇場空間に立ち上げる劇作・演出家、柴幸男(ままごと)。東日本大震災の発生当時、東北から…
車は走る。誰かの思い出が音楽になって、車の中にぎゅわーって広がっていく。窓を開ける。音は車の外へとこぼれていって景色に形を変える。二次元の夜景、形見だらけのハードオフ、スズナリに閉じこめられた下北沢と雨を降らせるミラーボール、ディスクジョ…
プロデュース/深井順子 作・演出・音楽/糸井幸之介 [CAST] 深井順子 日郄啓介 キムユス 岡本陽介 浅川千絵 (以上、FUKAIPRODUCE羽衣) 幸田尚子 石川朝日 飯田一期 東京公演 2017年8月18日(金)〜9月5日(火) こまばアゴラ劇場 まさに「妙ージカル」と…
いっつもは僕の人生の周辺に起きたことを陰湿に描いておりますハイバイですが、今回は番外編のような感じで、今までに書いた3〜40分ほどの中編を並べてみます。 いまのところ、お正月に上演した「ゴッチン娘」「大衆演劇のニセモノ」 「RPG 演劇のニセモノ」…
ちょうどボブディランがノーベル文学賞を受賞する頃、とある住宅街を目的もなく散歩していた時、どこかの家の換気扇の排気口から漂う晩御飯の匂いに触発されてこの演劇を着想した。それは嗅覚を次の四ツ辻まで奪い去るような筑前煮の甘辛い匂いだった。べつ…
舞台版「スクリューボールコメディ」として好評を博した『鎌塚氏、放り投げる』『鎌塚氏、すくい上げる』『鎌塚氏、振り下ろす』に続くシリーズ第4弾。今度は殺人事件が!?名探偵ポワロよろしく、鎌塚氏が事件に挑む! 作・演出:倉持 裕 出演:三宅弘城、…
東京都内某所の雨が続く工事現場に、折り悪く遺跡が発見される。 遅々として進まない工事。 工事現場の人々、発掘の学生達、ゼネコン社員や文化庁の職員など、 様々な人間達がだらだらと集まる飯場に、ユーモラスな会話が、いつ果てるともなく繰り広げられる…
あらすじ 「モツ宇宙(コスモ)」という腸の宇宙を世界の始まりと考えるコスモオルガン協会の信者達による、教祖ピグマリオが生まれて死んで復活するまでの宗教劇。 と同時に、放浪し、虐げられる信者達の生活を描く。 彼らの行き着く先に「救い」はあるのか?…
2007年9月に設立したマームとジプシーが今年で10周年を迎えます。記念すべき年のオープニングを飾る本作は、2016年に新しく新宿にオープンした劇場・LUMINE0で上演致します。今まで、マームとジプシー/藤田貴大は、意識的にあらゆるジャンルの作家を巻き込…
近未来の架空の戦時下、 どこにも行き場のない捕虜たちの おそろしいほどに退屈な日々 近未来の架空の戦時下、南方の島に囚われた日本人兵士たち。 舞台上では、時代も、敵も、特定されてはいない。戦争はいつ終わるとも知れず、捕虜たちは、日本に帰国する…
ある薬の普及で100歳間近になっても若いままの人々。 服用の度合いによって老け方が違うらしい。 しかし共通しているのは、今年中に全員死ななければいけないということだった。 皆は集まり、懐かしいエピソードで盛り上がる。 ただ、未来のことだけは語れな…
アニメーション監督・新海誠の最新作「君の名は。」は、昨年夏に公開され大ヒットを記録、興行収入も200億円を突破しました。“美しく壮大な世界ですれちがう男女の物語”を、完成度の高い映像に結晶させ、登場人物やその世界を鮮やかに描き出す新海氏の作品は…
いま自販機でスプライトを買ってる亜子ちゃんは、安田先生に恋していなかったらしい。 いま音楽室でピアノを弾いてるモリナガくんは、ほんとは柔道がしたいらしい。 いま下駄箱で手紙を拾った達也は、明日には月に帰るらしい。 いつだってあたしたち、ホント…
倉持裕 新作のモチーフは江戸川乱歩の短編小説! 個性が光る俳優陣が集結し、倉持×乱歩の迷宮世界を舞台に立ち上げる! 大劇場から小劇場まで、演劇界で縦横無尽に活躍する倉持裕の新作『お勢登場』が、2017年2月、シアタートラムに登場します。大正〜昭和に…
サチエは朝7時に起きる。 それからコーヒーを淹れて朝食を作る。 夫が8時に出勤をする。 洗濯をして、掃除機をかけて、天気がよければ布団を干す。 暇になってもテレビは点けない。 ワイドショーや昼ドラは所帯染みる気がしていやだ。 だから2LDKの自宅は、…
実力派・個性派の俳優陣が挑む、 今最もタイムリーで危険な疾走感溢れる喜劇! ― 人気報道番組の放送開始まであと数時間。 ある”懸念”をきっかけに現場は対応に追われ始める。 決定権を握るのは……空気? 作・演出:永井 愛 出演:田中哲司、若村麻由美、江口…